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WNO《ルクレツィア・ボルジア》のオーディオ・トレーラー☆ビデオクリップ [ルクレツィア・ボルジア]

ワシントン・ナショナル・オペラのサイトにドレスリハーサルのビデオクリップが掲載されました。グリゴーロは金髪のツンツン髪です。ルクレツィアが居眠りをしているジェンナーロに心を動かされる場面とジェンナーロが、自分の身の上話をはじめる"Di pescatore ignobile..."のはじめの部分と最後の毒酒を飲んだとも知らずに陽気に歌うオルシーニ....ライモンディ登場場面がないのが残念ですが、素晴しい公演になりそう...(10.31追記)

ドニゼッティ作曲《ルクレツィア・ボルジア》新演出 2008年11月1, 5, 7, 9, 11, 15, 17日 全7公演


指揮:プラシド・ドミンゴ
演出・舞台美術・衣裳:ジョン・パスコー
衣裳補:ティム・バロー
照明:ジェフ・ブルッカーホフ

キャスト:
ルクレツィア・ボルジア:ルネ・フレミング(1,5,9,11)
           :ソンドラ・ラドヴァノフスキー
ジェンナーロ:ヴィットリオ・グリゴーロ
アルフォンソ公:ルッジェーロ・ライモンディ
マッフィオ・オルシーニ:ケイト・オルドリッチ Kate Aldrich
ルスティンゲッロ: インシ・チャン Yingxi Zhang
キャスト詳細:ワシントン・ナショナル・オペラ

★オペラ劇場:ケネディーセンター
♪音声ファイル:オーディオ・トレーラー →
一種独特で面白い....

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ネットからダウンロードしたオペラビデオの再生(マックユーザー) [パソコン/ネット/YouTube/mp3,mov]

※29日午後にWNOの《ルクレツィア・ボルジア》のドレスリハーサルが行われました。素晴しい公演になるだろう...という報告がありました。歌手の皆さん全員ちゃんと出演のようです。

最近、私のパソコンに導入した便利なビデオ再生用ソフト。
★VLCメディアプレイヤー:vcl.jpg
アップル・マックOS標準の"QuickTime"で、なぜか再生できないものを再生してくれる便利なソフト。先日も 普通は開けるはずのavi形式のビデオが開けませんでした。ウィンドウズでもダメでしたが、これで見事に再生できました。参考までにウィンドウズには、ffdshowをインストールするといいようです。

★iSquint:isquit.jpg
Youtubeの動画形式"FLV"をパソコンやiPodで見られるように変換してくれるソフト。Youtubeにアップされている画像をiPodに入れて楽しめます。

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タグ:ビデオ再生
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訃報:ジャンニ・ライモンディ(Gianni Raimondi 1923.4.17- 〜2008.10.21 )★☆MP3 [訃報]



Gioconda"Cielo e mar"(1971)
 テノールのジャンニ・ライモンディが、10月21日に亡くなりました。1947年、ボローニャ郊外のブードリオ(Budrio)で《リゴレット》のマントヴァ公爵を歌ってデビュー、ミラノ・スカラ座をメインに活躍、1979年に舞台から引退、その後、後進の指導にあたっていました。享年85歳、ご冥福をお祈りします。

 オペラ好きなら誰でも知っているのは、1967年、ミラノ・スカラ座で収録したカラヤン指揮の《ボエーム》、ゼッフィレッリ演出の「正統的ボエーム」として映像の定番となっています。

♪音声ファイル:
1971年ローマ歌劇場の《ジョコンダ》のエツィオのアリア「空と海」。(録音レベルが低いようですので、shiftを押しながら左のマイクマークをクリックして音量を上げて聞いてください)

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ワシントン・ナショナル・オペラ新演出《ルクレツィア・ボルジア》チーム集合! [ルクレツィア・ボルジア]

 そろそろ、ヴィットリオ・グリゴーロのHPに、「元気にリハーサルに励んでます...」というメッセージが出るかな、と思っていましたが、嬉しいことに写真が出ました。こういうまめなサービスは、ポップス活動のたまものなのか、若い世代のオペラ歌手は、こんなものなのか、よくわかりませんが、人気オペラ歌手の場合は、大手レーベルさんに「おまかせ」みたいなサイトが多いようで、まめな報告はないのが普通かもしれません。
 WNO《ルクレツィア・ボルジア》チームの写真、若いグリゴーロを囲んで、左から、ルッジェーロ・ライモンディ、演出のジョン・パスコ、ルネ・フレミング、指揮のドミンゴです。ライモンディ、ちゃんと出演するようで、とりあえず一安心。あとは、皆さん風邪など引かないようにお願いしたいものです。
 グリゴーロ別館には、指揮者のドミンゴと楽曲分析のお勉強中の写真も載せました。

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インターネットでオペラ:コヴェントガーデンとメトもストリーミング配信 [パソコン/ネット/YouTube/mp3,mov]

 ヴィットリオ・グリゴーロは、9月30日《チューリヒ中央駅の椿姫》出演中のスイステレビのインタビューで、「山がマホメットのところに来ないなら、マホメットが山へいくしかない」と語った。オペラは今まさしくメディアに乗っている。劇場から出て、スクリーンとオンライン(=インターネット)へと向かっている。(マイク・アシュマンのウェブキャスト・レビューより)

 グリゴーロに注目していたお蔭で、テレビでの生中継を楽しんだスイス、ドイツ、フランスの人たちと同様に、私も《チューリヒ中央駅の椿姫》の生中継をインターネットで体験することができました。そして、このようなオペラの新しい画期的企画ではなく、従来の劇場での公演のネット配信も徐々にはじまっています。アシュマン氏が言っているように「こういった創造的なイベントに続いて、オペラカンパニーは衛星をつかった同時放送とウェブ上でのライブ配信を利用し始めた。」ということです。ロンドンのコヴェントガーデン(無料)、続いてNYメト(有料)でも配信がはじまります。映画館に行くのも面倒という者にとっては、とても楽しみなサービスです。
 ROHについては、『ROH「ドン・ジョヴァンニ」:オンデマンドのストリーミングで見てみましょう』に、メトについては、こちらの『いよいよ Met PLAYER  登場!』に詳しいレポートがあります。

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ワシントン・ナショナル・オペラ新演出《ルクレツィア・ボルジア》11月1日〜★2幕1場について☆MP3 [ルクレツィア・ボルジア]

注)2幕冒頭のシーン(テノールのアリア)は、追加されたもので、ないのが標準ということが分かりましたので、本文も訂正、追記しました。(10.19追記)

 前記事の続きです。ワシントン・ナショナル・オペラ(WNO)は、ちょっと前までは、「ワシントン・オペラ」と呼ばれていました。『旧ワシントンオペラは、国立オペラカンパニーとして、 2000年に議会の指定を受け』、 2004年にワシントン・ナショナル・オペラと改名したということです。ケネディーセンター内に劇場があり、プラシド・ドミンゴが1996年から芸術監督、2003年から総裁に就任、今のところ、任期は2010/2011シーズンまでだそうです。ドミンゴのお蔭で、アメリカの一地方歌劇場から、世界に知られる歌劇場になったということです。
 右の写真は、2007年開幕公演《ボエーム》にロドルフォ役で出演したヴィトリオ・グリゴーロのケネディーセンターでのサイン会の模様です。

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ワシントン・ナショナル・オペラ新演出《ルクレツィア・ボルジア》11月1日〜:1幕★MP3 [ルクレツィア・ボルジア]

 前記事の続き。R.ライモンディは、2000年10月にワシントン・ナショナル・オペラでファジョーニ演出の《ドン・キショット》を上演しています。また、ヴィットリオ.グリゴーロは、昨年の開幕公演の《ボエーム》に出演、「キュートなロドルフォで、歌も素晴しかった...」と好評でした。当初ジェンナーロに決まっていたフィリアノーティがミラノ・スカラ座の《ドン・カルロ》に出演するためにキャンセルしたので、お鉢がまわってきましたが、グリゴーロ自身も、すでに発表になっていたジュネーヴ大劇場の《ホフマン物語》をキャンセルして引き受けています。ライモンディもグリゴーロもドミンゴ繋がりでの出演ということでしょう。
 この公演の紹介記事に"Hot young heartthrob tenor Vittorio Grigolo "というのがありました。なんて訳すといいんでしょうね。"heartthrob"は、心臓バクバクドキドキものの「ほれぼれするいい男」というような意味だそうですが....."hot"もついてますし....
 ライモンディは"legendary bass Ruggero Raimondi"と書いたのがありました。そうですよね、67才ですものね。

前記事のプロローグに続いて第1幕からジェンナーロの歌を抜粋。

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ワシントン・ナショナル・オペラ新演出《ルクレツィア・ボルジア》11月1日〜:プロローグ★MP3 [ルクレツィア・ボルジア]

 11月1日からの《ルクレツィア・ボルジア》は、ルネ・フレミングのルクレツィアが目玉、チケット売り出し当初からフレミングの出演日は完売状態。ルネ・フレミングはアメリカでは国民的オペラ歌手で非常に人気があるようですが、WNO出演は初めてで、《ルクレツィア・ボルジア》は10年ぶりに歌うそうです。ルッジェーロ・ライモンディは、41年ぶりのフェラーラ公ドン・アルフォンソ、ヴィットリオ・グリゴーロはジェンナーロは初役、ケイト・オルドリッチは劇場デビューで、オルシーニ役は、すでにトリノで歌っていますです。このキャスティング、見た目も皆さん合格、特にジェンナーロは「美しい若者」でなければならないんです。
 ニュープロダクションで、舞台とルクレツィアの衣裳のデザイン画が発表されていますが、豪華なものでお金もかかっているようです。
 歌唱に関しては、ルネ・フレミングのルクレツィアってどうなのよ....なんですけど。グリゴーロは《ルチア》のエドガルドでも素晴しい歌を聞かせてくれましたから、期待しています。楽しみ....放送があると勝手に期待してるんですけど....

 R.ライモンディ演じるフェラーラ公ドン・アルフォンソの歌、"復讐よ 来れVieni la mia vendetta"と"二人きりだ Soli noi siamo "は、こちらの記事で聞くことができますので、ここではジェンナーロの歌の音声ファイルをアップします。

★プロローグ(ヴェネチアのグリマーニ邸のテラス)から
1.♪二重唱: Ciel! Che vegg'io? あれぇ! 一体どうしたのですか? "
ルクレツィアは、一人居眠りしている美しい若者(ジェンナーロ)を見て、思わず手に口づけする。するとジェンナーロが目を覚ます....あわてたルクレツィアは....

2.♪"Di pescatore ignobile...私は名もない漁師の息子だと"ジェンナーロは、自分の身の上話をはじめる。ルクレツィアは彼が我が子であることに気づく。

3.♪"Ah! pietade! ah! pietade! ... お慈悲を...."
仲間が戻ってきて、オルシーニが、彼女がフェラーラ大公妃ルクレツィア・ボルジアだと気づき、悪徳の女と侮辱する。ルクレツィアは密かに彼らに復讐を誓って逃げる。

録音:1965年4月20日、カーネギーホール、ジョネル・ペルレア指揮、ニューヨーク・シティー管弦楽団、合唱
Lucrezia Borgia: Montserrat Caballé/Gennaro: Alain Vanzò/Don Alfonso: Kostas Paskalis/Maffio Orsini: Jane Berbiè


★解説、あら筋はいつも利用させて頂いているオペラ御殿でどうぞ。→LUCREZIA BORGIA(1830)
★参考:楽譜  Donizetti: Lucrezia Borgia -リブレット

関連記事:
《ルクレツィア・ボルジア》4番目の夫ドン・アルフォンソ:中くらいの役(2)
モンセラート・カバリエ(2):ルクレツィア・ボルジア
モンセラート・カバリエの"Mein Schatzli"
ベッリーニ《海賊》狂乱の場 ルネ・フレミングの不思議歌唱


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オペラ雑誌(2008.9 No.229)から《トスカ》《ドン・カルロ》《イタリアのトルコ人》《リゴレット》《ルイザ・ミラー》 [オペラ関連書籍&雑誌]

イタリアのオペラ専門雑誌から、交流のあるブログのご贔屓歌手、話題歌手の公演をピックアップ。それぞれ写真をクリックすると全文が読めます。

★マチェラータ《トスカ》(2008.7.26〜8.10)
ルッジェーロ・ライモンディ出演というので楽しみにしていたのに、リハーサル入りしながら全公演キャンセルして同僚のルーチョ・ガッロを代役を頼んで、帰ってしまったという《トスカ》です。プロヴァンスにヴァカンスに...という話しも漏れ伝わってきていますから、完璧病気というわけでもないようです。若い時のようにちょっと体調が悪くても頑張る..ということはしないということでしょうね。ファンとしては無理して出て、晩節をけがして欲しくない...という気持ちもあり複雑です。ライモンディが出演するはずでしたから、衣裳も豪華なものだったし、演出も前のオカシゲな演出から一変してまともなものだったようです。ライモンディ効果とでもいいましょうか。

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進歩的なスイスのテレビ局:La Traviata im Hauptbahnhof 関連のオンライン・ビデオ [パソコン/ネット/YouTube/mp3,mov]

 別館「ヴィットリオ・グリゴーロ」のブログで、連日ご紹介している《チューリヒ中央駅の椿姫》ですが、このプロジェクトは、ネットですべて視聴可能であることも特筆に値すると思います。
 10月14日までArteTvで全編視聴可能です。週末にでも、ぜひご覧になって下さい。ドイツ語字幕付きフランス語字幕付きとあります。

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