《ジョコンダ》:二十歳代のドミンゴとRRの録音☆★MP3 [ジョコンダ]
前に《ジョコンダ》をとりあげたのは、題して『《ジョコンダ》アルヴィーゼ:中くらいの役』。
その時点では、ルッジェーロ・ライモンディの出演に関しては、1971年のフェニーチェとローマの公演しか把握していませんでしたが、1967年ヴェネチアの近くのトレヴィーゾで、1970年にはマドリッドで歌っていることがわかりました。両方とも録音が出てきたので、出演していることがわかりました。
ライモンディは、デビュー後、あっという間に主役級の歌手になりましたから、この中くらいの役アルヴィーゼは、若い時しか歌っていない役です。
1970年5月、マドリッドのTeatro de la Zarzuela(サルスエラ劇場)での公演は、あのプラシド・ドミンゴのロールデビューだったそうです(本人の公式サイトより)。
せっかくですから、29歳のドミンゴの歌をアップします....
《ジョコンダ》アルヴィーゼ:中くらいの役(4) [ジョコンダ]
バス歌手が歌う、小さい役より、ちょっと大きい、中くらいの役シリーズ第4。
アミルカレ・ポンキエッリ作曲《ジョコンダ La Gioconda 》(1876年初演)、宗教裁判所長官アルヴィーゼ・バドエロもその一つでしょう。このオペラは、ポンキエッリの作品の中では、最も有名で、舞台にかけられることも一番多いとはいえ、めったに上演されませんが、この中の、バレエ音楽「時の踊り Danza dell' Ore 」はディズニー映画「ファンタジア」(1940年)で使われ有名になりました。カバさんが踊ったりして可愛らしい曲で、オペラの内容とは全く関係ないのがよかったんでしょうね。
めずらしいオペラということなので、粗筋を紹介します。