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サグレブ・ガラコンサート(2008.12.19) [コンサート]

インヴァ・ムーラ Inva Mula
アンドレア・グルーバー Andrea Gruber
Valentina Fijačko
アグネス・バルツァ Agnes Baltsa
デニス・グレイヴェス Denyce Graves
Boris Martinović
Ivica Šarić
ルッジェーロ・ライモンディ Ruggero Raimondi
ホセ・カレーラス Jose Carreras

ヴィェコスラフ・シュテイ Vjekoslav Sutej指揮
ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団


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Soirée de Gala: 会場 Salle Gaveauのコンサートに出演 (2008.12.18) [コンサート]

※ジェレミー君の予想通り、ライモンディは来なかった....キャンセルではなくて、恐らく契約には至っていなかったのではないかということです。19日にはザグレブでガラコンサートに出演してますし(2008.12.19)

★12月18日:コンサート"Soirée de Gala" J.M Fournier Productions 会場 サル・ガヴォ(パリ)
Salle Gaveauのサイトにリンク
 ルッジェーロ・ライモンディは、パリにある "Salle Gaveau"で開催されるコンサートに出演予定です。
 『2007年の12月18日には、たくさんのアーティストとともに"Salle Gaveau"の100年祭を祝い、成功をおさめた。そこで、今年(2008年)から、毎年12月18日に、各分野からの多様なアーティストによるガラコンサートを開催する。』ってなことが書いてあるみたいです。
 出演者は、Ruggero RAIMONDI , Beatrice URIA MONZON , Brigitte ENGERER(ピアニスト) , MISIA , Ute LEMPER , Marc JOLIVET(俳優), William Sheller….
 オペラ界からはルッジェーロ・ライモンディとベアトリーチェ・ユリア・モンゾンということですね。ODBオペラのジェレミー君によれば、ライモンディは、1曲しか歌わないだろうから、割高なコンサートだけど、行ってみるつもり...ということですので、コンサートの報告があるかもしれません。

 ライモンディの来年のオペラの予定は、テルアヴィヴで演奏会形式の《ドン・ジョヴァンニ》、ウィーンとベルリンで《トスカ》、チューリッヒで《アルジェのイタリア女》、来シーズンですがリエージュで《ファルスタッフ》という予定です。
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ピッツェッティ作曲《大聖堂の殺人》CSで放送:本邦初放送! [大聖堂の殺人]

 すでにDVDが発売されていますが、毎度のことですが、日本語字幕無しですので、TVで放送されるのは非常に嬉しいです。今日の午後、あと2時間弱で放送されます。

★クラシカジャパン初回放送
 12月21日(日)15:15〜


1958年3月1日ミラノ・スカラ座の初演で大成功を収めたオペラ。原作は英国の詩人T・S・エリオット。1170年12月夕べの祈りを捧げていたカンタベリー大司教トマス・ベケットが、ヘンリー2世の側近の4人の騎士によって大聖堂で暗殺される物語。この番組は作曲家没後40年の2006年、クリスマス直前の12月22日に行われたイタリア南部の町バーリの聖ニコラ大聖堂内での公演をライブ収録。11世紀ロマネスク様式の大聖堂を実際の舞台とした演出、間奏曲で行われる大司教によるクリスマス・ミサ、世界的なバス歌手ライモンディの迫真のベケットなど見どころ満載。(クラシカジャパンより転載

関連記事:《大聖堂の殺人》内容紹介、ビデオクリップ等
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新国《ドン・ジョヴァンニ》2008.12.11 [オペラ生舞台鑑賞記録]

 クリスマスのイルミネーションで美しく飾られた新国立劇場に、新演出の《ドン・ジョヴァンニ》を見に行って来ました。
 《ドン・ジョヴァンニ》は、ドン・ジョヴァンニとレポレッロ主従が登場している時は、話しの展開も早く、面白いのですが、あとが、ハ〜イ、アリアですよ〜で、とても長く感じられて、天才モーツァルトには申し訳ないけど、ちとたいくつ。
 今回は、新演出だし、知っている歌手さんが三人も出演するし....ということで頑張って見て来ました。結果は、たいくつじゃなかったです。やっぱり新演出だと、それぞれの人物をどう解釈しているかとか、舞台転換にも興味津々ですし、映像でお馴染みの歌手が3人いれば、目もぱっちり......。それに、幕が上がったとたん、ヴェネツィアじゃないですかぁ...あの、ジョセフ・ロージー監督の映画《ドン・ジョヴァンニ》を彷彿とさせるものがあって、そのあとは、ここの場面もちょっと似てる....とか、ここでは、階段を2段飛びで逃げるはず...とか、この林は....そんなこんなで、とても楽しめました。演出家の潜在意識にこの映画の記憶があったのではないかと思います。ロージー監督の映画のイメージに合わないのは、メリーゴーランドかと思った、大きなチェスの白と黒の駒と、ドン・ジョヴァンニが操って遊んでいた、巨大な人形。これ以外は、奇をてらったところのないオーソドックスな演出で、大変結構でした。参考:OPERA-FILM《ドン・ジョヴァンニ》

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《ドン・カルロ》ドミンゴ、カップチッリ、岡村喬生:ヴェローナ音楽祭1969☆MP3 [ドン・カルロ]

 なにかと話題になっている《ドン・カルロ》ですが、興味深い録音が手に入りました。岡村喬生著「ヒゲのオタマジャクシ世界を泳ぐ」に書かれている、1969年ヴェローナ夏の音楽祭《ドン・カルロ》の公演です。
 『ドミンゴが、ドン・カルロでヨーロッパイタリアデビューを果たし、エリザベッタがカバリエ、エボリがコッソット、ロドリーゴがカップチッリ等々、世界の一流が揃い、それにフィリッポのペトコフと私(岡村喬生)の、二人の新人バスが名を連ねていた。......』と書かれています。
※Verona Arena(1969.7.2録音):Eliahu Inbal指揮
Caballè,Domingo,Cossotto,Cappuccilli,Petkov,Foiani,Okamura


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訃報:リチャード・ヴァン・アラン(Richard Van Allan1935.5.28〜2008.12.4 )★☆MP3 [訃報]




レポレッロ(1981)
 イギリスのリチャード・ヴァン・アラン(バス–バリトン)が、12月4日にロンドンで亡くなりました。2年前に肺癌を宣告されていたそうです。享年73才、ご冥福をお祈りします。
★詳細記事→Richard Van Allan
 この訃報は、巡回ブログのFOOD FOR SOULのところで知りましたが、私もアレン主演の《ビリー・バッド》のクラッガート役が印象的でした。(edcさんのブログにこの映像の紹介記事があります)

 リチャード・ヴァン・アランとルッジェーロ・ライモンディの最初の共演は、1969年グラインドボーン音楽祭での《ドン・ジョヴァンニ》の主従。27才の若いドン・ジョヴァンニと34才のレポレッロ、1981年にも同役で共演しています。ヴァン・アランのレポレッロは完璧な役作りとしてよく知られ評価が高かったそうです。

★1981年7月15日、ROH、C・デーヴィス指揮《ドン・ジョヴァンニ》から抜粋:
♪音声ファイル(上)は、第1幕の冒頭、レポレッロは、ぶつくさぼやきながら主人を待ってる。そこにドンナ・アンナ(グンドラ・ヤノビッツ)が、逃がすものか....とドン・ジョヴァンニ(RR)を追いかけて来る。二人がもみ合っているところに騎士長(グウィン・ハウェル)が娘を離せ!勝負しろ!と剣を抜くが、返り討ちに会う....というシーン(雑音有り)

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またまた事件〜スカラ座開幕公演《ドン・カルロ》:降板させられたフィリアノーティ [スカラ座事件]

※ 完璧にスカラ座のキャスト表からフィリアノーティが消えて、ニールのシングルキャスト。12月中のキャストしか発表していません。(2008.11.12.10:20追記)

 12月7日のミラノ・スカラ座開幕公演、またまた事件です。今回は、当日は、平穏無事に終わったようですが、それでいいのか....演奏は満足のいくものだったのかどうかは、放送を聞きましたが、多いに疑問です。
 一応、経緯を簡単に。スカラ座は、ドン・カルロ役の第一キャストのフィリアノーティが病気なので初日の7日と10日は第二キャストのスチュアート・ニール Stuart Neill に代わると6日に発表。ところが、初日にフィリアノーティが劇場に現れて1幕を観劇、Corriere della Seraに「僕はどこも悪くない、最高に調子がいい "sto benissimo"....名誉を傷つけられた...」と降板の件は納得していないことを暴露。つまり、劇場側は事実ではない発表をして、フィリアノーティに対する親心なのか、それで全て丸く納まるとおもったのか、とにかくウソの理由で無理矢理フィリアノーティを降板させたということです。

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2006年フィレンツェ5月音楽祭《ファルスタッフ》メイキング映像 [ファルスタッフ]

 2006年フィレンツェ5月音楽祭の《ファルスタッフ》の"Prima della Prima"の録画が今頃手に入りました。"Prima della Prima"は、イタリアのテレビ番組で、イタリア国内の劇場で上演されるオペラ公演の紹介番組です。この公演は、来日でも上演されましたし、CSでも放送されましたし、DVDでも発売されましたので、ご覧になっている方も多いと思います。ルカ・ロンコーニのちょっと変わった演出です。
アリーチェとメグに、同時に同じ手紙を出すとは、けしからん、ファルスタッフに仕返ししてやろうと女3人組が計画します。クイックリー夫人が、ファルスタッフにアリーチェが会いたがってるんだけど、2時〜3時まで夫がいないから....と伝えにやって来るシーン。
どうやらクイックリー夫人はファルスタッフに気がある...という演出のようなんですが、クイックリー夫人役のエレーナ・ジーリオの最初の演技に指揮者のズービン・メータが失笑...ほんとにそれでいくの?....ツィリオさんは、えぇ、そうよ....メータが、ファルフタッフのお腹はこうなんだけどわかってる....笑...で結局ベッドではなくて下に降りての演技となりました。
※当初の発表ではクイックリー夫人は、マンカ・ディ・ニッサ(1954-)でしたが、急なキャンセルで、エレーナ・ジーリオに、1941年生まれですのでライモンディと同じ年、この時63才です。ロンコーニもジーリオだから、ファルスタッフに気があるような演出にしたんだと思います。ファルスタッフがテムズ川に放り込まれて、風邪で寝込んでいる時も、かいがいしく看病したりしてました。

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テノールのジョン・健・ヌッツォ...2008.11.27逮捕 [オペラ歌手]

 「あなた人間やめますか...」という標語を知らなかったのかしら。健康第一、喫煙だって問題なのに、節制あってのオペラ歌手が、覚醒剤に手を出しちゃダメでしょ。
 彼は、2003年夏のザルツブルグ音楽祭、マクヴィカー演出《ホフマン物語》で、ルッジェーロ・ライモンディと共演してるんです。1幕に出て来る学生の一人ナタナエル、小さい役とはいえ、たくさん歌うし、けっこう目立つ役です。それから、2004年の新国の《ファルスタッフ》ではフェントン、その時のキャストは、ヴァイクル 、チェルノフ、ツェドニクという有名どこを揃えたものでした。

 事件としては、『ジョン・健・ヌッツォ(1966.5.5-東京生まれ/アメリカ国籍)は、11月27日に、覚醒剤取締法違反で現行犯逮捕されていたことが12月1日に明らかになった。匿名の情報で、警視庁がマークしていたが、11月27日、品川区の路上で、職務質問され、ポケットに覚せい剤0.7グラムを所持していたため、現行犯逮捕された。本人は、「バカなことをした」と覚醒剤使用を認めている』こんなもんです。

 ヌッツォは、南カリフォルニアのチャップマン大学音楽部を卒業ということですので、そのへんも薬物に対する認識の甘さがあったんでしょうか。最近は、活躍しているという噂も耳に入ってきませんでしたし、オペラ歌手もこれで喰って行けるのかいな...というようなお仕事のない歌手もいますので、それが原因....かとも思いましたが、どうなんでしょう....(参考:スケジュール 2004年の新国のフェントンの後は2006年と2007年にメトで小さい役、2007年のピッツバーグのネモリーノだけ、劇場でのオペラ出演は少ない.....)
 42才といえば、オペラ歌手としてはベテランとしてこれからも活躍できると思いますが、やっぱり、スター歌手でもない限り、どこかの劇場と専属契約を結ばないと、生活は安定しないでしょうね。それとも稼いだお金は覚醒剤に行っちゃってたのかしら。数年前にTBSの情熱大陸(2001.12.23)にウィーン国立歌劇場で活躍するオペラ歌手として取り上げられたり、2004年にはNHK大河ドラマの「新選組」の主題歌を歌い、紅白歌合戦にも出場、アルバムも発売されたりで、スター歌手気分だったのかもしれません。でも、大劇場では小さい役しか来ないし、主役級の役だと、どさ回りっぽい公演だし.....人生順風満帆の人が覚醒剤に手を出すというのは考え難いですから、なんらかの不安とか不満からの逃避目的だったかもしれません。新国立劇場の2004年の《スペインの煌き》は体調不良、2005年の《コジ・ファン・トゥッテ》は、頚椎椎間板ヘルニアの治療でキャンセルしてますので、持病もあったのかなぁ.....

 それにしても、毎度のことながら、2004年にリリースされていたアルバム「テノリッシモ」も即発売中止にされています。小室哲哉が詐欺容疑で逮捕された時も、ネット販売の楽曲も即ダウンロード禁止、関係音楽も発売停止とか、分けの分らないすばやい対応でしたが、今回も同じですね。犯罪にかかわった人の音楽を聞くとなんか問題でもあるのかしら.....こういう対応は理解できません。

 ヌッツォは、来年の1月にはアメリカのアリゾナ・オペラ(フェニックス)、4月にはデトロイト・オペラで《愛の妙薬》のネモリーノで出演予定ですが、どうなるんでしょう。執行猶予でもつけば、出演は可能なのかしら?  れいのレイプ事件のティート・ベルトランは、ちゃんと出演してましたけど。

 オペラ歌手として、これまで築いたキャリアは台無し、ネットで検索するとファンのサイトもありますし、ファンも大勢いるのに...。オペラ歌手という仕事は、他のジャンルの歌手と違って、こういうことで中断すると再帰は難しいのではないかと思います。

NYメトには、2003〜2007年にかけて出演。2003年3月28日《ナクソス島のアリアドネ》のBrighellaでメトデビュー、《道楽者のなりゆき》のセレム、2006年2月にはグノーのナタリー・ドゥセ主演の《ロメオとジュリエット》のテバルド、2007年4月《フィデリオ》ヤキーノ、5月《外套》流しの歌唄い、小さい役ながら25公演に出演
ウィーン国立歌劇場には、2000年9月11日〜2003年9月14日まで、22演目108公演、《オテロ》のカッシオとか《椿姫》のガストンとか《ルチア》のアルトゥーロとか。こういう小さい役から抜け出して主役を張る歌手になるのは、本当に一握りの歌手なんですね。

 私も見た記憶がありますが、2001年12月23日に放送された「情熱大陸」でのヌッツォ語録がネットで見つかりました。ウィーン国立歌劇場(多分専属)で、活躍していた頃です。
★やっぱり自信を持ってないと、ステージ上で楽しむっていう気持ちを持てないと思うから・・・。「絶対負けないぞ」、あと「自分は上手いんだ、絶対上手いんだ」って言い聞かせてウィーンにやってきた。
★音楽を通して、泣いて笑って怒ってっていう持ってる感情を全部出し切れる場所ってのはボクにとってはたぶんオペラしかないから。そういう意味ではオペラを歌えるってのは、ボクにとってはラッキーな場所があるって感じかな。


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