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《ファヴォリータ》バルダッサーレ:中くらいの役(7) [ファヴォリータ]

バス歌手が歌う、小さい役より、ちょっと大きい、中くらいの役シリーズ第6。
ドニゼッティ作曲《La favorita ファヴォリータ》、フェルナンドの父、ジャコモ修道院長もその一つでしょう。ライモンディは、1971年9月NHK招聘「イタリア歌劇団」の公演にバルダッサーレ役で初来日、初役です。その後、11月にアメリカのダラス(Dallas Civic Opera)での公演にも出演、詳細は不明ですが、日本の公演が終った後、NYメトで、《ファウスト》と《ルイザ・ミラー》に出演して、ダラスに行っています。ぐるっと地球を一周してイタリアに帰ったということですね。「はじめて日本へいったとき、ロシアを通過したのですが、いったい何時間シベリア上空を飛んでいるかと思ったものです。信じられませんでした。.....」と、その時、翌年歌う予定のボリス・ゴドノフのことに思いを馳せていたようです。
この《ファヴォリータ》でバルダッサーレが歌う"Splendon piu` belle in ciel le stelle"は、先日紹介した、《ボエーム》の"Vecchia Zimrra"と同じで、ライモンディにはあまりいい思い出はないようです。(その記事はこちら
この時同時に《リゴレット》のスパラフチレも歌っています。
※参考:《ファヴォリータ》主な公演と♪空には星が美しく輝くが♪のビデオクリップ
    《リゴレット》キャスト等

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