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カウフマンの「オテロ 」テジエ(イアーゴ)降板(ROH 2017.6.2発表) [オペラの話題]

◎劇場側のキャストチェンジのお知らせから、テジエが「健康上の理由」でキャンセルしたという文言が消されました。やっぱり、劇場側の作文だったんですね。コミニュケーション不足ってことだと思いますが、勝手に理由を作ってはダメでしょう。
(2017.6.11)


◎twitterのアカウントが本物のテジエのものかどうか怪しい(面倒くさい世の中になったなぁ)という声があったようで、ForumOperaに再度とりあげられました.....で結局どうなのか(私には)よくわかりません。

Ludovic Tézier parle aux Anglais (et aux autres)
(2017.6.8)


 ROHの今シーズン一番の目玉のカウフマンのオテロでイアーゴを歌うはずだったリュドヴィク・テジエ Ludovic Tezier が降板しました。(させられましたかな...)

 ROHの発表:Cast change: Verdi's Otello on 21, 24, 28 June and 2, 6, 10 July 2017/The role of Iago will be sung by Marco Vratogna.
 劇場側発表の「健康上の理由」というのはウソだということで話題になっています。リハーサルに2日遅れたのが理由で、健康上はなんの問題もないということのようです。テジエによれば、リハーサルに遅れたことは事実だが、降板を決定したのはROH側ということです。(Plus de Iago pour Ludovic Tézier)

 実はテジエは5月の「ドン・カルロ」を個人的な理由でキャンセルしていますので、これの報復ではないか....なんて言われたりも。(Cast change: Christoph Pohl and Simone Piazzola to sing in Don Carlo(5/2発表))

 この「ドン・カルロ」は、けっこういいキャストを揃えたのに、エリザベッタ(Krassimira Stoyanova)とロドリーゴ(Ludovic Tezier )の主要キャストが二人も直前キャンセルした上、なんと最終日は、エリザベッタの代役のソプラノが救急車で病院に運ばれて、代役が見つからずに中止になったそうです。中止と言っても1幕から3幕までの抜粋で1時間半近く上演して、切符代は全額返金ということだったそうですけど、劇場側としては踏んだり蹴ったりの公演だったんですね。(ロンドンの椿姫さんのブログの情報

 ずっと前のことですが、スカラ座からリハーサルに出なければ解任する....と言われたとかで、マルセロ・アルバレスが怒って、その後の出演(開幕公演のドン・カルロとアンドレア・シェニエ)を全部キャンセルしちゃったことがあります。記事:マルセロ・アルバレス、天下のスカラ座を袖に.....

 ROHの発表では「来シーズンの"L’Ange de Nisida"での復帰を楽しみにしています」とテジエが言ったことになっていますが、本当なのかしら。



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