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ヨナス・カウフマン:☆来日公演延期の延期!(3/28発表)☆ 声帯の異常でパリの「ホフマン物語」もキャンセル発表(2016.10.1)☆ 復帰後。。。 ☆パリ「ローエングリン」復帰 (2017.1.18) ☆ ハンブルグも(2016.12.15発表) ☆モンテカルロも(2016.12.8)ノーベル賞コンサートも(2016.11.29発表)☆ 日本ツァー延期(2016.11.24発表)☆ Teatro Real のコンサートも(2016.11 [オペラ歌手]

◎あららら、またこの記事がトップに返り咲きです。
 なになに????延期の延期?しかも2018年1月4,6,10日だそうです。
かなり吃驚です。メトの「トスカ」を蹴ったので、スケジュールに空きが出たからってことですか。転んでもただでは起きないってことか......コンサートの方が儲かりますし。
 延期理由は、
「現在のスケジュールでは気候の変動が大きく、咽喉に負担がかかる」という カウフマンの主治医からの指導による来日スケジュールの変更
 だそうですが、つまり来日の直前がシドニーの公演(8/9,12,14)なので、「気候の変動が大きく」ということなんでしょうが、でも、シドニーの公演は、来日公演の前から決まってたのに、なにを今更ですね。アーティスト招聘会社が勝手にスケジュールを組んだってこと? どういう契約してるんでしょう。なんかメトの件も、今回の件も言い訳が言い訳になってない、「都合により」の方がいいと思います。
(メト2017/18シーズン「トスカ」:カウフマン降板 代わりはグリゴーロ (2017.3.3発表) 理由は personal life とprofessional obligations ☆ NYTimes 続報 )

詳細は → ヨナス・カウフマン ジャパンツアー2017延期公演のお知らせ
(2017.3.28)


◎あららら、またこの記事がトップに返り咲きです。
 4ヶ月の休養を経て2017年1月18日にバスティーユの「ローエングリン」で復帰を果たし、2月4日からロンドンのバービカンホールで"The Kaufmann Residency"とやらがはじまりました。4日と8日は無事終了しましたが、13日は気管支炎でキャンセルだそうです。10日は、コンサートではなく、イベントだったようですが、13日のために大事を取ってキャンセルしましたが、回復力が落ちているようですね。

◎カウフマンのスケジュール
8/6, 10, 12, 14, 18 南米ツァー 
9/12 サンカルロ劇場(ナポリ) コンサート

9/19, 20 ベルリン(リンデン):エルガーのDream of Gerontius キャンセル 代役はトビー・スペンス
9/25  ブダペスト:コンサート キャンセル
9/30, 10/3, 8 ミュンヘン:マイスタージンガー キャンセル 代役 Robert Kunzli
10/13 シャンゼリゼ:リサイタル 延期
11/3,6,9,12,15, 18 パリ:ホフマン物語(ロールデビュー) キャンセル 代役ラモン・ヴァルガス
11/13 ギュータースロー(ドイツ)歌曲のリサイタル キャンセル (一連のキャンセル後に組んだ)
11/22 マドリッド:リサイタル (2016.1.10の振替だった)キャンセル
11/28, 30, 12/3 大阪 東京 大宮:コンサート 2017.8末に延期、大阪8/21、東京8/23、東京8/26
12/8 ストックホルム:ノーベル賞コンサートキャンセル 代役はバイオリンのJanine Jansen
12/12 モンテカルロ:リサイタル 延期
1/11, 12 エルプフィルハーモニー・ハンブルク、オープニング・コンサートキャンセル代役パヴォル・ブレスリク (Pavol Breslik)
1/18, 21, 24, 27, 30 パリ:ローエングリン 復帰?
2/1 フランス:TV出演 (追加)
2/4,8,10,13 ロンドン:The Kaufmann Residency 10, 13, キャンセル(気管支炎)
2/23 ウィーン:Wiener Staatsoper, Opernball (追加)
3/12,15,18,22,30 4/2 ミュンヘン:Andrea Chenier
3/26 シャンゼリゼ:Andrea Chenierコンサート形式
4/5ギュータースロー(ドイツ):歌曲のリサイタル(11/13の振り替え/ドバイのコンサートはキャンセルした模様)
(2017.4.5)
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◎あけましておめでとうございます。
 昨日のCorriere della seraのインタビュー.....たいした内容ではないので無視していましたが、なんかネット上で一気に拡散しているので、こちらにも元記事をアップします。しかし、どうしてイタリアの新聞のインタビュー記事を記事にしてるんでしょう。少なくともフランスとドイツは独自の記事じゃないとおかしいでしょ。まあ、蓋が開くまで、あくまで予定ですからね。

 ......どうしてこういう事態になったのか分かってない感じですね.....今後のスケジュールを見直した方がいいと思いますけど....今シーズンの残りで1月中はローエングリン5公演、2月はロンドンでコンサート4回とハンブルグで1回、3月?4月は「アンドレア・シェニエ」7公演、ドバイでコンサート、5月はウィーンで「トスカ」3公演とハンブルグでコンサート、6月?7月は、ROHで「オテロ」7公演とミュンヘンで「運命の力」2公演と「アンドレア・シェニエ」2公演.....凄いね......としか言えない。

メモ:「今の時代は、ポップスを歌う歌手でいる方が(オペラの)テノールをやってるより大変だ、ということがわかって、これからはオペラにフォーカスを置きたいと思ってます。ポップスの歌手は、とにかくトーク、トーク、トークで、朝の6時ごろからプロモーション活動をしなければならない時もあるんだよ。声帯って体の中で、もっとも最後に目が覚める器官だ、って知ってます?最近ではアデル(注:イギリスのノン・オペラ歌手)(声帯出血で長期休業した)の例もありますが、そんな状態で、レコードだけならともかくライブで何度も何度も自分の声域をプッシュするような歌唱を繰り広げていたら、喉を潰してしまいます。なので、最近気をつけていることは、適切なレパートリーを歌うこと、色んなことに手を出すのは構わないが、何事も程度を知ってやること、というのを心がけています。適切なレパートリーというのは、すなわち、自分に合ったテッシトゥーラ(その作品の中で主にカバーされている・中心になる音域)か、ということです」(Madokakipさんの2013.4.17の記事から、グリゴーロ談)
(2017.1.3)


◎あらららららら、もうキャンセルは終わりだと思って「まとめ」たのに、来年の初っぱなのコンサートもキャンセルだそうです。金曜日にテレビのトークショーに出るとかってファンが騒いでたけど.....ホントに?.....喋る方が喉によくないって言うのに。1月11,12日がだめで18日からのローエングリンは出るの? カウフマンって、座付きの時代が長かったから、自分の声に合ったレパートリーとか、休養の大切さとか分からなくなってるんじゃないかしら。なんか気の毒になってきましたね。
(2016.12.16)
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◎まとめ:
 9月19日ベルリン(リンデン)からはじまった、カウフマンのキャンセル騒ぎ、結局12月8日時点では完全回復にはいたらず、年内の公演はすべてキャンセルになりました。キャンセルしたのは、全部で21公演(内オペラ6+2)、やっぱり、他の歌手と比べてどさ回りコンサート(多分CDを売るためのプロモーションツァー)が多すぎでしょ。たとえば、この期間、同じエージェントのマルセロ・アルバレスは、オペラ19公演(トスカとマノン・レスコー)、コンサートゼロ。それにしても病気休養中に、来年の11月11日にシンセンでコンサート....なんて発表していますよ。シンセンって北京ほどではないかもしれませんが、かなりの大気汚染があるらしいのに......ファンなら行って欲しくないでしょうね。
 今回の健康上の問題で気になるのは、声帯にヘマトーマとやらができたのが、薬の副作用によるもの....というところですけど.....ということは、なにか持病があるということでしょうか。主役を張るオペラ歌手はコンサート歌手と違って体力がないとできないお仕事ですから....
 そこで思い出すのが、アルゼンチンの新聞の3月27日付けの「カウフマンは健康上の問題を抱えているので、今後のスケジュールはすべてキャンセルだろう....」という記事。これにエージェントが大慌てで、根も葉もない嘘と否定したことがありますが、ネット上では、地球の裏側の新聞にエージェントが過剰反応したことの方に話題がいってましたが、半分当たってるじゃないですか。
 来年の1月には復帰するんでしょうが、ビリャソンのようにならない保証はないですね。ちなみにビリャソンもその当時はこのエージェントでした。
参考記事:ビリャソン 2度目の休業

ヨナス・カウフマン 過去の長期休業:
・2012年4月23~7月14日復帰(2ヶ月20日) 理由は感染症
・2014年9月27日~11月15日復帰(1ヶ月18日) 理由は咽頭炎
・2015年12月20日?2016年3月16日復帰(2ヶ月26日) 理由は健康上の問題
・2016年9月12日?2017年1月18日復帰予定(4ヶ月) 理由は声帯の血腫→風邪→健康上の問題


(2016.12.10)

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◎やっと発表.....Debuts monegasques de Jonas Kaufmann reportes モンテカルロも延期
(2016.12.9)


12月10日のBMWのアドベントコンサートもパヴォル・ブレスリク (Pavol Breslik)に代わった....と騒いでますが、このコンサートは、カウフマン側からは公式には発表されていませんでした。多分バイエルン国立歌劇場が絡んでいるので、ストックホルムとモンテカルロの途中だから寄ってよね.....とかで発表しちゃったのかも。8日(ストックホルム)、10日(ミュンヘン)、12日(モンテカルロ)って、普通に考えれば非常識な日程だけど、そういうのでも引き受けてきたんでしょう......来日公演も28日大阪、30日東京なんて日程でしたものね。
(2016.11.30)


◎いつまで続くのか.....ノーベル賞コンサートもキャンセルした模様。
Jonas Kaufmann staller in ? Janine Jansen ersatter
 代わりはバイオリンのJanine Jansen。8日がダメなら12日のモンテカルロも無理じゃないの.....なんか未練がましくポロポロ発表しないで潔く年内はすべてキャンセルにできないのかな......ゆっくり休養した方がいいと思いますけどね.......ビリャソンの道をたどるのか.....
(2016.11.29)


kaufmann_asahi.jpg◎あららららら.....朝日新聞2016年11月24日大阪本社夕刊(2面特集)にすでに延期のことが書かれています。見出しは、「世界の"テノール王"に酔う」「ヨナス・カウフマン 来夏大阪公演」、内容は周知のことだけ。最後に「今月予定されていたカウフマンの大阪公演は、本人の急病のため延期になった。振り替え公演は来年8月21日午後7時。払い戻しなどの問い合わせはフェスティバルホール(電話番号)」
 ちょっと素早過ぎますが、来日のための記事をそのまま載せたってことでしょう。でも「急病のため」じゃないでしょ、新聞社なんだからちゃんと調べて記事を書きましょう。記事の内容もなんか白々しい.....今これを掲載する意味は全くないと思います。

◎11月24日午後1時頃主催者より来年の8月末に延期の発表がありました。
 カウフマンのスケジュールでは、2017年8月9,12,14日とシドニーでパルジファル(コンサート形式)ですから、その後来日ということのようです。声帯の異常→ひどい風邪→健康上の問題という発表ですが、一体全体どこが悪いのか分かりませんが、今までの過密スケジュールのツケがまわってきているのか......今年はじめのキャンセルも約3ヶ月後の復帰でしたからうまくいって12月中旬ってことかな....ポロポロキャンセルを発表するより、ビリャソンみたいに、一気に長期休暇ってのもいいかも。

◎クラウド・ファンディングって何? すっきり割引券出した方がいいと思いますが.....これって支援した人にメリットがあるってことなのかなぁ。

 割引券もあるようですが、なんか面倒くさそう....
(2016.11.24)


◎カウフマンのコンサートに突如ソプラノが参加......こんなの有りなの.....オーケストラ伴奏のコンサートは、テノールとソプラノがセットになっているケースが多いので、べつにいいんですけど、後から突然出てくるのは、だまされたかんじがしませんか? 「*曲目は予告なく変更することがあります」とは書いてありますが、予告なくソプラノが加わってもいいのかしら。私は、てっきりカウフマンのソロコンサートだと思っていました。ソプラノが一緒に出るのであれば、「ソプラノ未定」と最初から発表するべきでしょう。
kaufmann_omote.jpgkaufmann_1.jpgkaufmann_ura.jpgkaufmann_2.jpg

 もしかして、ソプラノが加わったのは、このチラシをもらった人しか知らないサプライズなのかな.....(アーチなんたらのサイトでも発表してない).....ゲストのソプラノさんの投稿 facebookで発見
(2016.11.23)


◎マドリードのテアトロ・レアルでのコンサートも健康上の理由で降板。このコンサートは、2016年1月10日の振替だったんですけど......声帯の異常は回復したはず.....だって、皆をがっかりさせたパリの「ホフマン物語」を18日まで歌う予定だったのに、11月13日にドイツのギュータースローの劇場で歌曲のリサイタルをわざわざ復帰コンサートとして予定してたんですから。それを風邪で延期して、今度は「健康上の理由」でキャンセル、22日に歌えなくて、来日となると、来日優先で22日キャンセルしたってことになりそう。日本っていいところらしいですから。アラーニャが、「お金に困ったら日本!」と言ってますし。オペラだって、風邪ですけど頑張って歌います....ってのはよくあることなのに、それさえできない状態ってことか....

◎カウフマンのスケジュール
8/6, 10, 12, 14, 18 南米ツァー 
9/12 サンカルロ劇場(ナポリ) コンサート

9/19, 20 ベルリン(リンデン):エルガーのDream of Gerontius キャンセル 代役はトビー・スペンス
9/25  ブダペスト:コンサート キャンセル
9/30, 10/3, 8 ミュンヘン:マイスタージンガー キャンセル 代役 Robert Kunzli
10/13 シャンゼリゼ:リサイタル 延期
11/3,6,9,12,15, 18 パリ:ホフマン物語(ロールデビュー) キャンセル 代役ラモン・ヴァルガス
11/13 ギュータースロー(ドイツ)歌曲のリサイタル キャンセル (一連のキャンセル後に組んだ)
11/22 マドリッド:リサイタル (2016.1.10の振替だった)キャンセル
11/28, 30, 12/3 大阪 東京 大宮:コンサート 2017.8末に延期、大阪8/21、東京8/23、東京8/26
12/8 ストックホルム:ノーベル賞コンサートキャンセル 代役はバイオリンのJanine Jansen
12/12 モンテカルロ:リサイタル 延期
1/11, 12 エルプフィルハーモニー・ハンブルク、オープニング・コンサートキャンセル代役パヴォル・ブレスリク (Pavol Breslik)

1/18, 21, 24, 27, 30 パリ:ローエングリン
2/4,8,10,13 ロンドン:The Kaufmann Residency
3/12,15,18,22,30 4/2 ミュンヘン:Andrea Chenier
3/26 シャンゼリゼ:Andrea Chenierコンサート形式
(2016.11.19)
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◎"Rai News24"で9月12日のサン・カルロ劇場での様子が見られます。
 Jonas Kaufmann: un tedesco canta in napoletano (下の画像をクリックするとリンクしています)



 ニューアルバム"Dolce Vita" のプロモーションというか箔を付けるためのナポリ訪問だと思いますが、この時すでに喉の異常を感じていたはずですね。だって、ヨレヨレ....それともいつもこんなものですか? 
 (2016.10.9)

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◎この「ホフマン物語」は再演にも拘らず、チケットは他のオペラより25%割高、日本円でいうと、2万円の席が2万5千円、これは「カウフマン価格」なんだそうです.....だとすると前もって降板したわけですから、劇場側は、返金するのが当然だと思いますが、返金する代わりに、今シーズンの他のオペラ8とバレエ2タイトルからお好みのパフォーマンスに無料ご招待.....なんだそうです。なんかただでオペラが見られてお得なような気がしますが、劇場側にとっては返金するより得だから....に決まってますよね。しかもこの補償は、定期会員サブスクライバーだけなんだそうです。チケット持っている人全員が対象じゃないのは不公平ですね。

 「カウフマン価格」とか「ネトレプコ価格」とか、本人が要求しているのか、それとも劇場が勝手にやってるのか。オペラは、一人でやるものじゃないし、歌手の直前キャンセルもあるのに、こういう価格設定はおかしい。
 こちらに詳しい記事があります。→Annulation de Jonas Kaufmann a l'Opera de Paris : compensation pour les abonnes seulement ?

下記のオペラ8とバレエ2、カウフマン主演の「ローエングリン」が入ってない......
- Lucia di Lammermoor (a l’Opera Bastille, a partir du 14 octobre)
- Cavalleria Rusticana / Sancta Susanna (au Palais Garnier, a partir du 30 novembre)
- Iphigenie en Tauride (a l’Opera Bastille, a partir du 2 decembre)
- La Flute Enchantee (a l’Opera Bastille, a partir du 23 janvier)
- Trompe-la-mort (au Palais Garnier, a partir du 16 mars)
- Wozzeck (a l’Opera Bastille, a partir du 26 avril)
- Rigoletto (a l’Opera Bastille, a partir du 27 mai) グリゴーロが公爵
- Carmen (a l’Opera Bastille, a partir du 13 juin)
- Jiri Kylian (au Palais Garnier, a partir du 29 novembre)
- Drumming Live (a l’Opera Bastille, a partir du 1er juillet
(2016.10.7)
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 恒例のカフマンのキャンセルの話題ですが、パリの「ホフマン物語」のキャンセルが発表されました。何でも歌っているカウフマンですが、ホフマンはロールデビューなんですよね、ということは表向きは病気が理由ですけど、勉強する時間がなかったんで....という可能性ゼロでもないかなぁ。ま、いずれにしても8月の南米ツァー9月12日のナポリでのコンサート以降、すべてキャンセルしてるようですから、11月のジャパンツァーのために充分に喉を休養させるってつもりなんでしょう。
 しかし、病気での全公演の降板は、だいたい2年か3年おきだったのですが、今年の2/12?3/11のメトの「マノン・レスコー」をキャンセルしてるんですよ....間隔が短くなってる.....
  今回のキャンセルの理由は、「薬の副作用による声帯の小静脈の破裂 the side effects of a medicine made burst a small vein on my vocal cords」だそうです。薬の副作用って何の薬を飲んでるのかしら?
 カウフマンの今回の降板の記事で、よくわからないのは、すでに「ヘマトーマ(血腫)」ができているのか、血腫ができる前段階なのか.....ネットでちょっと調べてみました。

「声帯の異常の第1段階は、声帯粘膜の炎症により声帯の粘膜に充血が起こる。第2段階は、充血が起こった状態で大声を張り上げたりして、声帯を酷使すると声帯粘膜上皮下の血管が破れて血腫ができ腫れる。程度が軽ければ声の安静で血腫は自然に吸収される。第3段階は、無理な発声を続けるとポリープになる。」

 ということは、やっぱり、血管が破れているわけですから、第2段階の血腫ができていると考えられます。今、現在この血腫が自然吸収されるのを待っている状態なんでしょう。

◎カウフマンのスケジュール
上に移動しました

代役のRamon Vargas(1960.9.11 - ) は、11/1,4, 10とメトの「ドン・ジョヴァンニ」のドン・オッターヴィオを歌うことになっていましたが、恐らくカウフマンと同じエージェントなので、ホフマンを歌うことに調整されたんでしょう。このメトの「ドン・ジョヴァンニ」は、シーズン発表では、Rolando Villazon / Paul Appleby / Ramon Vargas / Matthew Polenzaniと4人もオッターヴィオいたのですが、いつのまにかビリャソンが降板、バルガスも降りて、前半は全部 Paul Appleby(1983.6.29 - )が歌うことになったようです。カウフマンの代わりは、ベテランよりも期待の若手の方が、聴いてどうだかは分かりませんが、前もってのガッカリ度が低いと思いますけどね、野次馬としてもつまんない人選です。これならセッコ君でよかったのではないですか?

 ところで、カウフマンが、9月12日にナポリに行っているのを今、知りました。その後病気になったので、「ナポリを見て死ね Vedi Napoli, e poi muori.」をもじって、"Kaufmann vede Napoli e poi si ammala. "なんてスレッドがたっていました。カウフマンのあの声にはカンツォーネ・ナポレターナは合わないと思いますけどね。
Napoli - Teatro San Carlo: Jonas Kaufmann Day

こちらのサイトに、カウフマンの降板理由のメッセージが転載されています→
Just in: Jonas Kaufmann cancels Paris
Breaking: Jonas Kaufmann cancels Elgar

 ちなみにロベルト・アラーニャは、12月4?16日のROHの「トロヴァトーレ」を副鼻腔の手術のために全公演降板するそうです。11月は9日にウィーン国立歌劇場でコンサートの予定があるだけです。

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カウフマン VS. デッカ ☆ グリゴーロの幻のCDアルバム...デッカが発売するはずだった...
arteTVのドキュメンタリー"Tenors mythiques" カウフマン、フォークト、グリゴーロ
オペラ歌手のギャラ( 2014年記事より: トップクラス=1万7000?) ☆ イタリアの劇場の最高額ギャラと遅配(2015.3.11)
オペラ:Jonas Kaufmann contre Vittorio Grigolo (L'HEBDO 2014.10.31)
ヨナス・カウフマン ジャパンツアー全滅 (2011年9月頃、胸部のリンパ節の切除の手術)
オペラ歌手のキャンセルいろいろ


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韓国人テノールの アルフレード・キム(Alfred Kim)逮捕、執行猶予付き8ヶ月の禁固と罰金8000€の判決(2017.3.22) [オペラ歌手]

モネ劇場のラダメスは、いつのまにかGaston Riveroというテノールに代わっています。本人が辞退したのか、劇場側の都合かどうかは分かりませんが.....
(2017.4.8)


◎参考までに「エルナーニ」のレビューと舞台写真
 Tolosa - Théâtre du Capitole: Ernani(2017.3.10)
 それにしてもこのクラスでも「スター・テノール」って書かれるんですね....その方が記事としてセンセーショナルだから? 当然でしょうけど(日本は被害者のことを書き立てるが)被害者の情報ははっきりしませんが、"sa compagne" だそうです。しかし、即、 " violences avec incapacité totale de travail " (ITT:最低 1 か月間の完全労働不能 )による判決が出て、ちゃんと有罪になってますから、やっぱり日本って女性への暴力・レイプに甘い、ほとんど示談ですませちゃうんですからね。
(2017.3.26)


 アルフレード・キム(Alfred Kim 43才、キム・ジェヒョン)は、主役級で、そこそこ世界的に活躍している韓国人テノールのようですが、フランスのトゥールーズ・キャピトル劇場(Théâtre du Capitole de Toulouse 1156席)で「エルナーニ」に出演中に、若い女性を殴ったとかで19日に逮捕拘留、22日に刑事裁判所で8ヶ月の執行猶予執行猶予付き8ヶ月の禁固と罰金8000€の判決が下ったそうです。(フランスでは執行猶予は一般的に5年だそうです)
 ということで「エルナーニ」の最終日(21日)には出演できず、劇場側は公演中止にしたとか.......フランスでは、けっこうニュースになっています。
 これらのニュースを総合すると、アルフレード・キムが滞在中のホテルで、若い女性(奥さんかガールフレンド)の髪をつかんで引きづりまわして彼女の頭を便器に強く打ち付けて、トイレの蓋でしょうね、壊したとか.....ホテルの警備員が警察に通報して、その場で逮捕され拘留されたんだそうです。キム自身は、泥酔していて全く覚えてないと言っているとか。酒乱ってことで、日常茶飯事だったのかも......警備員に見つかっちゃったので大騒ぎになったのかもね。カリスト・ビエイト Calixto Bieitoの演出と混同しちゃったんじゃないの...なんてコメントもあったかな......確かにね。
 トゥールーズの後、ブリュッセルのモネ劇場でラダメス (5/17, 20, 26, 31 & 6/4 )ROHでカラフ(6/16)に出演予定です。

Théâtre du Capitoleからのお知らせ:En raison de l’impossibilité pour le ténor Alfred Kim d’interpréter son rôle, nous sommes au regret de vous annoncer l’annulation de la représentation d’Ernani de ce mardi 21 mars à 20h. Pour les remboursements, nous vous invitons à vous rapprocher du service Billetterie au 05 61 63 13 13. Avec toutes nos excuses.

 それにしてもほとんど中一日(10, 12m, 14, 17, 19m, 21)のスケジュールって、フランスの地方劇場ってこれが普通なのかしら。それで、お酒飲み過ぎってすっごくタフなテノールですね。あら、ミケーレ・ペルトゥージ Michele Pertusi がシルヴァじゃないですか。それにしても、代役がいれば、ニュースにならなかったのではないかと思います...大きな劇場ならなんとしてでも代役連れてきますよね。

 こちらに事件の詳細な記事がありますが、これだとただ一緒にレストランで食事をしただけの?若い女性みたいですけど、彼のホテルについていっちゃったってこと?それで暴行されたわけ? キムさんは、レストランで白ワインを飲んだ後の記憶がないそうです。まあ、真相はよくわかりませんが、この事件で出演できなかったことは確かってことです。

 テノール逮捕と言えば、「ジョン・健・ヌッツォを思い出しますが、その後2年弱のブランクを経て、テノールとして活躍されているようです。
 ベルトランのレイプ〔冤罪らしい)事件なんてのも.....
シュロット契約違反で告訴★☆ナポリの《ロンバルディ》もキャンセル!
ナポリ・サンカルロ《ロンバルディ》いよいよ...ティート・ベルトランは出演

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ドミンゴ(76才)とフレミング 来日コンサート(2017.3.13)  ☆ 15日にはLAで「ホフマン物語」のオケのリハーサルに.... [オペラ歌手]

 すっかり忘れていましたが、ちゃんと来たんですね。東京国際フォーラムのコンサートに。私は、行ってませんが.....あの会場は、株主総会とかには何度か行ったことありますけど、コンサートってどうなのかしら.....あんな大きな会場が満席みたい、さすがの集客力ですね。だから、オペラハウスも、もうそろそろ....と思いながらも、歌って頂くことになるんですね。来シーズンはメトで「ルイザ・ミラー」初役に挑戦、凄いですね。
 昔、年齢詐称って言われてたんですけど、サバを読んでるんじゃないかと....。ドミンゴ本人は、生年月日を1941年1月21日生まれとしていますが、1933年とか1934年説があって、そちらが正しいとされていたんです。1933年とすると、84才ですよ。
参考記事:偉大なるオペラ歌手プラシド・ドミンゴ、2017年3月、一夜だけのコンサートのために来日!

domingo_fleming2017.jpg

 そうそう、原発事故で、キャンセルが相次ぎました....ヨナス・カウフマンとかアンナ・ネトレプコ、カレーヤ、ボロディナ....

LAopera_hoffmann_4.jpg ドミンゴは、忙しくしていないと生きて行けないみたいですね。3月25日からは、LAオペラでグリゴーロ主演の「ホフマン物語」で指揮をします。15日には、オケのリハーサルにちゃんと居ますよ。

          →  →  →  →

 2008年のことですが、忙しいの大嫌いなグリゴーロがインタビューで....
Q:あなたとドミンゴとの関係はどういうものですか。

A:彼は僕にとって父親のようなものです。チューリヒに着いたとき、へとへとに疲れていたので、大好きな「ルチア」をキャンセルしようかと思いました。ドミンゴに電話しました。彼は僕を正気に返らせてくれました。幸運でした。

と語っています。『僕はポペラで若者をオペラに近づける』から
 この時は、確かに忙し過ぎ、ドミンゴなら平気なんでしょうけど.....8月5日にはローマで「雪の奇蹟」のイヴェント、8月15日はロサンゼルス、8月19日にはチューリヒで「ルチア」、で忙しくした原因は、ドミンゴがロサンゼルスに呼んだからなんです

参考記事:ドミンゴの年齢疑惑

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メト2017−2018シーズン発表 (2017.2.15) ☆一覧表 [オペラの話題]

◎3月3日にヨナス・カウフマンの「トスカ」キャンセル発表、代わりはヴィットリオ・グリゴーロ.....あらら。
 Jonas Kaufmann Withdraws From Met Opera’s ‘Tosca’
 理由は
personal life and professional obligations
 "I feel that I cannot allow myself to have such long periods away from my family at this time"
 で "professional obligations" って....何?

 それって発表前に言うことでしょう。クリスマスは家族と過ごしたいって.....リハーサルで長期間拘束されるオペラを減らして、実入りのいいコンサートをもっと増やすってことかしら....いずれにしても今頃発表するって、ホント身勝手、誠実とは言えない....こんなことでグリゴーロにお鉢が回ってくるとは、吃驚です。ROHで初役カヴァラドッシを歌うはずが、メトが先になってしまった.....
(2017.3.4)

関連記事:メト2017/18シーズン「トスカ」:カウフマン降板 代わりはグリゴーロ (2017.3.3発表) 理由は personal life とprofessional obligations ☆ NYTimes 続報(3/8)
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メト2017−2018シーズンのラインナップが2月15日正午に発表されました。
 なんかあまり代わり映えしない感じもします。注目は、ドミンゴのルイザ・ミラー....それからマクヴィカー演出でまた伝統的演出舞台に戻る「トスカ」で、オポライスとネトレプコのトスカなのかしら.... グリゴーロは、「ホフマン」と「ルチア」に出演、相変わらずのレパートリーですが、「ルチア」がHDではないのが残念です。
 26演目(新演出5、再演19、コンサート2)、そのうち10公演がHD上映されます。WOWOWが契約を打ち切ったりしなければ、BSでも1〜2年後くらいには見られるはずです。

ニュープロダクション(5)
 ノルマ(HD)、トスカ(HD)、皆殺しの天使(HD)、コジ・ファン・トゥッテ(HD)、サンドリヨン(HD)
再演(19)
 ホフマン物語、魔笛(HD)、ボエーム(HD)、トゥーランドット、マダム・バタフライ、タイス、
 魔笛(英語版)、フィガロの結婚、メリー・ウィドウ、ヘンゼルとグレーテル、トスカ、カヴァ/パグ、
 トロヴァトーレ、愛の妙薬(HD)、セミラーミデ(HD)、エレクトラ、ルチア、ルイザ・ミラー(HD)、
 ロメオとジュリエット

◎メト2017−2018シーズン予定:
1.Norma (Sep 25 - Dec 16) New! HD (Oct. 7)
 Sep 25,28/Oct 3,7,11,16,20/Dec 1,5,8,11,16
 Carlo Rizzi/Joseph Colaneri(Dec), David McVica
 Sondra Radvanovsky/Marina Rebeka/Angela Meade, Joyce DiDonato/Jamie Barton,
 Joseph Calleja, Matthew Rose/Vazgen Gazaryan

2.Les Contes d’Hoffmann (Sep 26 - Oct 28)
 Sep 27/ Oct 4,7,13,18, 21,24,28
 Johannes Debus, Bartlett Sher
 Erin Morley, Anita Hartig, Oksana Volkova, Tara Erraught/Géraldine Chauvet,
 Vittorio Grigolo/Yosep Kang(10/18), Christophe Mortagne, Laurent Naouri

3.Die Zauberflöte (Sep 27 - Oct 14) HD (Oct.14)
 Sep 27,30/ Oct 5,10,14
 James Levine, Julie Taymor
 Golda Schultz, Kathryn Lewek, Charles Castronovo, Markus Werb, Christian Van Horn,
 Tobias Kehrer/René Pape

4.La Bohème (Oct 2 - Nov 4)
 Oct 2,6,9,14,19,23,27/Nov 1,4
 Alexander Soddy, Franco Zeffirelli
 Angel Blue/Anita Hartig(11/1,4), Brigitta Kele,
 Dmytro Popov(10/2.6.9)/Jean-François Borras(10/14)/Russell Thomas,
 Lucas Meachem/Michael Todd Simpson(10/19,23), Duncan Rock,
 David Soar(10/2,6,9,14,19)/Matthew Rose, Paul Plishka
 
5.Turandot(Oct 12 - Nov 16)
 Oct 12,17,21,25,28,31/Nov 4,8,11,16
 Carlo Rizzi, Franco Zeffirelli
 Oksana Dyka, Maria Agresta/Hei-Kyung Hong(11/16),  
 Marcelo Álvar, James Morris/Giorgi Kirof(11/16)

6.The Exterminating Angel :Thomas Adès (Oct 26 - Nov 21) New! HD (Nov. 18)
 Oct 18,21,25,29/ Nov 2,5,9,12
 Thomas Adès, Tom Cairns
 Audrey Luna, Amanda Echalaz, Sally Matthew, Sophie Bevan, Alice Coote,
 Christine Rice, Iestyn Davies, Joseph Kaise,Frédéric Antoun, David Portill,
 David Adam Moore, Rod Gilfry, Kevin Burdette, Christian Van Horn, John Tomlinson

7.Madama Butterfly (Nov 2 - Mar 16)
 Nov 2,6,9,13,17,20/ Feb 22,26/Mar 3,8,13,16
 Jader Bignamini/Marco Armiliato, Anthony Minghella
 Hui He/Ermonela Jaho, Maria Zifchak, Roberto Aronic/Luis Chap,
 David Bizi/Dwayne Croft/Roberto Frontali

8.Thaïs (Nov 11 - Dec 2)
 Nov 5,11,15,19,22,26 / Dec 2
 Emmanuel Villaume, John Cox
 Ailyn Pérez, Jean-François Borras, Gerald Finley, David Pittsinger

9.Requiem (Nov 24 - Dec 2)
 Nov 24,27,29 / Dec 2
 James Levine
 Krassimira Stoyanova, Ekaterina Semenchuk, Aleksandrs Antonenko, Ferruccio Furlanetto

10.The Magic Flute (Nov 25 - Dec 9) 英語版
 Nov 25,30 /Dec 4,7,9
 Edo de Waart, Julie Taymor
 Hanna-Elisabeth Müller, Kathryn Lewek, Charles Castronovo, Nathan Gunn,
 Alfred Walker, Tobias Kehre

11.Le Nozze di Figaro (Dec 6 - Jan 19)
 Dec 5,9,13,17,24,28 Jan 4,10,13,19
 Harry Bicket, Sir Richard Eyre
 Rachel Willis-Sørensen(12/23まで)/Sonya Yoncheva Ailyn Pérez/Caitlin Lynch(1/19),
 Christiane Karg(12/23まで)/Nadine Sierra, Serena Malfi(12/23まで)/Isabel Leonard,
 Luca Pisaroni(12/23まで)/Mariusz Kwiecien, Adam Plachetk(12/23まで)/ Ildar Abdrazako

12.The Merry Widow (Dec 14 - Jan 11)
 Dec 12,16,19,22,27,30 / Jan 3, 7
 Ward Stare, Susan Stroman
 Susan Graham, Andriana Chuchm, Paul Groves, David Portillo/Taylor Stayton, Thomas Allen

13.Hansel and Gretel (Dec 18 - Jan 6)
 Dec 18,22,26,28,30 / Jan 1, 6
 Donald Runnicles, Richard Jones
 Lisette Oropesa/Maureen McKay, Tara Erraught/Ingeborg Gillebo, Dolora Zajic,
 Gerhard Siegel, Quinn Kelsey/Dwayne Croft

14.Tosca (Dec 31 - Jan 27) New! HD (Jan. 27)
 Dec 31/Jan 3,6,9,12,15,18,23,27
 Andris Nelsons/Gareth Morrell(1/18), Sir David McVicar
 Kristine Opolais Sonya Yoncheva/Jennifer Rowley(1/12) , Jonas Kaufmann Vittorio Grigolo, Bryn Terfel, Patrick Carfizzi

15.Il Cavalleria Rusticana & Pagliacci(Jan 8 - Feb 1)
 Jan 9,13,18,21,24,28 / Feb 1,4,8,11
 Nicola Luisotti, Sir David McVicar
 Ekaterina Semenchu/Eva-Maria Westbroek, Roberto Alagna, Željko Lučić
 Aleksandra Kurza, Roberto Alagna, George Gagnidze, Alessio Arduini
 Maurizio Muraro, Valeriano Lanchas, Mikhail Petrenko / Oren Gradus(Jan 21)

16.Il Trovatore (Jan 22 - Feb 15)
 Jan 22,26,30/ Feb 3,6,9,12,15
 James Levine, Michael Mayer
 Maria Agresta, Anita Rachvelishvil/Elena Manistina, Yonghoon Lee, Quinn Kelsey/Luca Salsi,
 Štefan Kocán/Kwangchul You

17.L’Elisir d’Amore (Jan 16 - Feb 17)  HD (Feb. 10)
 Jan 16,20,24,27,31/Feb 3,7,10.14.17
 Domingo Hindoyan, Bartlett Sher
 Pretty Yende, Matthew Polenzani, Davide Luciano, Ildebrando D'Arcangelo

(4)La Bohème (Feb16 - Mar 10)  HD (Feb. 24)
 Feb16,21,24/Mar 2,7,10
 Marco Armiliato, Franco Zeffirelli
 Sonya Yoncheva, Susanna Phillips, Michael Fabiano,
 Lucas Meachem, Alexey Lavrov/David Pershall(3/7),
 Matthew Rose. Paul Plishka 

18.Semiramide (Feb 19 - Mar 17) HD (Mar. 10)
 Feb19,24,28 / Mar 3,6,10,14,17
 Maurizio Benini, John Copley
 Angela Meade, Elizabeth DeShong, Javier Camarena, Ildar Abdrazakov, Ryan Speedo Green

19.Parsifal(Feb 5 - Feb 27)
 Feb 5,10,13,17,20,23,27
 Yannick Nézet-Séguin/John Keenan, Sandro Sequi
 Evelyn Herlitziu, Klaus Florian Vogt, Peter Mattei, Evgeny Nikitin, René Pape

20.Elektra (Mar 1 - Mar 23)
  Mar 1,5,9,12,17,23
 Yannick Nézet-Séguin/Paul Nadler, Patrice Chéreau
 Christine Goerke, Elza van den Heever/Allison Oakes, Michaela Schuster, Jay Hunter Morris,
 Mikhail Petrenko/Mikhail Petrenko

21.Così fan tutte (Mar 15 - Apr 19) New!  HD ( (Mar. 31)
 Mar 15,20,24,27,31/Apr 4,7,10,13,16,19
 David Robertson, Phelim McDermott
 Amanda Majesk, Serena Malfi, Kelli O'Hara, Ben Bliss, Adam Plachetka, Christopher Maltman

(5)Turandot(Mar 21 - Apr 5) 
 Mar 21,24,28,31/Apr 5
 Marco Armiliato, Franco Zeffirelli
 Martina Serafin, Guanqun Yu/Hei-Kyung Hong(4/5),  
 Marcelo Álvar, Alexander Tsymbalyuk

22.Lucia di Lammermoor (Mar 22 - May 10) 
 Mar 22,26,30/Apr 3,7,11,14,25,28/May 2,5,10
 Roberto Abbado, Mary Zimmerman
 Olga Peretyatko/Jessica Pratt(4/11,14)/Pretty Yende,
 Vittorio Grigolo(4/14まで)/Michael Fabiano,
 Massimo Cavalletti(4/14まで)/Luca Salsi/Quinn Kelsey,
 Vitalij Kowaljow(4/14まで)/Alexander Vinogradov
 
23.Luisa Miller (Mar 29 - Apr 21)  HD (Apr. 14)
 Mar 16,20,24,28/Apr 1,5,8
 James Levine, Elijah Moshinsky
 Sonya Yoncheva, Olesya Petrova, Piotr Beczala, Plácido Domin/Luca Salsi,
 Alexander Vinogradov, Dmitry Belosselskiy

24.Cendrillon ( Apr 12 - May 11)  New! HD (Apr. 28)
 Apr 14,17,20,24,28/May 3,7,11
 Bertrand de Billy, Laurent Pelly
 Kathleen Kim, Joyce DiDonat, Alice Coote,Stephanie Blyth, Laurent Naouri

(14)Tosca (Apr 21- May 12) New!
 Apr 21,26,30/May 4,8,12
 Bertrand de Billy, Sir David McVicar
 Anna Netrebko, Marcelo Álvarez, Michael Volle/George Gagnidze(5/8,12), Patrick Carfizzi

25.Roméo et Juliette (Apr 23 - May 12)   
 Apr 13,17,21,24,28/May 1,5,9,13
 Plácido Domingo, Bartlett Sher
 Ailyn Pérez, Karine Deshayes, Bryan Hymel, Joshua Hopkins, Kwangchul Youn

26.National Council Grand Finals Concert
 Apr 29
メトデビュー

ニューヨークタイムズの記事:Highlights From the Met Opera’s 2017-18 Season
参考記事:メト2016−2017シーズン発表 (2016.2.17)


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