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一大イベント:チューリヒ中央駅の《椿姫》ネットで同時中継 [椿姫]

★日本の皆さん、チューリヒ中央駅でくりひろげられる《La traviata》がネットで見られます。不眠症の方、徹夜をいとわない方は、どうぞ! 線路と乗客の間を渡り歩く「椿姫」 (2008/09/29 - 15:26) swissinfo.chの日本語訳が出ました。
♪日本時間:10月1日(水)午前3時5分〜(現地時間9/30(火)20:05〜)ストリーミング
出演:エヴァ・メイ、ヴィットリオ・グリゴーロ、アンジェロ・ベッチャ、カリニャーニ指揮、チューリヒ歌劇場管弦楽団、合唱団

関連サイト:
- " Traviata" at the Station of Zurich - L' event on Internet
- SF Tv (Schweizer Fernsehen)
- Swissinfo.CH(英語情報)

関連記事:チューリヒ中央駅の《椿姫》関連
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エドガルドの"Son tue cifre? A me rispondi"......"Hai tradito il cielo, e amor!" パヴァロッティ、M.アルバレス、グリゴーロ ★MP3/VideoClip [ランメルモールのルチア]

今現在、ヴィットリオ・グリゴーロはチューリヒ歌劇場で《ランメルモールのルチア》に出演中、初役で劇場デビューでもありますが、好評で大成功のようです。この公演の合間に《チューリヒ中央駅の椿姫》に出演するという、ハードなスケジュールですが、28日の《ルチア》はキャンセルになりました。30日の《チューリヒ中央駅の椿姫》は、テレビの同時中継とインターネットでの配信もあるのに大丈夫でしょうか....→
グリゴーロ本人のメッセージが出ました。椿姫のリハーサルのため28日は出演できなくなったそうです。詳細はこちらで(2008.9.28追記)

さて、私の好きな場面を私の好きな歌手で聞いてみましょう。こういう場面は、アリアと違って、特に個性が出るので面白いです。3人3様の怒り爆発!(真ん中以外は音が悪いです)
★(1970年10月メトロポリタン歌劇場ライヴ:スコット、パヴァロッティ、セレーニ、R.ライモンディ
はじめての《ルチア》は、メトのLD、サザランドとクラウスでしたが、面白いと感じませんでした。クラウスは、私には端正すぎで.....その後、サザランド、パヴァロッティのCDを聞いて好きになりました。パヴァロッティの怒り爆発が気に入りました。ライモンディは29才ですが、ルドルフ・ビングに請われてメトの開幕公演で《エルナーニ》のシルヴァを歌い、引き続きライモンドを歌いました。




★2004年8月新国立劇場/ラ・ヴォーチェ公演 :デヴィーア、M.アルバレス、ブルゾン、コロンバーラ
スカラ座並の「夢の饗宴」、デヴィーア、アルバレス、ブルゾン、コロンバーラの豪華版。






★2008年9月チューリヒ歌劇場ライヴ:モシュク、グリゴーロ、カヴァレッティ、ポルガール
グリゴーロのエドガルドは、ロジーナさんの鑑賞記録をどうぞ!
ミキエレッティの演出で、エドガルドは、シャツを脱がされて、踏んだり蹴ったりシャンパンをかけられたり暴行を受けます。



RAIMONDO:Mira.
EDGARDO:Tremi!... ti confondi! Son tue cifre? A me rispondi: Son tue cifre?
LUCIA:Sì...
EDGARDO:Riprendi il tuo pegno, infido cor. Il mio dammi.
LUCIA:Almen...
EDGARDO:Lo rendi. Hai tradito il cielo, e amor! Maledetto sia l'istante che di te mi rese amante...stirpe iniqua... abominata io dovea da te fuggir!...Ah! di dio la mano irata ti disperda...

★参考LUCIA DI LAMMERMOOR 楽譜 libretto

 《ランメルモールのルチア》は、ドニゼッティの作品の中で最も有名で、舞台にかけられることも一番多い。原作はウォルター・スコットの小説「ランマムーアの花嫁」。スコットランドのランマムーア(イタリア語読みではランメルモール)地方のアストーン城主エンリーコはレーヴェンスウッド城主エドガルドと先祖代々の敵であったが、ついに彼の城と財産を奪いとる。エドガルドに残されたものは、ウォルフェラーグにある荒れ果てた要塞だけである。ある日エンリーコの妹ルチアが凶暴な牡牛に襲われ、偶然通りかかったエドガルドに命を救われる。これをきっけに、二人の間にひそかな愛が芽生え、永遠の愛を誓いあう。ところが、エドガルドがフランスに行っている間に、ルチアは政略結婚しなければならなくなる....
 ルチアが、泣く泣く結婚契約書に署名したとたん、事情を知らないエドガルド現れる。全員一瞬固まって、ここでこのオペラの聴かせどころ最頂点、六重唱が歌われる。エドガルドはルチアを連れて行こうとするが、♪結婚契約書の署名を見せられ、ルチアの心変わりを呪い、愛の徴の指輪を投げつける。彼の怒りは頂点に達し、放心状態のルチアから指輪をひったくり、床に投げつけ、足で蹴っ飛ばす。剣を持って、ルチアとその血族を呪い、結婚式に集まった人々の間をわって退場する。

関連記事:
《ランメルモールのルチア》家庭教師ライモンド:中くらいの役(3) MP3:ライモンディのライモンド
ヴィットリオ・グリゴーロ《ルチア》関連


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ボチェッリとオペラ (1) 前置き:グリゴーロとの関係など... [ボチェッリとオペラ]

 アンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocelli、1958.9.22- イタリア)は、(本物の)オペラ歌手か!? と聞かれれば、オペラ歌手ではない...と躊躇なく答えます。
 オペラ歌手とは、(歌)劇場の舞台でプロとしてオペラを歌い演じる歌手で、アリアだけを歌う歌手は、オペラ歌手ではありません。実際に彼がオペラの舞台に立っていることも知っていますが、あくまで余興でしょ...という認識しか持ち合わせていません。
 このところ私が注目している(本物の)オペラ歌手ヴィットリオ・グリゴーロ(1977.2.19- イタリア)の情報をネットでさがしているとボチェッリの名前をよく目にします。
 たとえば、グリゴーロが2006年3月にリリースしたポップスのアルバムが、イギリスのヒットチャートで、ボチェッリと共にベストテン入りをしたことで話題になったり(右の写真をクリックすると記事が読めます)、どちらもパヴァロッティと縁があったり、グリゴーロがボチェッリと衝突したとメディが報じたり(注1).....ボチェッリを今のように有名にしたプロデューサー兼マネージャーが、今はグリゴーロのマネージャーになっているとか(注2)......今まで、ボチェッリには関心がなかったのですが、私が把握している以上にオペラにも出演していますので、「ボチェッリとオペラ」について調べてみることにしました。

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定額小為替の怪(2):これぞお役所仕事....50円のお釣りに150円.....100円の会計処理は? [雑談]

郵便局の民営化とは...50円のものを150円で買わせることなり....定額小為替の怪』という記事、ご記憶にございますでしょうか。つまり定額小為替は金種に関係なく1枚100円の手数料なので、50円の定額小為替1枚に150円必要と言うなんともバカバカしい、あきれた話しを紹介しました。本籍が田舎にでもない限り、こういう経験はないのでしょうが、またまた戸籍抄本が必要になったので、前回の記事でedcさんのコメント通りにさっそく試してみました。
 450円の戸籍抄本を申請するのに、500円の定額小為替を同封してみました。さて、どうなったでしょうか。

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タグ:定額小為替
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訃報:ピーター・グロソップ(Peter Glossop 1928.7.6〜2008.9.7 ) [訃報]



 バリトンのピーター・グロソップが、9月7日に亡くなりました。享年80歳、ご冥福をお祈りします。
 こちらの記事にもあるように、ヴェルディ・バリトンのタイトルロールとしてミラノ・スカラ座の舞台に立った、唯一のイギリス人歌手だそうです。
 1928年7月6日、イギリスのシェフィールド生まれ。兵役を終えた後、シェフィールド・オペラソサエティーの一員となり、次いでロンドンのサドラーズ・ウェルズ合唱団に入団、第1バリトン歌手となった。1956年《トロヴァトーレ》のルーナ伯爵で、オペラの初舞台を踏み、1961年には、ブルガリア国際オペラコンテストで優勝、ヨーロッパの歌劇場に進出する機会を得た。同年、エジンバラ音楽祭、翌1962年にはコヴェントガーデンにデビュー、更にイタリアでは、最もデビューの難しいパルマの歌劇場でリゴレットを歌い成功をおさめ、直ちにミラノ・スカラ座にもリゴレットでデビュー、1971年まで、リゴレットと《仮面舞踏会》のレナートを歌った。1970,72年にはザルツブルグ音楽祭でカラヤン指揮・演出の《オテロ》にヤーゴ役で出演している。 メトには、1967年リゴレットでデビュー、ウィーンには、1968年《トスカ》のスカルピアでデビューしている。1971年には、NHK招聘「第6次イタリア歌劇団」として来日、《リゴレット》を歌った。共演は若手テノールのパヴァロッティと若手バス歌手のルッジェーロ・ライモンディ。(第6次イタリア歌劇団プログラム参照)

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タグ:グロソップ
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Espace 2のネット放送:ジュネーヴ大劇場《ドン・カルロ》全曲放送★MP3 [ドン・カルロ]


♫ロドリゴとカルロの二重唱
 先日は思いがけなくオーストリアの放送局でジュネーヴ大劇場《ドン・カルロ》のハイライト放送があって、全曲放送の前にヴィットリオ・グリゴーロのドン・カルロを聞くことができました。グリゴーロのカルロ王子とても気に入りましたので全曲放送を首を長くして待っていましたが、7日の日本時間の早朝2時から放送されました。
 Espace 2は、初めての試聴でしたが、はじまって、15分くらいから、ずーっとではないのですが、断続的に回線状態が悪く、プチプチと途切れて、やっぱりネット放送はベスト・エフォート型サービス....とがっかり。今までの経験から、切断してしまうことはたまにありましたが、こういう聞き辛い状態ははじめてです。
 最初は"RSR Espace 2"のホームページの右上のスピーカーマークをクリックして、そこから聞いていたのですが、もしや...と思って、『iTunesのストリーム』に切り替えてみました。これは"OperaCastの"128K MP3"から接続するとMP3のせいだと思いますが、私のパソコンでは『iTunes』が立ち上がることになっています。2幕のエリザベッタとロドリゴが話している場面でしたが切り替えにあたふたして録音は数分の空白ができてしまいました。その間にカルロが出て来て歌も数行欠けてしまいましたが、その後は、全く途切れることなく気持ちよく聞く事ができました。これが、偶然回線状態がよくなっただけで、最初のままでも途切れなかったのかどうかは、分かりません。
 おいおいヴィットリオ・グリゴーロの別館にドン・カルロの音声ファイルをアップしたいと思います。こちらで、1幕のプチプチしはじめたところ、れいのロドリゴとの二重唱をアップします。まだ聞くに耐えないというほどではないと思います。(プチプチしてないのに差し替えました) このあと2幕のエボリの歌までは切断されませんでしたが、その後かなりひどいプチプチ状態になったので、『iTunes』に切り替えてみたというわけです。ネット放送は、それぞれの接続環境に左右されるのは当然としても、こういうことも関係してくるんでしょうか。どなたかそういう経験はありますか?

★このシーンの解説と3種類の二重唱が聞けます。
1989年メト《 ドン・カルロ》-1-★☆MP3カルロ&ロドリーゴ

関連記事:
今夜、ジュネーヴ大劇場の《ドン・カルロ》放送 、但し抜粋

ヴィットリオ・グリゴーロのドン・カルロ関連記事

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《モゼ Mosè 》ボローニャ歌劇場のライヴ録音(1991.10.4録)★MP3 [モゼ/エジプトのモゼ]

ロッシーニ作曲《モゼ Mosè 》ボローニャ歌劇場: 1991年3月1日〜4月10日


参考同じ場面のクリップ《モイーズとファラオン》
ダニエレ・ガッティ指揮/ボローニャ歌劇場管弦楽団、合唱団
ウーゴ・デ・アナ演出
キャスト:
モゼ:ルッジェーロ・ライモンディ
エリゼーロ(モゼの兄):エツィオ・ディ・チェーザレ
ファラオーネ(王):ミケーレ・ペルトゥージ(1965-)
アメーノフィ(王子):ラモン・バルガス(1960.09.11- )
アウフィーデ(エジプト軍の隊長):フランチェスコ・ピッコリ
オジリデ(エジプトの神官):ジョヴァンニ・フルラネット
マリア(モゼの姉、アナイデの母):グロリア・バンディテッリ
アナイデ(モゼの姪、王子と恋仲):中丸 三千繪 (1960.07-)
シナイーデ(エジプト王妃):グロリア・スカルキ
天の声:ジョヴァンニ・フルラネット

Broadcast Rai :1991.10.4録
※アナイデはアンナ・カテリーナ・アントナッチ,(1961.04.05- イタリア)とダブルキャスト

 1991年10月4日RAI放送の録音入手しました。このロッシーニの、あの十戒で有名なモゼを題材にした作品は、いろいろあってややこしい.....すっかり忘れていますので、まず、おさらいから。

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