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DVD解説の出演者プロフィールについて一言(バーンスタインのヴェルディRequim) [RRのはてな?の紹介文]

カチン! やっぱり変です!?!?!?
Bernstein in London: Verdi Requiem1970年バーンスタイン指揮のヴェルディRequimのDVDは、すでにLDも持っていますし、画質がよくないことが多いドリームライフだし、あまり購買意欲はわきませんでしたが、RRコレクションの一環として買うことにしました。今時めずらしく、ちょっとした解説つきでした。
さてと、解説の中の「出演者たち」の項ですが、ソリストと指揮者について、簡単に書かれています。ルッジェーロ・ライモンディのプロフィールを読んで、カチン!(ガーンというほどではない)ときました。

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RR紹介文の不思議(CDスタバト・マーテル解説) [RRのはてな?の紹介文]

5月20日のブログでご紹介したジュリーニ指揮の「スタバト・マーテル」の2004年リリースの国内版ですが、ちょっとした解説(萩原秋彦)つきです。
重箱の隅をつつく、ことになるかなぁ..ともおもいますが、でも、これって、重箱の隅ではないですね、明らかな間違いですから。

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"オペラ歌手"のことを書くプロの人達の不思議(6) [RRのはてな?の紹介文]

まだやるのぉ・・ですけど、今回はオペラファンの間では有名な方達です。下の方にも「黒田恭一」の??があります。
危機に立つイタリア・オペラ界[対談] 黒田恭一×武石英夫
育たない次代を担う歌い手
(1980年9月雑誌別冊 )
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ビゼー「カルメン」全4幕ひとしきり、バリトン、バスに人材がいないという話しをして、
黒田:そうですね。メトではバスのシェピがとても人気があって、活躍しましたね。
武石:そう、日本には残念ながら来ていませんね。
黒田:シェピの跡継ぎになれるかと非常に期待していて、このところ少しがっかりしているのがR.ライモンディなんです。ロージ監督カルメン
武石:若くして偉くなりすぎちゃったんです。それとバスは30過ぎてからが本物だっていいますでしょう。ちょうど日本に来たときのことですが、20代でこれだけ歌えるということは、もう40になったら大変なことになると言ってました。それが逆になって・・・・。ドン・ジョヴァンニあたりをやり出してからちょっとまずくなったんじゃないですか。あまり器用な方じゃないですからね。もう少し歌い手は自分のレパートリーに対して節操を守って歌ってくれるといいんですけど。
だから、ものによっては、いまバスはクリストフの方がまだいいといいますね。
黒田:クリストフには、声も歌唱も表現も劇的にキリッと引き締まった魅力がありましたね。
ギャウロフは声に甘えてしまっている感じがありますね。
フィリッポを歌っても、クリストフの方がフィリッポの孤独感がでていますね。

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"オペラ歌手"のことを書くプロの人達の不思議(5) [RRのはてな?の紹介文]

音楽ジャーナリストは、どんな人がなるの? 石戸谷結子って!?
2003年ザルツブルグ夏の音楽祭の目玉は「ホフマン物語」、この公演のレビューを見つけ仰天。(すでに録画を見ていたので、吃驚しましたが、見てなければそうなんだ・・・とおもっただけでしょうね)
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オッフェンバック◎ホフマン物語(文 石戸谷結子◎ 音楽ジャーナリスト)
ホフマンはファウストのような初老の男(それともこれがシコフの地?)で、・・・豪華顔ぶれの歌手のうち、女性陣が凄かった。ミューズのキルヒシュラーガーは声量も出てきて表現も深くなり、アリアも多く出ずっぱりで、ほとんど主役扱いの大奮闘。むしろホフマンは影がうすい。・・・ホフマン役のニール・シコフは設定が冴えないせいか、調子はいま一つ。悪魔四役のルッジェーロ・ライモンディはもう音程が不安定で凄味が足りない

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"オペラ歌手"のことを書くプロの人達の不思議(4) [RRのはてな?の紹介文]

シェピ(1923生)とライモンディ(1941年生) 5月10日の記事の続きベジャールと共演ドン・ジョヴァンニ
久々のイタリア人バス歌手ということで"シェピの後継者"といわれたライモンディのなにがお気に召さないのか、「期待外れ」と切り捨てる書き方には吃驚です。63才でドン・ジョヴァンニ、クリックするとレビューpdfをご覧いただけます
しかし、これが日本の音楽ジャーナリスムの定説となっているのかとも思えます。
なぜなら、シェピ後については、ヨーロッパでは、ドン・ジョヴァンニ=RRということになっていますが、日本では、わざと飛ばしているのか、知らないのか、レイミー(カラヤン効果)、アレン、フルラネット、ハンプソン、ターフェル、ギルフリー、キーンリサイド・・・・

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"オペラ歌手"のことを書くプロの人達の不思議(3) [RRのはてな?の紹介文]

R・ライモンディに関する「不思議な感じ」の記述 シェピとRRのトスティ「魅惑」をどうぞ!
シェピのCDのリブレットの記載
チェーザレ・シェピ(1923ーイタリア ミラノ)
・・・80年代になっても舞台では永く活躍したにも拘らず、録音活動は60年代で途絶えた・・・
シェピの声はバルカン系のバスには求められない艶と澄んだ響きを持った、真のベルカントのバッソ・カンタンテだった。後継者と思われたルッジェーロ・ライモンディが期待外れに終わり、ギャウロフたちのバルカン勢にイタリア・オペラの主導権を明け渡してしまった現状を見ると、まだまだ十分に歌えたシェピに、もっといろいろなレパートリーを録音しておいてほしかった。(河合秀明)

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オペラ歌手のことを書くプロの人達の不思議(2) [RRのはてな?の紹介文]

R・ライモンディに関する記述をとりあげてみます。
135Pライモンディの項は 山本義彦執筆例1)1996.7.15第2刷(初版1993) オペラハンドブック(新書館)
ライモンディは充実した滑らかな、そして朗々と鳴り響くバッソ・カンタンテの声で、高い音域においてはいくぶんバリトン的な明るい音色さえ持っている。
1979年にはスカラ座で、『ボリス・ゴドゥノフ』のタイトル・ロールをギャウロフと交代で歌った。以来この偉大なバスの後継者として期待されたが、ボリスや『ドン・カルロ』のフィリッポ2世では、悲痛な感動に聴衆を引き込むほどの歌唱をするまでには至らず、ギャウロフの域まで達しなかったのは、素晴しい素質を持っているだけに残念なことだ。・・・・(山本義彦)


明らかな間違い発見:
◆1979年にはスカラ座で、『ボリス・ゴドゥノフ』のタイトル・ロールをギャウロフと交代で歌った。
1979ー1980年シーズンは、ボリスは、ニコライ・ギャウロフとニコライ・ギュゼレフのダブルキャストで、ライモンディはワルラームをシングルキャストで歌った。スカラ座でボリスを歌ったのは1981年。

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"オペラ歌手"のことを書くプロの人達の不思議(1) [RRのはてな?の紹介文]

オペラ名歌手201オペラに親しむようになり、今まで、見向きもしなかった、オペラ歌手の略歴+評価が書かれている出版物、リリースされたCD、DVD等の解説書、オペラの公演についてのレビュー等に目を通すようになりました。興味のある歌手についてだけですが。
ブログ仲間のedcさんが、「ある歌手の半生と意見」というHPを立ち上げたのも、また、今回ブログで連載を始めたのも「ある歌手」=ペーター・ホフマンについて、日本で目にする評価があまりにも毀誉褒貶が激しく、そのことについて不思議な感じがしたことがきっかけだということです。
インターネット時代の到来により、海外の情報も誰でも入手できる昨今、その情報が正確か妥当であるかはさておき、edcさんならずとも、私もいろいろ首を傾げるような『不思議な感じ』がしています。
実は、先日、edcさんの記事「歌手になる経緯(2)ジークフリート・イェルザレム」のコメントで「そうそう、ルチア・ポップの夫って書いてある注1)がありましたが、これってほんと?」と尋ねました。ドイツオペラに詳しい方々の反応は、えぇ!?でした。

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