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ケン・ラッセル演出《ファウスト》:どのくらい画質がよくなったか [ファウスト/ファウストの刧罰]

R.ライモンディは24才で《ファウスト》のメフィストを歌い、現在に至るまで、主要なレパートリーの一つとなっています。ライモンディの演ずるメフィストは暴れん坊で、即興的によく動くのが特徴です。

上が今回発売のもの、牛さんも金ぴかになりました



▼ビデオクリップ:(どの絵をクリックしても同じ所に飛びます)
1幕:急に現れたメフィストに狼狽、怖がるファウストがなんともかわいい(アライサのせいかな)
2幕:「金の仔牛の歌」、かなり高い台から、飛び降ります。ライモンディは大きいですけど身軽なんですよ。お約束通り十字架を怖がってみせるが、喰ってしまうというケン・ラッセルの悪ふざけの一つ、その他、キリスト象に風穴あけたり、聖水に××したり、司教に変装したり....。

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ケン・ラッセル演出、グノー《ファウスト》ドイツグラモフォン発売記念 [ファウスト/ファウストの刧罰]

R.ライモンディは、1964年22歳でデビュー後、すぐにフェニーチェ座と5年契約。小さい役からはじめて、2年後の1966年、24歳で大きな役、グノーの《ファウスト》のメフィストフェレを歌う。この時、インテンダントのマリオ・ラブロカは、絶対に失敗させるわけにはいかないと、演技面での指導をピエロ・ファジョーニに全面的にまかせることにした。そのおかげで役者としても開眼することになった記念碑的な役といえる。その後もライモンディの主要なレパートリーであり、来シーズンもチューリッヒで歌う予定である。
さて、このたびケン・ラッセル演出の《ファウスト》が、大手レーベル、ドイツ・グラモフォンから発売され、やっと鮮明な映像を見ることができました。
この公演についてアンケンブランド著"仮面の人Ruggero Raimondi"でも取り上げられていますので、その部分をご紹介します。この文章の前に、ミュンヘンでは、すでにライモンディのメフィストは勝利をおさめ、みんながライモンディの悪魔のまねをするほど大人気だったことが書かれていますので、それを踏まえてお読み下さい。ウィーンでは、他で人気があると冷淡、特にミュンヘンで人気だと受け入れたくない...というなにかがあるそうです。

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《ファウストの刧罰》"LA DAMNATION DE FAUST" [ファウスト/ファウストの刧罰]

情報ありましたらお願いします! 
情報ありがとうございます。インタビューでの発言が気になりますが、、、

1995年5月11〜19日ミラノ・スカラ座《ファウストの刧罰》にR.ライモンディは出演したのかなぁ?.......
小澤指揮: Cole/Hadley, von Stade/Graham,Raimondi,Scheidegger
指揮が小澤というのがひっかかります。ライモンディは来日時のインタビューで、1980年パリ・オペラ座の《ボリス・ゴドノフ》の小澤指揮が流れて以来、小澤さんとは共演するチャンスがなかった、、と語っているからです。

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メフィスト [ファウスト/ファウストの刧罰]

えうりでぃちぇさんのブログで、グノーのファウストを取り上げていらっしゃいますのでこちらでも。
ライモンディにとって、このメフィストは、主要なレパートリーとなっています。 オペラ歌手デビュー後、初の大きな役であり、演出家のファジョーニと出会い、役者としても大きく成長するきっかけになった役でもあるのです。 1966年から主要歌劇場で、いろいろな演出で歌っています。その中でも、1985年ウィーンの ケン・ラッセル演出の「ファウスト」は、いろいろな面で変わっています。マルガレーテがシスターだったり、ジーベルがびっこをひいていたり、メフィストはめんどうみのいい兄貴分だったり(化粧が濃いですけど普通のかっこうしてます)・・・

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