デヴィッド・ギャレット:映画 "The Devil's Violinist "パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(2013) [映画:オペラ関連]
こんな映画があったとは知りませんでした。23日にWOWOWで初回放送されました。この手の映画で、演奏部分が吹き替えじゃないのってあったかしら。主演・製作総指揮・音楽がデイビッド・ギャレット、さすがに演奏部分は自然で生き生きしていて迫力があります。余談ですが、最後のクレジットでヘルムート・バーガーの名前が....えぇ!どこに出てたの?!?でした。若い頃の面影ゼロで普通以下のおじさんになっているのは知っていましたが....まだ映画に出ていたんですね。
*「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」 公式サイト
◎Jonas Kaufmann & David Garrett - UEFA Champions League Anthem - 19/5/2012
パガニーニは、超絶技巧のヴァイオリニストで作曲家、確かシャーロック・ホームズのお気に入りですし、ロッシーニの「エジプトのモーゼ」のアリアを主題に「《モーゼ》の主題による変奏曲」なんかも作曲しています。この映画でも使われています。この部分です......
関連記事:
・欧州サッカーチャンピオンズリーグ決勝戦オープニングセレモニー:ヨナス・カウフマンとデヴィッド・ギャレットの演奏(2012.5.19)
・[モゼ/エジプトのモゼ]
*「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」 公式サイト
◎Jonas Kaufmann & David Garrett - UEFA Champions League Anthem - 19/5/2012
パガニーニは、超絶技巧のヴァイオリニストで作曲家、確かシャーロック・ホームズのお気に入りですし、ロッシーニの「エジプトのモーゼ」のアリアを主題に「《モーゼ》の主題による変奏曲」なんかも作曲しています。この映画でも使われています。この部分です......
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・[モゼ/エジプトのモゼ]
ポンペイの「ボエーム」Rai5で放送 ...8月27日までオンデマンドで見られます(2015.8.21) [オペラの話題]
*ブロックされているというお知らせをいただきました。確かにイタリア国内のみ視聴可でブロックされているんですね。ブラウザSafari では「申し訳有りません。イタリア国内のみです....」という表示が出て見られません。しかし、なぜかブラウザがFirefoxなら見られます。Firefoxをインストールしてお試し下さい。無料ですし、他のブラウザとの併用になんら支障はありませんので。
私が見られた理由が分かりました。FirefoxにHola Unblocker(オラ アンブロッカー)というアドオンを入れていました。それでブロックが勝手に解除されたようです...多分。常にブロックが解除されるわけではないので、このアドオンはあまり役にたたないな....と思っていましたのですっかり忘れていました。Hola は、Chrome や Firefoxに有効でSafariには入れられないので、私の場合は、Firefoxで見られたということです。ぜひお試しを。(2015.8.22追記)
2014年の第一回ポンペイ・フェスティバルで上演されたグリゴーロ主演の「ボエーム」が "Rai Replay"で視聴できます。下の画像をクリックするとリンクしています。
Rai Replay / 7 giorni di programmi rai da rivedere
OPERA - LA BOHEME / Durata: 02:00:10 / Andato in onda il: 20/08/2015
*ポンペイ・フェスティバルの詳細は第二ブログで.....http://colleghi.blog.so-net.ne.jp/2014-09-05
私が見られた理由が分かりました。FirefoxにHola Unblocker(オラ アンブロッカー)というアドオンを入れていました。それでブロックが勝手に解除されたようです...多分。常にブロックが解除されるわけではないので、このアドオンはあまり役にたたないな....と思っていましたのですっかり忘れていました。Hola は、Chrome や Firefoxに有効でSafariには入れられないので、私の場合は、Firefoxで見られたということです。ぜひお試しを。(2015.8.22追記)
2014年の第一回ポンペイ・フェスティバルで上演されたグリゴーロ主演の「ボエーム」が "Rai Replay"で視聴できます。下の画像をクリックするとリンクしています。
Rai Replay / 7 giorni di programmi rai da rivedere
OPERA - LA BOHEME / Durata: 02:00:10 / Andato in onda il: 20/08/2015
*ポンペイ・フェスティバルの詳細は第二ブログで.....http://colleghi.blog.so-net.ne.jp/2014-09-05
ヨナス・カウフマン VS. デッカ ☆ グリゴーロの幻のCDアルバム...デッカが発売するはずだった... [オペラ歌手]
ヨナス・カウフマンは、数年前にデッカからソニーに移籍、すでにソニーから数枚のアルバムを出していて、9月にニューアルバム "Nessun dorma - The Puccini Album"をリリースすることが決まっています。ところがデッカが8月に"Jonas Kaufmann – The Age of Puccini"というタイトルのアルバムをリリースするんだとか.....わざわざプッチーニという名前を使っていますが、内容は、数年前のデッカの録音"Vrismo"とほぼ同じでプッチーニの曲は3曲のみ。こういうのってよくありますよね。中身は同じなのに再リリースの時にジャケットや題を変えて、違う曲をちょっと加えたり....."Vrismo"ってタイトルのせいであまり売れなかったのかしら? ソニーのニューアルバムのタイトルに"Nessun dorma" としたのは売るための策でしょうね。
2枚もリリースってさすがカウフマンと思いますが、「僕の許可(いるのかどうかしりませんが)なしにデッカが勝手にやったことで、あれはプッチーニのアルバムじゃないから、間違って買わないように.....」ってカウフマンがfacebookにコメントしたので話題になっています。
詳しくはこちらで....
・Jonas Kaufmann Takes Issue With Decca Over Puccini Album
・Jonas Kaufmann: 'please do not let yourselves be deceived by the Decca release "The Age of Puccini"'
カウフマンは不満のようですが、どうなんでしょう。両方買う人も多いと思いますし、なんでも宣伝になる世の中ですし。私に言わせればうらやましいですよ。ここから話が変わりますが、実はヴィットリオ・グリゴーロの場合は、結局発売されなかった幻のアルバムがあるんです。レコード業界って何をやっているんだかよくわかりません。
ざっと経緯をまとめてみました。
ヴィットリオ・グリゴーロはデッカと専属契約を結び、ポップレーベルのポリドールと数百万ポンドで録音契約をして、最初のPop Opera のアルバム“In The Hands of Love”を2006年3月にイギリスでリリース、その後、オーストラリア、アメリカでも発売。2007年には、ヨーロピアン・ボーダーブレーカーズ賞(European Border Breakers Awards=EBBA)も 受賞。
そして2枚目のアルバムを2008年2月に発売するはずでしたが、グリゴーロの元エージェントとCD会社の間のトラブルで未だに発売されていません。どうやらグリゴーロが90日間のプロモーションツアーを断ってオペラを選んだことがトラブルの原因のようなんですが.....これにはプラシド・ドミンゴ とのデュエットも含まれているということですし、争ってないで発売して欲しかったです。いずれひょこって出てくるのかなぁ。もうあれから7年もたったし望み薄ですよね。
幻のCDになるとは思ってもいなかった頃のインタビュー(2008.7.26)では、『次の CDは、グリゴーロ自身が共同作曲、共同制作者となるもので、来年の初め(2009年2月)に予定されている。大オペラ歌手プラシド・ドミンゴとのデュエットがある。「さらに僕らしく、さらに僕の音楽になります。そして、より"rockier"になるでしょう。プラシドと一緒に仕事をするのは名誉なことです。彼はオペラハウスが若い人を獲得することの重要さを理解しています」』(記事全文)と語っています。私もアリアのCDガ出るというので楽しみにしていましたし、ポペラのファンも首を長くして待っていたのに。
「オペラ雑誌2009年9月号」のインタビューの「今日、国際的キャリアの確立は、CD企業との専属契約によってこそだと思われます。これについてどうお考えですか。」という質問に対して、『これに関しては、残念ながら、何か間違った方向に進んでいます。すでに一年半前にデッカでアリアのCDを録音しました。ところが、私の元エージェントとCD会社の間で不一致があり、このCDは発売されていません。当時、制作のために随分協力しました。90日のプロモーションツアーのために空いた時間などなかったから、CDか舞台かを選ばなければなりませんでした。で、私は正しい選択をしたと思います。でなければ、おそらく今2014年まで予約でいっぱいなんてことはなかったでしょう。』(記事全文)
そして、グリゴーロは2009年にSonyと独占契約をしました。
関連記事:
若い虎がパヴァロッティの王冠を獲得(2006.3.5)
EBBA 2007 ★Vittorio Grigolo - Italy "In the Hands of Love" Polydor/Universal(2007.1.21)
シカゴ・SUN TIMES記事:ニューアルバムはドミンゴと二重唱も
ヴィットリオ・グリゴーロのオペラアリア集CDアルバム ‘THE ITALIAN TENOR’の曲目発表
News!Sonyと独占契約「Donizetti,Verdi& Pucciniのオペラ・アリア集」発売予定
2枚もリリースってさすがカウフマンと思いますが、「僕の許可(いるのかどうかしりませんが)なしにデッカが勝手にやったことで、あれはプッチーニのアルバムじゃないから、間違って買わないように.....」ってカウフマンがfacebookにコメントしたので話題になっています。
詳しくはこちらで....
・Jonas Kaufmann Takes Issue With Decca Over Puccini Album
・Jonas Kaufmann: 'please do not let yourselves be deceived by the Decca release "The Age of Puccini"'
カウフマンは不満のようですが、どうなんでしょう。両方買う人も多いと思いますし、なんでも宣伝になる世の中ですし。私に言わせればうらやましいですよ。ここから話が変わりますが、実はヴィットリオ・グリゴーロの場合は、結局発売されなかった幻のアルバムがあるんです。レコード業界って何をやっているんだかよくわかりません。
ざっと経緯をまとめてみました。
ヴィットリオ・グリゴーロはデッカと専属契約を結び、ポップレーベルのポリドールと数百万ポンドで録音契約をして、最初のPop Opera のアルバム“In The Hands of Love”を2006年3月にイギリスでリリース、その後、オーストラリア、アメリカでも発売。2007年には、ヨーロピアン・ボーダーブレーカーズ賞(European Border Breakers Awards=EBBA)も 受賞。
そして2枚目のアルバムを2008年2月に発売するはずでしたが、グリゴーロの元エージェントとCD会社の間のトラブルで未だに発売されていません。どうやらグリゴーロが90日間のプロモーションツアーを断ってオペラを選んだことがトラブルの原因のようなんですが.....これにはプラシド・ドミンゴ とのデュエットも含まれているということですし、争ってないで発売して欲しかったです。いずれひょこって出てくるのかなぁ。もうあれから7年もたったし望み薄ですよね。
幻のCDになるとは思ってもいなかった頃のインタビュー(2008.7.26)では、『次の CDは、グリゴーロ自身が共同作曲、共同制作者となるもので、来年の初め(2009年2月)に予定されている。大オペラ歌手プラシド・ドミンゴとのデュエットがある。「さらに僕らしく、さらに僕の音楽になります。そして、より"rockier"になるでしょう。プラシドと一緒に仕事をするのは名誉なことです。彼はオペラハウスが若い人を獲得することの重要さを理解しています」』(記事全文)と語っています。私もアリアのCDガ出るというので楽しみにしていましたし、ポペラのファンも首を長くして待っていたのに。
「オペラ雑誌2009年9月号」のインタビューの「今日、国際的キャリアの確立は、CD企業との専属契約によってこそだと思われます。これについてどうお考えですか。」という質問に対して、『これに関しては、残念ながら、何か間違った方向に進んでいます。すでに一年半前にデッカでアリアのCDを録音しました。ところが、私の元エージェントとCD会社の間で不一致があり、このCDは発売されていません。当時、制作のために随分協力しました。90日のプロモーションツアーのために空いた時間などなかったから、CDか舞台かを選ばなければなりませんでした。で、私は正しい選択をしたと思います。でなければ、おそらく今2014年まで予約でいっぱいなんてことはなかったでしょう。』(記事全文)
そして、グリゴーロは2009年にSonyと独占契約をしました。
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