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ワシントン・ナショナル・オペラ新演出《ルクレツィア・ボルジア》11月1日〜:プロローグ★MP3 [ルクレツィア・ボルジア]

 11月1日からの《ルクレツィア・ボルジア》は、ルネ・フレミングのルクレツィアが目玉、チケット売り出し当初からフレミングの出演日は完売状態。ルネ・フレミングはアメリカでは国民的オペラ歌手で非常に人気があるようですが、WNO出演は初めてで、《ルクレツィア・ボルジア》は10年ぶりに歌うそうです。ルッジェーロ・ライモンディは、41年ぶりのフェラーラ公ドン・アルフォンソ、ヴィットリオ・グリゴーロはジェンナーロは初役、ケイト・オルドリッチは劇場デビューで、オルシーニ役は、すでにトリノで歌っていますです。このキャスティング、見た目も皆さん合格、特にジェンナーロは「美しい若者」でなければならないんです。
 ニュープロダクションで、舞台とルクレツィアの衣裳のデザイン画が発表されていますが、豪華なものでお金もかかっているようです。
 歌唱に関しては、ルネ・フレミングのルクレツィアってどうなのよ....なんですけど。グリゴーロは《ルチア》のエドガルドでも素晴しい歌を聞かせてくれましたから、期待しています。楽しみ....放送があると勝手に期待してるんですけど....

 R.ライモンディ演じるフェラーラ公ドン・アルフォンソの歌、"復讐よ 来れVieni la mia vendetta"と"二人きりだ Soli noi siamo "は、こちらの記事で聞くことができますので、ここではジェンナーロの歌の音声ファイルをアップします。

★プロローグ(ヴェネチアのグリマーニ邸のテラス)から
1.♪二重唱: Ciel! Che vegg'io? あれぇ! 一体どうしたのですか? "
ルクレツィアは、一人居眠りしている美しい若者(ジェンナーロ)を見て、思わず手に口づけする。するとジェンナーロが目を覚ます....あわてたルクレツィアは....

2.♪"Di pescatore ignobile...私は名もない漁師の息子だと"ジェンナーロは、自分の身の上話をはじめる。ルクレツィアは彼が我が子であることに気づく。

3.♪"Ah! pietade! ah! pietade! ... お慈悲を...."
仲間が戻ってきて、オルシーニが、彼女がフェラーラ大公妃ルクレツィア・ボルジアだと気づき、悪徳の女と侮辱する。ルクレツィアは密かに彼らに復讐を誓って逃げる。

録音:1965年4月20日、カーネギーホール、ジョネル・ペルレア指揮、ニューヨーク・シティー管弦楽団、合唱
Lucrezia Borgia: Montserrat Caballé/Gennaro: Alain Vanzò/Don Alfonso: Kostas Paskalis/Maffio Orsini: Jane Berbiè


★解説、あら筋はいつも利用させて頂いているオペラ御殿でどうぞ。→LUCREZIA BORGIA(1830)
★参考:楽譜  Donizetti: Lucrezia Borgia -リブレット

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