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またまたネットで録音(マドリードの「セビリアの理髪師」) [セビリアの理髪師]

日本時間で今朝の4時から、マドリードの「セビリアの理髪師」ライヴ放送がありました。
ネットで聴けますので、録音してみました。
スペインの局は、プチプチ音が途切れたりで音質が悪いのですが、途中で止まったりしないで、全部録音できていました。
実は、先日のRAIの録音は途中で止まって失敗でした。 パルマでもセビリアを上演していて、ヌッチとヒメネスだったのですが・・・・ ヒメネスのファンの方も失敗だったそうです。 でも、成功した人もいるようですので、いろいろ複合的要因がからんでいるんでしょうね。
うまく録音できれば、運がいいということ。
フローレス&バーヨの今大人気の若手の出演ですし、オーパスアルテの名前もきこえてきますのでDVDにもなるのではないかと期待しています。

写真)リハーサル風景:ライモンディ、プラティコ、フローレス


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オペラ歌手さんのキャンセル!・・・でどうしたか。  [オペラ歌手]

歌手さんも生身の人間、いろいろな原因で、声が出なくなることもあります。 普通は、代役が代わりに歌ってことなきを得るわけです。 今はあまりききませんが、この代役は、新人にとってのチャンスなんですね。 ライモンディも体調不良のロッシ・レメニの代役で歌って、認められ、その後順調にキャリアを積んで行ったということです。
突然声が出なくなった場合は、舞台上の演技は、そのまま出演歌手がつとめ、オケピットで、代役の歌手が歌うというケースもよくあるようです。
このケースにあたるのですが、なんと舞台上の演技は演出家、オケピットで代役の歌手が歌ったという変則的な公演もあるんですね。
2003年夏のザルツブルグ音楽祭の「ホフマン物語」、題名役のニール・シコフが一日だけですがキャンセルしましたが、なんと演出家のデヴィッド・マクヴィカーが、ホフマンを演じました。 (カツラはつけてなかったそうです、あわなかったのかしら?)
この「ホフマン物語」は、録画を見ましたが、演出家の厳しい要求に応えたんでしょうね、シコフが大熱演で感心しました。

最近のケースでは、ネットを散策していて見つけましたが、ターフェルがヴォータンを歌うというので話題になっているコヴェントガーデンの「リング」です。
そのターフェルが、初役で緊張したのか、風邪か、とにかく声が突然出なくなってしまって、さあ、大変! 
その日は天候が非常に悪く、ドイツからは代役を呼べない! どうしよう!
なんとドナルド・マッキンタイア(70才)をつれてきたんです。もちろん舞台上はターフェルが演技してオケピットでマッキンタイアが歌いました。
マッキンタイアは引退してるようですが、新国でフンディングを歌ったのはまだ記憶に新しいですね。

それにしても新国の「ルル」の上演版の変更、納得できません!
現キャストで「高い水準を維持した公演」ができなければ、キャストを変えるのがフツーじゃないですか!
そもそも「高い水準を維持した公演」ってなんですか?

写真)「ホフマン物語」シコフ&ライモンディ、両手に持っているのは目玉、この目玉はマシュマロのようです。食べてました。


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オペラ歌手のキャンセルいろいろ [オペラ歌手]

オペラ歌手のキャンセル、直前キャンセルは体調不良によるものでしょうが、いろいろあるんですね。

ふーーんとおもったのが、男性歌手の育児休暇、あちらでは当然の権利だそうです・・・。
2001年ザルツブルグ春の音楽祭の「ファルスタッフ」、ターフェル&ハンプソン組がライモンディ&ガッロ組になりました。
指揮者がアバドでしたから、ライモンディにお鉢がまわってきたのでしょうね。 (昔から代役はお得意ですから)
育児休暇ということでキャンセルしたのはターフェルですから、ハンプソンはそのとばっちりですね。
ライモンディは1998年ベルリン、1999年フェッラーラでファルスタッフを歌っていて、そのときの相方がガッロなんですね。ですから、ガッロとなら、急にでもなんとかなるということだったのかしら。

もうひとつ、赤ちゃんがらみではないかと思われているのは、サミュエル・レイミーのキャンセル。 まあ、60才ではじめてパパになったのですから、そうかもしれないなぁともおもいます。
レイミーはパリ・バスティーユでフランス語版の「シチリアの晩鐘」に出演予定でした。
それをキャンセルしたのが、レイミージュニアが誕生してすぐなんです。もちろん体調不良ではありません。
パパ・レイミーとしては、なんでこの時期、フランスくんだりまでいかにゃならんのか、かわいい我が子のそばにいたいとおもうのは当然でしょうね。
彼はどうしたかというと、ちょうどその時期、クリーブランドで「ドン・カルロ」が上演される予定で、フィリッポ2世は、フルラネットでした。
なんと彼と役を交換したんですよ。こういうのって個人交渉なのかな。 「ねえーねえ、フェルッチョ、パリのプロチダと交換してくれない、お願い」とかなんとか。
これには、もう一説ありまして、「シチリアの晩鐘」はフランス語版でしたので、準備不足で間に合いそうになかったのではないかとも言われています。
まあ、いずれにしろ、どちらもうまくいったそうです。めでたし、めでたし。
どちらのケースも残念だったファンの方もいるでしょうが、ま、お目出度いことですから、とやかく言う奴がやぼってことですかね。

写真は、ライモンディがジェルモンを歌うはずだった「椿姫」です。フランスアマゾンでは、"raimondi"で検索するといまだにこのCDも出ます。
これは、1992年の世界にテレビ中継された「再現トスカ」の二匹目のドジョウをねらって企画されたもので、2000年6月パリからの生中継でした。後日NHKでも放送されました。
ライモンディの代わりに歌ったのはローランド・パネライ、舞台ならともかく、後輩にたのまれて、無理矢理カメラの前に引き摺りだされた戸惑いのようなものを感じるのは、事情を知っているせいかしら?

追記:ライモンディはほんとの急病で、当時パネライは76才、ライモンディの苦境をみかねての出演です。しかしNHKで放送の時には、たしか宮本亜門とアナウンサーが対談形式で紹介してましたが、ふせたのか知らなかったのかそういうコメントは全くなし。
普通のオペラファンなら、なんで今更パネライなの?とおもった人は多いはずです。このへんを説明しないのはなぜでしょうねぇ。


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アントニ・ガウディ(1852ー1926)を描いたオペラ「GAUDI」 [その他のオペラ]

ガウディのサグラダファミリアです。1882年着工後、現在もなお建築が続けられています。 この写真は1973年のものです。(昔の写真って、色が褪せて悲しいですね)

ところで「GAUDÌ」というオペラがあったとは知りませんでした。 彼の人生はたしかにオペラになりそうですね。
Joan Guinjo作曲で、昨年の11月にバルセロナのリセウ劇場で上演されました。(世界初)
http://www.liceubarcelona.com/comu/recull.asp?i=95 
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ガウディの晩年は、親しい人達に先立たれ、天涯孤独だったとか。他の仕事を断り、現場に寝泊まりしてサグラダファミリアの建設に没頭したそうです。
1926年6月7日夕刻、ガウディはバルセロナ市内で電車にはねられ、三日後に亡くなります。若い頃はダンディなことで有名だった彼も、まるで浮浪者のような格好だったために病院に搬送されるのが遅れたそうです。遺体はサグラダ・ファミリアに埋葬されています。
サグラダファミリアの完成は、いまだに100年後、200年後といわれています。
写真右)カサ・バトリョ(1904-06)隣の建物より目立つ建物をという施主の注文で増改築した。


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テスト 「セビリアの理髪師」序曲 [セビリアの理髪師]

動く映像に挑戦です。

これを見ていたら、なにみて笑ってるの? なんて言われました。
笑えるところが二カ所くらいあります。
ライモンディって、コメディアンでもいいみたいね。
化粧も笑える。

セビリアの理髪師:序曲

多分見られないと思いますが、"avi"は窓用の形式らしい http://www.geocities.jp/cantante_espressiva/nancysevilla.avi 今、ウィンドウズで確かめました。無料のリアルプレーヤーでOKです。見られました。 読み込みに3〜4分かかります。 でもavi ファイル容量食いすぎだわ。もっといいファイルないかしら? 窓の方、ご教示ください。

ウィンドウズ用のクイックタイム(無料)をダウンロードすれば見られます。
無償プレーヤーのダウンロードの「QuickTime + iTunes Combo」を選択して下さい。 画質も"avi"より格段にきれいです。(もともとよくない画質ですけど)
再生もリアルタイムで再生します。
http://www.apple.com/jp/quicktime/download/index.html
ということで、"avi"ファイルは削除します。
ウィンドウズの方もクイックタイムでお楽しみ下さい。


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モナコ公国カロリーヌ王女のインタビュー [オペラの話題]

カロリーヌ王女のインタビュー「内気なドン・ジョヴァンニ」interviewのページに追加しました。
インタビューの内容もぶっ飛んでます。哲学的?でよくわからん部分もありますが、一味も二味も違ったインタビューでございます。
(こういう方々は、国民を楽しませるのも義務でございましょうホホホホ テープカット50万円の方とは大違いだワン)

ちょっと抜粋:
「うれしいことに、ドン・ジョヴァンニは国々の好みによって変化します。英国では、彼は激しく、輝かしく、官能的です。フランスでは、モリエールの描くドン・ジョヴァンニのように横柄で高慢な女嫌いです。イタリアでは様式的です。オーストリアでは偉大な君主です。あなたはどれがお好きですか」
私はいつだってオーストリアが好きだったと答えた。・・・・・・・・
「あなたはイタリア人です。いつだったかあるイタリア人がこう言いました。女は、彼の相手の女は裸足で妊娠して台所にいるべきだと」・・・・・

カロリーヌ王女豆知識:
レーニエ三世&グレース王妃の長女。
グレース王妃は言わずと知れたグレース・ケリー、元アメリカの女優さんです。 1982年自動車事故で死去、52才でした。
モナコの歴代の君主が文化、芸術を愛好、とくにグレース王妃がこれらを後援、育成、その伝統はいまカロリーヌ王女によって受け継がれている。

モナコ公国:
人口3万2千人(内同国人6,100人、フランス人10,200人、イタリア人6,400人等)
モナコは、シモン・ボッカネグラでお馴染みのグリマルディ家なんですね。
外務省のサイトです。http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/monaco/data.html
ライモンディもモナコに30年以上住んでいます。

モナコについてネットで検索していたら、面白い記事発見。
世継ぎが生まれないとモナコ公国は、フランスに併合されるというお約束があるとかで、レーニエ三世のお妃選びは国の存亡にもかかわることで、もうたーーいへんだったようですね。
それに小さな国ですから、国の利益につながるようなお妃..ということだったのでしょうか? ハリウッド女優から選ぼう..なんてことになったようです。 なんとマリリン・モンローも候補にあがっていたそうですヨ。 それで、目出度くグレース・ケリーを射止めたわけで、カロリーヌ王女、アルベール殿下(超美しい)、ステファニー王女とお子様にも恵まれ、モナコ公国は安泰ということです。
(2004-12-11に関連記事あり)
写真)1990年Princess Caroline of Hanover &Raimondi


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インターネットでオペラ! [パソコン/ネット/YouTube/mp3,mov]

インターネットのラジオ放送でオペラが聴けます。
昨日は、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場の中継がありました。
だいたい、アメリカでもヨーロッパでも午前3時頃からはじまりますから、起きているのは無理。そのまま録音して、あとで聴くということになります。
私は、パソコン歴は長いのですが、昔から、子供でも使えるといわれているマックユーザーですので、パソコンの技術的知識はゼロなんですね。それで、難しいことはわかりませんので、ごくごく原始的な方法で録音してます。
必要なものは、WireTap(ネットからダウンロード)とQuickTimeです。
WireTapは予約機能もなにもないシンプルなものですから、午前3時からはじまる中継でしたら寝る前に、ネット放送に接続して録音ボタンを押しておくだけ。
それで起きてから、録音を停止します。すると勝手にQuickTimeが立ち上がりますから、不要な部分はカットすればいいわけです。

昨日のメトのオテロの中継、どんなものか聴きたい方はどうぞ。オテロ全曲(しばらくの間、おいておきます)

オペラのネット放送のサイト:
http://www.operacast.com/
日本語のサイト:http://blog.livedoor.jp/sakag510/ (窓の方は録音方法の解説もあります)

※WireTap(ネットからダウンロード):どうやら昨年末からフリーではなくシェアウエア(WireTap.Pro)になったようです。(Proだと予約機能とかあるのかしら??)
※QuickTimeは、アップルに3780円払って、QuickTimeProにしないとカットとかの編集ができません。


写真上)2004.3「ファウスト」(アルバレス)ナポリサンカルロ劇場
写真右)ライモンディ、指揮者Yves Abel 、演出家Jean-Louis Martinoty

この時の公演もRAIで放送されるということで楽しみにしていましたが、当日、変更になりました。
なんでも合唱団員達が、この時期(四旬節)こんな冒涜的ことはできないヨ.... と演出家に抗議したとか、話し合いで無事おさまり、公演は予定通りに行われましたが.... 放送は時期的にまずいと判断したのかもしれません。楽しみにしていたのに残念でした。


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フィリッポ2世(ドン・カルロ) [ドン・カルロ]

レパートリー別公演記録、フィリッポ2世(ドン・カルロ) 追加しました。


レコーディング、ライブ録音は数種類ありますが、映像がないというかあるのはあるのですが、残念ながらタイトルロールのテノールさんがね、なんていうかよくわからんのですわ。なんていったらいいのか。モグモグ
バルセロナだしぃ、時期的に見て、もしかしたら、カレーラスだったのかもしれないなーーーんてネ、想像をたくましくしています。カレーラスの復帰祝いの公演だったが、やっぱり時期尚早で、直前キャンセルだったかなぁーーーーとか。妄想ですけど。ホホホホホ

ウィーンのテレビ番組で、例のアリア"Ella giammai m'amò をライモンディ、ネステレンコ、ギャウロフと順番に三つに分けて聴かせているのですが、なかなか興味深いです。

写真)2003年1月モンテカルロ公演、演出&フィリッポ2世


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