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《愛の妙薬》(2)まん丸マチャド、フローレス、Mr.ビーン・ヴィリャゾン [愛の妙薬]

◎いずれ再アップするつもりですが、動画はすべてリンク切れしています。(2009.3)

 
まず、愛の妙薬(1)のビデオの主要キャストを書いておきます。

♪アルバレス渡伊前の公演:1994年12月テアトロ・ローマ(ブエノスアイレス)
シルヴィア・ガッティ(アディーナ)、マルセロ・アルバレス(ネモリーノ)、ペドロ・アルバレス(ドゥルカマーラ)、Oscar Galvez Vidal指揮、テアトロ・コロンの演出舞台衣装

♪ドゥルカマーラ登場はラスベガスショー:2002年アムステルダム
ノラ・アンセルメ(アディーナ)、ロベルト・アロニカ(ネモリーノ)、ブリン・ターフェル(ドゥルカマーラ)、マリウス・キーチェン(ベルコーレ)ガブリエーレ・フェッロ指揮
まだまだあります、《愛の妙薬》(しかし、変なTBがつくんですよ、困ったもんです、一時的にTBはずしました)。最近、このオペラの上演が増えているような気がするのですが、このネモリーノのキャラクターが人気なんでしょうか。ちょっと落込むこともあるけど、なんでも自分中心で前向きというか、自分の都合のいいように解釈。いじわるアディーナもたじたじ。

♪まん丸マチャドのネモリーノ:2002年マチェラータ音楽祭
ドニゼッティ 歌劇《愛の妙薬》ヴァーレリア・エスポージト(アディーナ)、アキレス・マチャド(ネモリーノ)、エルウィン・シュロット(ドゥルカマーラ)、ロベルタ・カンツィアン(ジャンネッタ)、エンリコ・マッルッチ(ベルコーレ)、ニルス・ムース指揮
edcさんのブログに紹介記事があります。シュロットのドゥルカマーラが、なかなかいいです。DVDも発売中でお勧めです。

♪フローレスのネモリーノ:2005年ラスパルマス音楽祭
ラウラ・ジョルダーノ(アディーナ)、ファン・ディエゴ・フローレス(ネモリーノ)、アルフォンソ・アントニオッツィ(ドゥルカマーラ)、リカルド・フリッツァ指揮
フローレスは、優等生なんで、名前の前に付けるものがないのですが、高い声を出す時に踵を上げる癖があるので、そのへんはカレーラスに似てますね。

♪Mr.ビーン・ヴィリャゾンのネモリーノ:2005年バルセロナ
マリア・バーヨ(アディーナ)、ローランド・ヴィリャゾン(ネモリーノ)、ブルーノ・プラティコ(ドゥルカマーラ)、ダニエレ・カッレガーリ指揮
ヴィリャゾンは、小ドミンゴというかんじで、歌い方がというか節回しが似てますね。それに薬の飲み方を聞きながらメモをとっているのは、メモ魔といわれるドミンゴのようで、おかしい。
♪両ビデオ共QuickTime7以上で見られます。
ウィンドウズの方も無償のQuickTimeをDLしてお楽しみ下さい↓
http://www.apple.com/jp/quicktime/download/win.html


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コメント 6

euridice

はじめてこのオペラ(映像)を見たのは、メトのパヴァロッティ&バトルのです。もの凄くおもしろいよ!って職場の大先輩がテレビ録画を貸してくれました。でも、言えなかったけど^^;; すっごく退屈でした。ところが何度目だったか、突然おもしろくなったんですよ。なんと言ってもいんちき薬売りの大先生ドルマカーラと、ネモリーノの掛け合いが傑作です。このメトのはダーラ。次にアラーニャ&ゲオルギューのときは、もうおもしろくて何度も見ちゃいました。ドルマカーラ御一行様が実におかしい。それから、「まん丸マチャド」これは一番傑作はネモリーノ。新国中劇場で見たのは、アディーナがよかったわ。ここまで来ると、やっぱり一番は音楽の魅力かもって思います。
by euridice (2007-03-16 20:14) 

keyaki

私も、はじめてメトのLDを見たときは、オペラに慣れてなかったし、ぜんぜん面白いとおもいませんでした。面白いと思ったのは、ゲオルギューとアラーニャのDVD、演出も出演者もよくて、ドゥルカマーラの奥さんらしき中年のおばさん(歌わない役)がけっさくでしたね。
まん丸マチャドは、ヴェローナのリゴレットのマントヴァ公爵は、いくら声がよくてもね、ですが、ネモリーノにはピッタリですよね。アデイーナは、どれも、かわいい歌手さんで、ミスキャストはないんじゃないかな。
by keyaki (2007-03-17 00:22) 

彩

はじめまして。

ご縁があってたどりついたこちらのブログのビデオクリップで、「愛の妙薬」ってこんなに楽しいオペラだったのね! と開眼。
初めてオペラの全曲DVDなど購入した上、自分のホームページに感想までアップしてしまいまして(笑)。
購入のいきさつを書いたくだりで、こちらの記事にリンクさせていただきましたので、ごあいさつに上がりました。
http://www.geocities.jp/room_fai/s-mus-dvd.html
まともにオペラ一曲見たのが初めての人間が書きたい放題で、ご覧に入れるのはちょっと恥ずかしいんですが・・・

DVDで見たマチェラータ公演も楽しかったですが、個人的に、ラスパルマスのアントニオッツィのドゥルカマーラと、バルセロナのヴィリャゾンのネモリーノがそれ以上に気に入ってしまいまして。
ヴィリャゾンのネモリーノは同じ年のウィーン公演がDVD化されてるので、そのDVDも買ってみましたが、ちょっと期待はずれでした。
(ジャグリングのシーンは楽しかったですけど。)
いつか全曲見られる機会がありますかしら・・・
by (2007-06-10 22:08) 

keyaki

彩さん、いらっしゃいませ。
リンクありがとうございます。「愛の妙薬」は、最近、愉快な演出が多くて、とても楽しめますね。
HPも拝見させて頂きました。とても詳細な感想で、そう、そう、とうなずきながら読みました。歌手さんのこともとてもよくご存知ですね。

切手の収集,素晴しいですね。たくさんあるので、ゆっくり見させて頂きますね
by keyaki (2007-06-11 09:32) 

彩

わー、ずいぶん褒めていただきまして恐縮しております。
まるごと一曲見るのが初めてだった分、いろいろ書きたいことも出てきて、全部書いてたら長くなってしまった、というのが正直なところです。
まあ、まわりに感想を話せる相手がいないストレス発散を兼ねてたりもするわけで・・・(苦笑)。

この歌手いいなと思うと調べてしまうというか、ネットのおかげで調べられてしまうというか。
分かったようなこと書いてますが、にわか勉強の半可通にはちがいないです(汗)。

音楽切手のコーナーは、紙のアルバムでは絶対BGMつきにはできないので、自分でもお気に入りだったりします(笑)。
ちなみに目下探してるのがフローレスの切手。
あるんですよ~。正真正銘、ペルー郵政の発行なんてのが。
by (2007-06-12 23:19) 

keyaki

彩さん
>まわりに感想を話せる相手がいないストレス発散を兼ねてたりもするわけで・・・
そうですね。自分の記録用にも残しておきたいですね。

>フローレスの切手
すごいですね。ペルーの郵政省は目のつけどころがいいですね。
by keyaki (2007-06-13 15:45) 

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