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l'operaの注目記事(2006.4) [オペラ関連書籍&雑誌]

注目記事というよりは注目写真!

♪マドリードの《愛の妙薬》
シラグーザのネモリーノは素朴で、チョーフィのアディーナは繊細で、両者とも歌も最高。ヴィンコは、まさに尊大なベルコーレを描き、ライモンディ、ドゥルカマーラは、議論の余地のない演奏解釈のカリスマを示した。
※谷中オペラさんの鑑賞レポート:2006年02月20日愛の妙薬@レアル劇場マドリッド
※関連記事:2006-02-0912日から!マドリードの《愛の妙薬》

♪ロンドン:コヴェントガーデンの《オネーギン》
オネーギンのホロストフスキーとレンスキーのヴィリャゾンは期待通りよかった。ホロストフスキーは良くて当たり前ということなのか、ヴィラゾンをべた褒めしたあとホロストフスキーも負けず劣らずよかったと称賛。順番が逆じゃないか、、と。掲載写真はヴィリャゾンよりたくさん。左の写真は、一幕の黒い髪バージョンですが、日本人みたい........
♪NYメト:ゲオルギューの《椿姫》
オペラ界では希少価値の美男美女のカップル!
ヴィオレッタはゲオルギュー、ヨナス・カウフマンのアルフレードは魅力的、ジェルモンは、アンソニー・マイケルズ-ムーア、これは見て良し,聴いてよしの舞台でしょうね。
♪NYメト:問題ありの《サムソンとデリラ》
これまた、美男美女のカップル!ではないですか。デリラのドマシェンコとサムソンのクリフトン・フォービス。フォービスがハンサムテノールとは知りませんでした。まさか写真写りがいいというかカメラアングルがいいだけ、、なんてことはないですよね。問題は、どうやら、フォービスの歌唱様式が、ワグナーとかイタリアもののドラマティコで、フランスものにはあってないということらしい。なんでも同じに歌ってしまうタイプということか。
♪NYメト:問題ありの《運命の力》
写真は、ダイエットに成功したデボラ・ヴォイトとグアルディアーノ神父のレイミー。
ヴォイトとバリトンのマーク・デラヴァンは歌唱的に問題外、ミスキャストだそうです。
ライモンディとほぼ同年のレイミーについてこんなことが書いてありました。歌は、威厳があり、いつものようにしっかりと高音を発したが、中・低音域のヴィブラートは、率直にいって堪えられない。彼の長くりっぱなキャリアを終えることを忠告したい、、、、なんと僭越な! まあ、そういわれても、オファーがある間は、本人次第でしょう。彼の声の揺れ、この雑誌では、ヴィブラートとなっていますが、レイミーのお国の人達は"wobble"と言っています。小指が.....
その他、NYメトの公演で紹介されていたのは、《アイーダ》、現代オペラ界のカップル、ヴィリャゾン-ネトレプコの《リゴレット》、優れた《マゼッパ》。それにしてもヴィリャゾン大活躍です。

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コメント 10

euridice

>小指が.....
立ってますね..... 癖ですね...........

>ダイエットに成功したデボラ・ヴォイト
バイバス手術、効果抜群なんですね!
by euridice (2006-05-09 14:11) 

ヴァラリン

ん?グアルディアーノ神父とあっては見逃せませんね(違)

>>小指が.....
わはは、 直角に立ってますね(^^ゞ

それにしても、レイミーと書いてなかったらモリスと間違えちゃいそう。何となく似てませんか?若い時はそう思わなかったんですけどねぇ。

ホロストフスキーの黒髪は、あっちこっちで話題になってましたけど、なぁるほどねぇ。彼の元の髪の色は、何色なのかしら?
ロシア人とひと言で言っても、色んな髪、目の色の人がいますものね…
(ホロさんの眉毛はつながってませんね…^^;)

楽しませて頂きました(^^)v ありがとうございます!!
by ヴァラリン (2006-05-09 17:00) 

チョーフィ、可愛いですね^^
最後の二重唱、ライモンディとチョーフィだったら物凄く面白そう!
なにしながら歌うのか、すごく見て見たいです。

ヴァラリンさん、
えーと、ホロさん、子供の頃の髪の色は黒(栗色?)でしたけど、20代後半から30代半ばで真っ白になるのは、彼の父方の家系の遺伝だそうです。ロシアではそんなに珍しくないらしいですよ。お父さんも真っ白です。現物(?)は意外とそうでもないんですが(パーツがどれも一回り大きいんです)、写真はほんと、東洋人っぽいですよね。

このサムソンは、ドミンゴの代役なんでしたよね。フォービスさんは聴いたことないので分からないですが、よく見かける個人写真(?)はいい感じで写ってますよね、、、それにしても、ドマシェンコ綺麗ですね、メゾさんには美女が多いような気がします。こんなに美女が、物凄いドス利いたお声なんですよね~。カッコイイですよ。ギャップにびっくりします。
by (2006-05-09 18:43) 

おさむ

試しに小指を立てて歌ってみましたが なんとなく横隔膜が動きやすくブレスが体の奥まで入れやすいかな・・。ホロストフスキーの顔は西欧人ぽくはない どこかアジアの血が入ってるっぽいです。
by おさむ (2006-05-09 19:56) 

Sardanapalus

美男美女連発の号ですね~。

>オネーギンのホロストフスキー
>一幕の黒い髪バージョン
うわ、これはまた日本人っぽいですねぇ。目の周りを黒くふち取りメイクしているのは、憂鬱だからかな?りょーさんの仰るとおり、実際に見るとそんなに意識しませんけど写真ではアジア顔~。
by Sardanapalus (2006-05-09 21:18) 

keyaki

みなさんコメントありがとうございます。
素敵な写真でしょ。
Sardanapalus さんは、オネーギン見る前に帰国しちゃったんでしたっけね。
>ホロストフスキー
童顔というか若くみえますよね。テノールなら若く見えるのは願ってもないことですが、低音の場合は、役柄的に損かもしれませんね。

> ヴァラリンさん
モリスは、お顔がパンパン、背も高いし、いちおうバリトンなのかなぁ、んーー、かなりへんてこりんなレパートリー、多分、メトの専属のようなかんじだからかなぁ????

edcさん
>癖
そうですね、つい小指の先まで力が入っちゃうってことかな。舞台で遠目で見る分にはまあいいんでしょうけど、映像の場合は、すごく目立ちます。
by keyaki (2006-05-09 23:48) 

keyaki

おさむさん、思わず笑ってしまいました。ごめんなさい。
>試しに小指を立てて歌ってみましたが なんとなく横隔膜が動きやすくブレスが体の奥まで入れやすいかな・・。
これ写真だと優雅に小指を立てているように見えますが、実は、すっごく、おもいっきり、力が入っているんですよ。
最近レイミーの映像を見る機会が多いのですが、必死で歌っている時に小指の先まで力が入っていて、見ている方も、緊張してしまいます。
肩の力を抜いて、リラックスして歌った方が、自然ないい声が出る様な気がしますけど.......

ライモンディのピアノリハの映像を見ると、手をいろいろ動かして歌っていますが、舞台では、無意味な手の動きはいっさいしてない、さすが...と思います。
by keyaki (2006-05-10 00:00) 

TARO

ヴォイトがサザーランドに見える・・・
by TARO (2006-05-10 00:36) 

keyaki

TAROさん
>ヴォイトがサザーランドに見える・・・
やっぱり! 私もです。
しかし、痩せるとひっぱりだこで、自分に合わない役までくるということなんでしょうか。
by keyaki (2006-05-10 00:59) 

TARO

>自分に合わない役までくる

う~ん、そういうことなんでしょうねえ。ヴォイトはヴェルディでもアイーダは以前からレパートリーに入れてましたが、ちょっと初期~中期の様式的な歌唱が求められるものは、似合わないように思いますけどもねえ。。。なんか今度はトスカも歌うとか。

幅広い役にチャレンジしたいという本人の気持ちもあるのかもしれません。ワグナーとR・シュトラウスではいま(ポラスキを除けば)最高の歌唱を聞かせてくれる人ですから、何もトスカなんてと思いますが、華やかなイタリア・オペラに行きたいものなんでしょうか。
by TARO (2006-05-10 12:00) 

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