ガルニエの”Cosi fan tutte”指揮者変更? DVDリリース! [コジ・ファン・トゥッテ]
お知らせ:10月15日の公演が 生中継(france musiques) されます。(追記9.8)
Aixで上演されたシェローの”Cosi fan tutte”、12日からパリのガルニエで再演されます。(ライモンディは1986年以来、19年ぶりのガルニエ)
指揮はダニエル・ハーディングのはずですが、グスタフ・クーンという情報が入ってきました。
パリ・オペラ座のサイトもダニエル・ハーディングの公式サイトでも、現時点では、変更は確認されません。5日からリハーサル、9日がゲネプロです。とりあえず、クーンの指揮で練習して、ハーディングに引き継ぐということもあるのでしょうか?
追記)2日にオペラ座が公式に発表しましたが、サイトはまだ更新されていません。理由は発表されていません。助六さんからの情報です。ありがとうございます。コメントに更なる情報があります。
追記)パリ・オペラ座サイト"Direction musicale Gustav Kuhn"、ハーディング公式サイトには「キャンセル」と表示されました。(2005.9.6)
ダニエル・ハーディングの公式サイトで、good news発見、転載します。
「 Patrice Chereauと共に行ったCosi fan Tutteの新演出はまさに歓喜そのものでした。・・・・・このプロダクションは9月にパリに、その後ウィーンに行きます。我々の音楽がこの作品と共にいかに発展を遂げられるかが大変楽しみで、その変遷を見届ける機会は皆さんにとっても価値があるものだと思います。そのチャンスが無い方、Aixで撮影したDVDが近々リリースされますので、そちらをどうぞ。」
※Daniel Harding:1975- イギリス
※Gustav Kuhn:1945.08.28- オーストリア
※関連記事:2005年8月3日記事
>Aixで撮影したDVDが近々リリース
早っ(*o*)!
>クーンの指揮で練習して、ハーディングに引き継ぐ
二人は師弟関係?そうでないとしたら珍しいですね。それともよくあることなんでしょうか?
オケも歌手も二人の指揮者と合わせるの大変そう・・・
by にぃにぃ (2005-09-02 20:49)
さすがに早いですね!2日にオペラ座が公式に発表しましたが、サイトはまだ更新されていません。理由は発表されていません。
by 助六 (2005-09-02 21:00)
助六さん、ありがとうございます。追記させて頂きます。
かわいい赤ちゃんが11日に生まれたようですから,、、一緒にいたいとか、、、、
>にぃにぃさん
いつでしょうね。首を長くして待ってましょう。
そろそろ、マドリードの「セビリアの理髪師」も発売予定日とか出てもよさそうなものですよね。
by keyaki (2005-09-02 21:49)
エクスでのマーラー室内管に替わって、ピットに入るオペラ座管との練習が既に始まり、オケの総スカンを喰らったようです。オペラ座オケは仏人若手指揮者とは時々この種の問題を起こし、過去に独で活躍する仏若手Philippe Auguinが降ろされた例がありますが、外国人指揮者の例は珍しい気がします。ヤノフスキがオケの不真面目さに腹を立て、席を蹴ったことはありましたが。「シモン」をオペラ座で振ったアバドも「彼等は悪い習慣を身に付けている」とか語っていました。ただチョンの音楽監督就任以降現在に至るまでのオペラ座オケの進境振りには眼を見張るものがあります。80年代前半は、バスチーユ開場を前に新採用を控えていて管の首席は空席が多く、ホルンはシステマチックにひっくり返り、ピットからはホコリが昇る風情がありましたから…。
クーンは既に82年オペラ・コミックで「コジ」を振り好評だった様です。彼は既に先シーズン、オペラ座の「トロヴァトーレ」再演にモルチエが起用しています。
by 助六 (2005-09-02 23:04)
この写真、素晴らしいショットですね。
カメラマンは狙ってたんでしょうね、この位置関係になる瞬間を。
助六さん
>ホルンはシステマチックにひっくり返り、ピットからはホコリが昇る風情がありましたから…。
なんとまあ・・・。大笑いしちゃいました。
by TARO (2005-09-03 00:31)
関係者に真相確認しました。リハーサルでの、オケのあまりの不真面目さにマエストロが激怒。マエストロもしばらくは根気よく頑張ったようですが、最後は諦めたようです。オケがこんな低レベルな意識では責任ある仕事は出来ないと、最後はマエストロ自身がキャンセルを申し出て大騒ぎ。演出のChereauはハーディングの指揮を絶対条件にしたようですが、このままだと公演自体が全てキャンセルになり、多大な損害がオペラ座に出るため、最終的にはChereauも他の指揮者への変更を了解。モルティエさんもハーディングには同情的というから、余程オケに問題があったのでしょうね。久々にパリオペラ座の大暴れということでしょうか… こんなことなら、初めからAixやウィーンと同様に、マーラー・チェンバーを使えば良かったんですよ!! それにしても、ハーディングからクーンへの変更って、ずいぶん差があり過ぎませんか?! ファンこそ買ったチケットをキャンセルしたいはず!!
by ぽっぽ (2005-09-03 00:32)
ぽっぽさん、助六さん、更なる情報ありがとうございます。
しかし、なんか悲しくなりますね、ハーディングも楽しみにしていたでしょうに、それに演出だって、当然ハーディングの音楽に合わせてやっているわけですし、歌手さん達も大変ですよ。テンポが変わると、演出も一からやり直しになりますものね。
パリのオケの人達って、何を考えているんでしょう。
なんでも「イドメネオ」の時もビブラートでもめてミンコフスキーが降りたとか・・・(いつのことか知りませんが)
自分達の意に添わない指揮者は、実力行使で自分達が首にする・・・というか、指揮者があきれて降りるように仕向ける体質のようですね。
今回の騒動も、ハーディングが自分で降りることを決めたけれど、実際にはオケがハーディングを首にしたのと同じ・・・ということですね。"Harding fired from Garnier " だそうです。
>TAROさん
ファンとしては嬉しい写真です!
それにしても、こんなことになるとは・・・・
今後の予定はどうなるんでしょう・・・
by keyaki (2005-09-03 08:05)
フローレス&バーヨ&ライモンディ&スパニョーリのセビリアは、米国では11月8日に発売されるみたいです。多分、10月半ばぐらいになると、米国アマゾンでプレ・オーダーが開始されると思います。
多分気がつくと思うので、そうしたらお知らせしますね。
by オクタヴィアン (2005-09-03 20:21)
今回の騒動も、ハーディングが自分で降りることを決めたけれど、実際にはオケがハーディングを首にしたのと同じ・・・ということですね。"Harding fired from Garnier " だそうです。
→そうですね… キャンセルって、いつでも指揮者側の責任になるので、やっぱり「首」なんでしょうね。特に今回の場合はハーディングさんが気の毒です。それにしても、日本のオケはどこも呼ばないのか? いや、呼べないんですね、きっと。
by タク (2005-09-05 00:14)
どこでも良い!! とにかくハーディングが聴きたい!! 今世紀を代表する指揮者になるのは確実ですからね。早く来日して~!!
by 坂本 (2005-09-05 00:16)
タクさん、 坂本さん、コメントありがとうございます。
ご紹介したハーディングの公式サイトに
「ほんの数日間ですが日本へ行ってきました。少し仕事をして、友人に会ってきました。そこで、私の将来の音楽活動にとても重要になるであろう「小さな宝石」を私は見つけたのです。それについては、また別の機会にお話することにしましょう。」
という記載がありました。ということは、来日の可能性があるということですね。
それにしても、Aixのコジの指揮は、見に行った方の感想でも
「音楽的には完璧な公演だった。ダニエル・ハーディングの指揮はスピード感があって、歯切れがよかった。私はモーツァルトはこういう演奏であるべきだと思っている。」
というレポートがありますし、私もネット放送で聞きましたが、同感です。
このプロダクションは、シェローの演出、ハーディングの指揮、ライモンディのドン・アルフォンソがセールスポイントだと思っていたのに、残念です。
by keyaki (2005-09-05 02:57)
keyakiさま
大変な勘違いしてました。(@_@;)
ここで話題になっているのは、コジのDVD化のことだったんですね... 私だけセビリアのつもりで読んでいて、一人だけまるっきり噛み合っていなかったことに、今気がつきました...^^;
by オクタヴィアン (2005-09-05 23:33)
バーヨ共演の「セビリャ」の方を鶴首しているので、むしろNice!です。
by TARO (2005-09-05 23:39)
オクタヴィアン さん、勘違いではないですよ。私がコメントに書いてますので。ちゃんと噛み合ってます。
DVD予約情報入りましたら、よろしくお願いしますね。
by keyaki (2005-09-06 01:49)
Aixでコジとマーラー4番を聴いて来ました。あのコジは最高。他の組み合わせやハーディング以外では絶対に聴けない演奏です。今後2~3年、またいくつかのオペラハウスが来日しますが、一番来て欲しいのは、今回のハーディングのコジみたいなもの。このレベルを日本で上演したら、日本人ファンのオペラに対する常識も変わるかも。早くDVD欲しいな♪ Keyakiさん、ハーディングの早期来日を求めて署名でもしますか?!
by Yu (2005-09-06 11:25)
Yuさん、コメントありがとうございます。
ネットで追っかけているだけですので、実際に見に行かれた方の感想は、とても嬉しいです。
ちょっと淡い期待を抱いていましたが、ハーディングのサイトについに"キャンセル"の表示が出ました。あ〜ぁですね。
by keyaki (2005-09-06 22:05)
ご無沙汰です。でもちゃんと毎日読ませて頂いてはいるんですよ♪
今日はビッグニュースです!! 来年10月のハーディング・マーラー室内管は既に発表になっていますが、その前に4月に待望の来日!! しかも東京フィルとマーラー「復活」するそうです。今日東京フィルの定期に渋谷まで行ってきましたが、オケの人から聞いた話なので間違いないでしょう。
これは久々クラシック界のビッグニュースですね!!
チケット取れるか今から心配なんですが、皆さんどうしますか?!
by Yu (2005-09-18 23:30)
はじめまして。いまYu記事を読んでひっくり返りそうになりました。それってホントですか?あの東京フィルにハーディングが客演?「復活」ですって!!そんなことあり得ます??ハーディングのサイトhttp://www.danielharding.com/jp/index.shtmlには、まだ何も出ていません。Yuさんを疑うわけではありませんが(ごめんなさい)、どなたか事実を教えて!!!ビッグニュースどころじゃないですよ。一大事です!!!
by みき (2005-09-18 23:47)