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ジュリエッタ・シミオナートさん!(マチェラータ音楽祭ガラ) [オペラ歌手]

2004年7月18日マチェラータ音楽祭40周年ガラ:Sferisterio di Macerata"Serata in Musica"
なんとジュリエッタ・シミオナートさんの元気な姿が・・94歳です。
1966年に引退(56才)されたそうです。ドキュメンタリー映画「トスカの接吻」の撮影時に「ヴェルディ憩いの家」友の会会長でシミオナートさんの談話が収録されています。1983年の映画ですから、あれから20年、それにしても相変わらず素敵ですね。

今年の音楽祭はリッチャレッリが、芸術監督でした。彼女は、すでに現役では歌っていないのではないかとおもいますが、ガラでは音楽祭の宣伝のためでしょうか?歌ってましたヨ。曲目は、《ドン・ジョヴァンニ》から "Là ci darem la mano"

追記)2月1日、作曲家&指揮者のフランコ・マンニーノさんの訃報が入りました。マチェラータ音楽祭にゲストで来ていらっしゃいました。




写真左:司会のPippo Baudoとカーティア・リッチャレッリ
写真中:カーティア・リッチャレッリとルッジェーロ・ライモンディ
写真右:赤いドレスの女性はライモンディの奥さんのイザベラさん、その隣が演出家のピッツィ、シミオナート、フランコ・マンニーノ
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コメント 21

Esclarmonde

テバルディ,デ・ロスアンヘレス,今日の夕刊ではフランコ・マンニーノの訃報.
シミオナートさんが御気丈でよろしゅうございます.
本当に「トスカの接吻」を思い出します.
by Esclarmonde (2005-02-02 22:19) 

ヴァランシエンヌ

シミオナートさん、とっても素敵なおばあちゃまですね*^^*
何年か前にN○Kでインタビューが放送されたのですが、そのときも素敵に年を重ねていらっしゃるなぁと感激しました。ビデオを失くしてしまったのが残念です。

女の人生、こうありたいものですね^^;
by ヴァランシエンヌ (2005-02-02 22:58) 

TARO

フランコ・マンニーノが亡くなったんですか・・・
ヴィスコンティの没後は、あまり名前を聞くことも無くなってましたが。指揮者としてはずっと活動されてたんでしょうか。
たしか篠田正浩さんの写真集「ヴィスコンティの遺香」で、ルキーノの思い出を語ってましたね。
by TARO (2005-02-03 01:41) 

TARO

なんてバカなんでしょうか。篠山紀信さんの写真集の間違いです。(篠田さんは映画監督。)
by TARO (2005-02-03 01:42) 

ふくろう

シミオナートさんがお元気なのは、
今も教えてらっしゃるからだと思います。
私の昔の知り合いが生徒でした。
彼女、今は育児に追われてオペラどころではなくなったみたいですけどね。
by ふくろう (2005-02-03 03:09) 

因果関係は?

お元気だから教えているのか?
教えてるからお元気なのか?
by 因果関係は? (2005-02-03 08:31) 

keyaki

偶然にもフランコ・マンニーノさんもゲストでいらしてました。
実は、フランコ・マンニーノさんて歌手では聞いたことがないし、どういう方かしら?とおもっていたんです。
作曲家で、指揮者で、ナポリのサンカルロ歌劇場の芸術監督もなさったり、ヴィスコンティの映画では、お馴染みの方だとは、存じませんでした。

人生いろいろ、でも元気で長生きというのはいいなぁ・・・・・と自分の年のせいでしょうね、そうおもう今日この頃でございますよ。
シミオナートさんは、白のパンツスーツにお花がいっぱいの帽子、靴もハイヒールですよ、おしゃれですてきですね。

ライモンディも16歳くらいのときにエドヴィージャ・ギバウド先生のレッスンをうけていたんですね。
87歳くらいのおばあちゃま先生で、ライモンディ少年は楽しく声楽の勉強をしていたのですが、亡くなってしまうんですよ。すごくショックで、泣きながらボローニャに帰ったとか・・・・

※エドヴィージャ・ギバウド Ghibaudo, Edvige, Alt, チレアのアドリアーナの初演の歌手 カルーソーと共演(1902年)
by keyaki (2005-02-03 14:17) 

euridice

誰かさんは「人生いろいろ」と邪魔者を切り捨てますが、
「人生いろいろ」は、弱者、敗者、病者、元気じゃない人も
対等の仲間と認め、受け入れる言葉であって欲しいわ。
by euridice (2005-02-03 15:10) 

euridice

それにしても、素敵な帽子!!
しかも、よく似合って!!!
by euridice (2005-02-03 18:10) 

Esclarmonde

ヴィスコンティの「家族の肖像」マンニーノのチェロ協奏曲か何かが音楽として使われていました.「イノセント」も確か同じでした.
ヴィスコンティは「地獄に堕ちた勇者ども」でワーナーにモーリス・ジャールを押しつけられたのがとても嫌だったみたいでした.
ヴィスコンティの映画はピエロ・トージ(スカラの衣装も担当してたのじゃなかったかしら?)の衣装が素晴らしかったですね.
by Esclarmonde (2005-02-03 21:36) 

TARO

えー、このRR氏とデュエットしてるのがリッチャレッリですか。別人みたい。しかもツェルリーナですか。ちょっと意表・・・

ヴィスコンティの衣裳、映画はほとんどピエロ・トージでしたが、舞台ではトージと組むのはそんなに多くはなかったようですね。特に演劇の場合は、ヴィスコンティは自分で装置・衣裳をやってしまうことも多かったようで。
スカラ座ではカラス&バーンスタインとの「夢遊病の女」だけみたいです。
by TARO (2005-02-04 00:00) 

euridice

>RR氏とデュエットしてる
リチャレッリの写真、なくなっちゃった・・・んじゃなくて、クリックすると出て来るのだったわね・・・ほんとに、そう言われればそうだと思うけど、別人って言われたら、やっぱりそうかなって思うと思います。

>Esclarmondeさん
そういうことですか。雰囲気的に前者二つが似ていて、後者が違うって感じですね。なるほど・・・ 「地獄・・」強烈で好きでした。比べれば、前ふたつはピンと来ないというか迫らないところがあります。
by euridice (2005-02-04 00:54) 

keyaki

リチャレッリさん、オペラ歌手のオーラがなくなって、カワユイかんじになってますね。
「歌ってくれって言われたけど、もう発声練習もしてなしぃ・・・ルッジェロ〜 一緒に歌ってくださる?」ということだったのでしょうか。

HPの写真で、ブルゾンと一緒にいるのは、アルベルト・ソルディなんですけど、エスクラルモンドさんやTAROさんはご存知ですか?
昨年亡くなられてますので、これはフィルムなんですけど。
by keyaki (2005-02-04 02:01) 

TARO

いやあ、存じ上げないです。フェリーニの「青春群像」とかに出てらっしゃる方なんですね。もしかして keyaki さんのイタリア時代には、かなり活躍されてたとか?
by TARO (2005-02-04 22:57) 

keyaki

アルベルト・ソルディ、超有名な喜劇俳優さんらしいのですが、私も知らないんです。
ブルゾンと一緒にオペラの一節を歌わせてもらって大感激してました。自分はバスだからと、リゴレットが、スパラフチレとはじめて会う場面をやってました。
私がイタリアにいたときは、Lando Buzzancaのコメディーが人気だったですね。
by keyaki (2005-02-04 23:49) 

愛

Giulietta Simionato さんのお写真嬉しいです。
マリオデルモナコさんとの日本での競演のカルメンがステキでそれ以来
ファンです。今もこんなに綺麗で幸せでいらっしゃると知り無上の喜びです。
by 愛 (2006-12-03 22:25) 

keyaki

愛さん、いらっしゃいませ。
シミオナートさんとデル・モナコのカルメンということはNHKのイタリア歌劇団、ということですね。
本当に、お元気な上、また、おしゃれで素敵ですよね。90歳過ぎてもいろいろなイベントに参加されているようです。
by keyaki (2006-12-04 10:12) 

yumemi

シミオナートさんがその昔、我がバスティと共演して録音した『ラ・ファヴォリータ』、『セビーリャの理髪師』、『ドン・カルロ』等等を続けざまに聴いているところだったのでなんだか親近感が湧きます^^。彼女のロジーナはドスが利き過ぎず適度に可愛らしくて好きです。
by yumemi (2006-12-05 18:48) 

keyaki

yumemiさん、シミオナートさんは、早めに引退といっても56歳ですし、バスティアニーニより10歳くらいお姉さんですよね。
この時代は、録音全盛期というかんじで、たくさん録音が残っていていいですよね。しかも一流の歌手で録音してますしね。
by keyaki (2006-12-06 00:54) 

きのけん

>アルベルト・ソルディ

 皇帝ネロちゃん、ことアルベルト・ソルディさんはオペラ歌手になることを夢見て、旅回りオペラ劇団を率いてイタリア国中をどさ回りしている。遊んでばかりいるネロちゃんを正道に戻そうと、アグリッピーナことグロリア・スワンソン(…だぜ!)肝っ玉お母ちゃんは、ブリジット・バルドーお姐ちゃんと結婚させるんですが、勿体ないことにもネロちゃんはバルドー美女なんぞよりもオペラの方がいい。
 ただ、その歌は?…というと、セネカ大先生ことヴィットリオ・デ・シーカ師匠に言わせると「まるでバケツだ!」…なんて言われちゃうもんだから、ヒステリーを起こしてローマの町に火を点けちゃうわけよ。…そう、あの事件は本当はこうして起こったのよねえ…。
 そんなオペラなんかにうつつを抜かしてないで英国征服に行きなさいよとスワンソン肝っ玉お母ちゃんがブー!の大連隊を率いて、劇場に押し寄せてくるんですが、ソルディ皇帝だってちゃんとブラヴォー!の一隊を客席に忍ばせてるもんでなかなか上手く行かない…。
 ブリジット・バルドーさまは、デビューしたて。当時彼女はパリ音楽院舞踊家の学生だから、玄人はだしのバレエなんか見せてくれてます。ただ、現在動物愛護の先端的戦闘家になってるバルドーさんがネロちゃんのペットの動物を虐待する場面などでは満場大爆笑。

 ステノさん監督の《我が子暴君ネロ》(伊=仏、1956)でした。続きはこちら↓へ…。

http://perso.orange.fr/kinoken2/cineken2/cineken2_cont/cineken2_archive/comedie_it_06.html#958

お久しぶり!、
きのけん=CineKen2
by きのけん (2006-12-06 08:03) 

keyaki

きのけんさん、お久しぶりです!
さっそく読んできました。面白い、見たい!と思いましたが、DVDになってないんですね。残念!
アルベルト・ソルディさん、バスだからスパラフチレなんて、さすがイタリアですよね。
by keyaki (2006-12-06 15:14) 

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