新国立劇場2015/2016シーズン発表(2015.1.16) オペラ公演ラインアップ ☆「ウェルテル」のファビアーノ降板 ONPに乗り換え(2/9) [オペラの話題]
◎マイケル・ファビアーノにフラレタ「ウェルテル」の題名役が発表されました。マルチェッロ・ジョルダーニMarcello Giordani (1963.1.25) だそうです。将来有望かもしれないけどどうなるかわからない小者から大者に代わったってことです......マルチェッロ・ジョルダーニは、マルセロ・アルバレス(1962.2.27)、ホセ・クーラ(1962.12.5)、ロベルト・アラーニャ(1963.6.7)と同世代で、世界の主要劇場で活躍しています。2010年にはマルチェッロ・ジョルダーニ基金を設立して、後進のためにも尽力しているすでに地位も名誉も得てるテノールということですね。
「ウェルテル」は頻繁に上演されるオペラではありませんが、マルチェッロ・ジョルダーニは、2000年にアン・デア・ウィーンで歌って(私の検索結果なので他でも歌っている可能性はありますが)います。
*マルチェッロ・ジョルダーニの関連記事:
・《シチリアの晩鐘》ボニゾッリのアリーゴとか...M.ジョルダーニも..
・藤原の「アドリアーナ・ルクヴルール」
◎「ウェルテル」のマイケル・ファビアーノがキャンセルしました。新国の発表では「本人の芸術上の理由」だそうですけど、パリ国立歌劇場(リゴレット4/9〜5/5) のオファーを優先させて乗り換えただけですね。だいたい一旦引き受けて「芸術上の理由」なんて有り得ないです。「本人の都合により」という素晴らしい日本語があるのに「芸術上の理由」なんて変な憶測を呼ぶ文言を使うのはなぜでしょうね。
4月にコンサートで来日するヴィットリオ・グリゴーロとか5月にコンサートで来日するヨナス・カウフマンと直接交渉してみて下さい.....ダメモトで。(2015.2.9)
新国立劇場2015/2016シーズンが発表されました。「イエヌーファ」は新国初上演、「ラインの黄金」「ウェルテル」は新制作。話題としては、再びフォークトがローエングリンを歌ってくれるとか、「魔笛」がオール日本人キャストだとか、「ウェルテル」が、あのマイケル・ファビアーノだとか、グリゴーロとの共演が多いカヴァレッティがフォード氏だとか.......今シーズンもやっぱりドイツものに偏っているような感じがしますね。
◎2015/2016シーズン オペラ公演ラインアップ(公演詳細はタイトルをクリック)
*再演で、鑑賞レポートがあるものはリンクしました
1.ラインの黄金(新制作):2015年10月1,4,7,10,14,17日(6公演)
飯守 泰次郎/ゲッツ・フリードリッヒ/東京フィルハーモニー交響楽団
ユッカ・ラジライネン、ステファン・グールド、トーマス・ガゼリ、クリスタ・マイヤー
2.トスカ:2015年11月17,20,23,26,29日(5公演)
エイヴィン・グルベルグ・イェンセン/アントネッロ・マダウ=ディアツ/東京フィルハーモニー交響楽団
トスカ未定、ホルヘ・デ・レオン、ロベルト・フロンターリ
3.ファルスタッフ:2015年12月3,6,9,12日(4公演)
イヴ・アベル/ジョナサン・ミラー/東京フィルハーモニー交響楽団
ゲオルグ・ガグニーゼ、マッシモ・カヴァレッティ、アガ・ミコライ、エレーナ・ザレンバ
◎ファルスタッフ鑑賞:2007.6.19
4.魔笛:2016年1月24,26,28,30日(4公演)
ロベルト・パーテルノストロ/ミヒャエル・ハンペ/東京交響楽団
妻屋秀和、鈴木 准、佐藤美枝子、増田のり子、九嶋香奈枝、萩原 潤
◎《魔笛》の男性三役(2006.1.24鑑賞)
5.イェヌーファ(新国初上演):2016年2月28 / 3月2,5,8,11日(5公演)
トマーシュ・ハヌス/クリストフ・ロイ/東京交響楽団
ハンナ・シュヴァルツ、ヴィル・ハルトマン、ジャンルカ・ザンピエーリ、ジェニファー・ラーモア、ミヒャエラ・カウネ
6.サロメ:2016年3月6,9,12,15日(4公演)
ダン・エッティンガー/アウグスト・エファーディング/東京交響楽団
カミッラ・ニールント、クリスティアン・フランツ、ロザリンド・プロウライ、グリア・グリムスレイ
7.ウェルテル(新制作):2016年4月3,6,9,13,16日(5公演)
マルコ・アルミリアート/ニコラ・ジョエル/東京フィルハーモニー交響楽団
マイケル・ファビアーノ、エレーナ・マクシモワ、アドリアン・エレート、砂川涼子
8.アンドレア・シェニエ:2016年4月14,17,20,23日(4公演)
ヤデル・ビニャミーニ/フィリップ・アルロー/東京フィルハーモニー交響楽団
カルロ・ヴェントレ、マリア・ホセ・シーリ、ヴィットリオ・ヴィテッリ
◎レイフェルクスのカルロ・ジェラール:2005.12.2
9.ローエングリン:2016年5月23,26,29 / 6月1,4日(5公演)
飯守泰次郎/マティアス・フォン・シュテークマン/東京フィルハーモニー交響楽団
アンドレアス・バウアー、クラウス・フロリアン・フォークト、マヌエラ・ウール、ユルゲン・リン、ペトラ・ラング
◎「ローエングリン」フォークト最高!(2012.6.13) ☆ フォークトのインタビュー(朝日新聞)
10.夕鶴:2016年7月1,2,3日(4公演)
大友直人/栗山民也
キャスト日替わり
参考:
イタリアもの(3):トスカ、ファルスタッフ、アンドレア・シェニエ
ドイツもの(4):ラインの黄金、魔笛、サロメ、ローエングリン
その他(3):ウェルテル、イエヌーファ、夕鶴
関連記事:
新国立劇場2014/2015シーズン発表:どれに行こうかな..... (2014.1.17)
「ウェルテル」は頻繁に上演されるオペラではありませんが、マルチェッロ・ジョルダーニは、2000年にアン・デア・ウィーンで歌って(私の検索結果なので他でも歌っている可能性はありますが)います。
*マルチェッロ・ジョルダーニの関連記事:
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・藤原の「アドリアーナ・ルクヴルール」
(2015.2.16)
◎「ウェルテル」のマイケル・ファビアーノがキャンセルしました。新国の発表では「本人の芸術上の理由」だそうですけど、パリ国立歌劇場(リゴレット4/9〜5/5) のオファーを優先させて乗り換えただけですね。だいたい一旦引き受けて「芸術上の理由」なんて有り得ないです。「本人の都合により」という素晴らしい日本語があるのに「芸術上の理由」なんて変な憶測を呼ぶ文言を使うのはなぜでしょうね。
4月にコンサートで来日するヴィットリオ・グリゴーロとか5月にコンサートで来日するヨナス・カウフマンと直接交渉してみて下さい.....ダメモトで。(2015.2.9)
新国立劇場2015/2016シーズンが発表されました。「イエヌーファ」は新国初上演、「ラインの黄金」「ウェルテル」は新制作。話題としては、再びフォークトがローエングリンを歌ってくれるとか、「魔笛」がオール日本人キャストだとか、「ウェルテル」が、あのマイケル・ファビアーノだとか、グリゴーロとの共演が多いカヴァレッティがフォード氏だとか.......今シーズンもやっぱりドイツものに偏っているような感じがしますね。
◎2015/2016シーズン オペラ公演ラインアップ(公演詳細はタイトルをクリック)
*再演で、鑑賞レポートがあるものはリンクしました
1.ラインの黄金(新制作):2015年10月1,4,7,10,14,17日(6公演)
飯守 泰次郎/ゲッツ・フリードリッヒ/東京フィルハーモニー交響楽団
ユッカ・ラジライネン、ステファン・グールド、トーマス・ガゼリ、クリスタ・マイヤー
2.トスカ:2015年11月17,20,23,26,29日(5公演)
エイヴィン・グルベルグ・イェンセン/アントネッロ・マダウ=ディアツ/東京フィルハーモニー交響楽団
トスカ未定、ホルヘ・デ・レオン、ロベルト・フロンターリ
3.ファルスタッフ:2015年12月3,6,9,12日(4公演)
イヴ・アベル/ジョナサン・ミラー/東京フィルハーモニー交響楽団
ゲオルグ・ガグニーゼ、マッシモ・カヴァレッティ、アガ・ミコライ、エレーナ・ザレンバ
◎ファルスタッフ鑑賞:2007.6.19
4.魔笛:2016年1月24,26,28,30日(4公演)
ロベルト・パーテルノストロ/ミヒャエル・ハンペ/東京交響楽団
妻屋秀和、鈴木 准、佐藤美枝子、増田のり子、九嶋香奈枝、萩原 潤
◎《魔笛》の男性三役(2006.1.24鑑賞)
5.イェヌーファ(新国初上演):2016年2月28 / 3月2,5,8,11日(5公演)
トマーシュ・ハヌス/クリストフ・ロイ/東京交響楽団
ハンナ・シュヴァルツ、ヴィル・ハルトマン、ジャンルカ・ザンピエーリ、ジェニファー・ラーモア、ミヒャエラ・カウネ
6.サロメ:2016年3月6,9,12,15日(4公演)
ダン・エッティンガー/アウグスト・エファーディング/東京交響楽団
カミッラ・ニールント、クリスティアン・フランツ、ロザリンド・プロウライ、グリア・グリムスレイ
7.ウェルテル(新制作):2016年4月3,6,9,13,16日(5公演)
マルコ・アルミリアート/ニコラ・ジョエル/東京フィルハーモニー交響楽団
8.アンドレア・シェニエ:2016年4月14,17,20,23日(4公演)
ヤデル・ビニャミーニ/フィリップ・アルロー/東京フィルハーモニー交響楽団
カルロ・ヴェントレ、マリア・ホセ・シーリ、ヴィットリオ・ヴィテッリ
◎レイフェルクスのカルロ・ジェラール:2005.12.2
9.ローエングリン:2016年5月23,26,29 / 6月1,4日(5公演)
飯守泰次郎/マティアス・フォン・シュテークマン/東京フィルハーモニー交響楽団
アンドレアス・バウアー、クラウス・フロリアン・フォークト、マヌエラ・ウール、ユルゲン・リン、ペトラ・ラング
◎「ローエングリン」フォークト最高!(2012.6.13) ☆ フォークトのインタビュー(朝日新聞)
10.夕鶴:2016年7月1,2,3日(4公演)
大友直人/栗山民也
キャスト日替わり
参考:
イタリアもの(3):トスカ、ファルスタッフ、アンドレア・シェニエ
ドイツもの(4):ラインの黄金、魔笛、サロメ、ローエングリン
その他(3):ウェルテル、イエヌーファ、夕鶴
関連記事:
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