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新国の入場者数は、回復傾向...(参考:ベルリンの3歌劇場のデータ) [オペラの話題]

 私たちの新国のオペラ公演では、いったいどのくらい観客が来ているのか、今まで調べたこともなかったのですが、新国立劇場のサイトでその資料を見ることができますので、簡単にまとめてみます。
 一時期、空席が目立つこともありましたが、ここのところ、一階席を眺める限り、平日でもほぼ満席が続いていると思います。2006年8月末の新聞に「新国立劇場 オペラ苦戦 最新設備でも振るわぬ集客 来日公演・地味な演目響く?」という見出しの記事が掲載されました。ご記憶の方も多いと思いますが、つまり、2007年に開館10年周年を迎える新国オペラのチケットの売り上げが、低迷していて、4年前までは、順調に伸びていて84%だったが、3年前から次第に下がり、82%、75%、昨年は70%と、確実に下がっている、という問題を取り上げた記事で、いろいろ取材して、原因を探ってみたというものでした。結局、来日公演の影響と地味な演目のせいにまとめたようです。しかし、今でも相変わらずの来日公演ラッシュですが、ここのところ、客の入りが良くなっていると感じます。
 私の過去記事を見ますと2005年02月の《ルル》では、「一階の10列目でしたが、前後の席が空いていて、とってもリラックスして見られました」と書いていますが、2006年03月の《運命の力》では、「一階に関してはほぼ満席で、けっこう盛り上がってました。やっぱり観客が多くないと楽しくないですよね」なんて書いています。確かに新聞記事の「昨年は70%と、確実に下がっている」というのは、2005年のことだとおもいますが、その後は、なぜか順調に観客動員数が伸びているようです。2006年度(2006.4.1〜2007.3.31)は、 76.9%まで回復しています。
 私が思うにノヴォラツスキー氏(Thomas Novohradsky)の芸術監督就任(2003年10月~2007年8月)の時のゴタゴタ交代劇の後遺症で、一時的に入場者数が落ち込んだような気がします。それと、ノヴォラツスキー氏の一番の改革が「シングルキャスト化」なんですが、これが入場者数にも影響したとおもいますし、五十嵐前芸術監督時代には、知名度の高い歌手を呼んでいたのに(これには批判もあった)、イタリア人は呼ばないのか!と言われるくらい、誰それ?状態の歌手が多かった。とまあ、最初はいろいろ反発もあったと思います。しかし、改革が功を奏したのか、みんながそれに慣れてきたのか、今は、入場者数も回復傾向にあり安定してきているようです。シーズンチケットも第一希望の席が取れないこともあります。

新国立劇場平成18年度 財務報告(2006.4.1〜2007.3.31)より抜粋
※総客席数 1,814席(1F=868,2F=354、3F=292、4F=300)
演目(公演回数)有料入場率有料入場者数Keyaki鑑賞
カヴァレリア/道化師 4回
こうもり(新制作) 6回
ドン・カルロ(新制作)6回
イドメネオ(新制作)5回
フィデリオ4回
セビリアの理髪師4回
さまよえるオランダ人(新制作)5回 
運命の力 4回
蝶々夫人 4回
   74.9%
78.3%
81.6%
77.3%

57.9%
79.9%
83.0%
68.0%
86.9%
   5,367
8,415
8,207
6,929

4,151
5,724
7,438
4,875
6,232




×


×
×
9演目(新制作4)42公演76.9%57,338   

上の表を見て、私が思ったこと:
◆新制作は客の入りが良い (私自身が、そういう行動をとってますね)
◆人気の演目は客の入りが良い。《蝶々夫人》は再演にもかかわらず、客の入りがよかった。ピンカートンのジュセッペ・ジャコミーニが貢献してるかもしれないが、やはり人気の演目だからだと思う。
◆《セビリアの理髪師》も、人気の演目とバルチェッローナ人気の相乗効果。
◆《カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師》は、G.シュナウト、C.フランツというイタリアオペラを歌わないような歌手だったことが、功を奏したのかもしれない。
◆《フィデリオ》の低迷は、人気のない演目だからだが、ヨナス・カウフマンを呼んでくれば、80%以上だったかもしれない。

前記事でベルリンの三つのオペラハウスを取り上げましたが、ネットで興味深い講義録を見つけました。2003年のデータですが、参考になるとおもいますので、各劇場の観客数等転記します。
ベルリン国立歌劇場 ウンター・デン・リンデン(1396席)
観客数:約25万人 平均客席利用率:約80%
経費カバー率(自己収入でどれだけ経費をカバーできているか):30.7%

ベルリン・ドイツ・オペラ(1865席)
観客数:約27.7万人 平均客席利用率:約64%
経費カバー率(自己収入でどれだけ経費をカバーできているか):16.3%

ベルリン・コーミッシェ・オーパー(1338席)
平均客席利用率:約54%
経費カバー率(自己収入でどれだけ経費をカバーできているか):13.1%

2004年9月12日シンポジウム:オペラ劇場運営の現在、ドイツ・ベルリンのオペラ劇場改革、財団法人「オペラ・イン・ベルリン」創立に至る事実と背景、 初代コーディネーター、ゲオルク・フィアターラー 基調講演から
他にも各国のオペラハウス事情の講演が読めます→講義録 目次


関連記事:
チューリヒ歌劇場ペレイラ氏、経営方針を語る
次々と2008/09シーズン発表:ベルリン国立歌劇場(リンデン)は....  



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コメント 28

euridice

まとめてみるとおもしろいですね。
やっぱり倹約ということが頭にありますから、
シーズンチケットを取る基準は、
実演を見たことのない演目、新演出、歌手、の順かな。
見たことのない演目は、今のところ、映像で見たりして
なじみのある演目が優先。
そういうわけで、今年の「軍人たち」はパス。
間際になってから、行こうかななんて思ったんですけど、
ぼけっとしてたら、終わってました。
公演回数たったの3回なんですもの・・
しかも、気楽に動ける平日は1回。

平成18年度のは、keyakiさんとほぼ同じ。
カヴァレリアと道化師は、いわゆるワーグナー歌手のお二人のため。
セヴィリアはバルチェローナのため。
フィデリオは歌手(エヴァ・ヨハンソンとステファン・グールド)に
ちょっと興味はあったけど、再演なので、我慢することにして、
外してたんですけど、会員向けポイントサービスで
ゲネプロが見られました。
by euridice (2008-05-11 08:11) 

keyaki

euridiceさん
数字って、当たってますね。
フィデリオは、人気演目ではない上に再演が早すぎというのもありますね。ゲネプロは、500人くらいの枠ですよね。

>公演回数たったの3回なんですもの・・
公演回数を増やすと入場率が悪くなるでしょうし。そのへんの兼ね合いが難しいですね。
でも最近は、観客が定着してきていると実感しますね。


by keyaki (2008-05-11 18:01) 

菅野

補助金が少ないわけだから、StuttgartやWienのように少なくとも入場率が90%は欲しいですね。チケットの値段を下げても95%あったらもっといいです。学生券でもいいから聴衆の支持が無いと補助金も増えないのがどこでも現状のようです。同様に未来の正規の聴衆も育てないと絶対だめなので子供用の公演も赤字であってももっと増やしたほうがいいですね。これはWienといえども常にやっています。
by 菅野 (2008-05-12 01:02) 

keyaki

オペラ専用ホールが建設されただけでも画期的なことだと思います。高校生の団体鑑賞には、時々遭遇しますし、小ホールで、子供用の公演もやっているようです。
by keyaki (2008-05-12 14:37) 

ふくきち

毎年、低料金でオペラ鑑賞教室やってますね。
いやあ、自分が高校生の時にオペラ鑑賞教室があったら
良かったのにと思いますね~。
学生のためのアカデミック・プランなんかも、本当に羨ましいです。
by ふくきち (2008-05-12 23:52) 

菅野

まだまだ足りないようですね。こちらでは学校ぐるみできますね。どこの学校でも来るようです。演劇もしかりです。個人では余り来ないようです。

学生券はどこにでもありますね。20年近くお世話になりました。約1000円ぐらいでしょう。後はWienとMuenchenの立見席とスコア席!これが最高ですね。
by 菅野 (2008-05-13 04:33) 

菅野

追加:ケルンのオペラのヤクルトホールでは100席ぐらいの子供オペラを日中にやっているのですが、毎回必ず満杯で一般の人はチケットを取るのが不可能に近いです。ボンも子供専用のオペラハウスは満杯で今シーズンも買えませんでした。Stuttgartは子供オペラ・演劇も頻繁に行きましたね。いつもほぼ満杯です。
by 菅野 (2008-05-13 04:36) 

keyaki

ふくきちさん
東京の学校だと中高で歌舞伎、オペラ、能、文楽、演劇、映画とか団体鑑賞してますね。でも、一通りというかんじですからね。
私の場合は、時代のせいか、地方都市だったせいか、学内コンサートで、藤原義江、砂原美智子、五十嵐さんもだったか来ました。
文楽も学校に来ました。人間国宝の人が。
日本は、学割といってもなんでも高いですから、なかなか行けませんね。美術館だって、日曜日は無料ってことはないですし。
by keyaki (2008-05-14 02:36) 

keyaki

菅野さん
ケルンにヤクルトですか。子供の頃から、そういうところに連れて行ける環境というのはうらやましいですね。日本だとディズニーランドとか、遊園地系なんでしょうね。
ライモンディは10歳からお父さんがボローニャ歌劇場に連れて行っていたそうです。
by keyaki (2008-05-14 02:55) 

サンフランシスコ人

「美術館だって、日曜日は無料ってことはないですし。 」

サンフランシスコのアジア美術館では、毎月第一日曜日は入場無料です。
by サンフランシスコ人 (2008-05-14 04:44) 

菅野

オペラハウスの大空間のなかにヤクルトが金を出して100席あまりの子供用の小劇場を作ったのですね。毎日午後に子供用のオペラを上演しています。みんな学校・幼稚園単位で来るらしくめったにチケットは取れないです。そこでは現代物も頻繁に上演しますね。こうやって子供のときから調性と無調に慣れさせるのですね。
by 菅野 (2008-05-14 06:19) 

菅野

WienやRoma・Londonなんかの美術館・博物館も無料が多いですね。これは宗教上に理由で店を閉めるほかに市民に何が何でも文化を受容させる意図があります。土日にコンサート・オペラが多いのもそのためのようです。
by 菅野 (2008-05-14 06:36) 

助六

興味深い数字ありがとうございます。

小生は新国は10年近く前帰国時に、五十嵐時代にカゾッラ主演の「マノン・レスコー」見ただけで、平土間席はずらりと空席が目立ち、まあこの値段でこの内容なら仕方ないのかなぁなどと思ったものですけど、やっぱり人口1000万以上の大都市の1800席の劇場でこの稼働率はやや寂しい気もします。まあでも欧米並みの料金設定にすれば、客はどっと増えるとは思いますが。少なくとも私が入ったときは安い席は買いたくても買えない人が多かったようですから。

新国は私が知ってる欧州オペラ劇場のどこよりも音響は優れてる(細部が分析的にクリアで、全体的響きが美しい)と思いますので、もったいない気もします。バスティーユなんかで聴き続けてるとホント、ザル耳になりますわ。

欧州劇場では補助金減らされないために、役所に提出する座席稼働率上げる目的で招待券や割引券バラ撒くことまで行われてますけど、新国には入場料下げたり学生券大判振る舞いでも稼働率上げたほうが予算付きやすいといった事情はないんでしょうかね。良し悪しではありますが。

外来大劇場の引越しでスターが出れば、5万円でも売り切れという「ブランド買い」嗜好は最近は薄れてきてるんでしょうか?

ベルリンの数字探しついでに、パリの数字にも出くわしましたので、リンク張っと来ますね。

http://www.operadeparis.fr/Tout-Savoir/Opera-en-chiffres/

07-08年シーズンの席稼働率は、97%だそう。ガルニエはすべて100%となってますが、これは立ち見に当たる視界も限られる席は除いた数字だと思います。バスティーユの稼働率は大体実感に対応してますね。

パリの自己収入率は、04-05年の数字で39%くらいだそうです。
この数字はガル監督時代に大幅に改善されたと記憶します。

by 助六 (2008-05-14 10:34) 

keyaki

サンフランシスコ人さん
アジア美術館だけですか。
by keyaki (2008-05-15 02:38) 

keyaki

菅野さん
日曜日には現金を扱いたくないということもあるでしょうね。

>こうやって子供のときから調性と無調に慣れさせる
なるほど.....
by keyaki (2008-05-15 02:44) 

keyaki

助六さん
今は、平土間は、ほとんど埋ってます。しかし、年間5万人って少ないいですよね。オペラを見に行く人、というか行ける人がいかに少ないかということですね。地方に住んでいる人たちのためにも、もっとテレビ放送しなくては不公平だとおもいます。

>欧州劇場では補助金減らされないために、役所に提出する座席稼働率上げる目的で招待券や割引券バラ撒く
新国は、ちゃんと有料入場者数としてますので、もう少し稼働率は上がるんでしょうね。無料のチケットばらまきは、予算獲得には効果がないんでしょうね。
補助金をもらうと、必ず監査が入りますから、人数のごまかしは無理でしょう。

>外来大劇場の引越しでスターが出れば、5万円でも売り切れという「ブランド買い」嗜好は最近は薄れてきてるんでしょうか?
今は、ギリギリまで待てば、半額くらいでいい席が手に入ることが多いです。招待券大量にばらまいているかんじの公演もあるようですが、日本に来れば、儲かるということなんでしょうね。損してまでは来ないでしょうから。
by keyaki (2008-05-15 03:24) 

サンフランシスコ人

「アジア美術館だけですか。」

日曜だとアジア美術館だけです。

「東京の学校だと中高で..........オペラ........団体鑑賞してますね。」

サンフランシスコだと、無料のオペラコンサートが日曜日にあります。

http://www.sfgate.com/cgi-bin/object/article?f=/c/a/2003/09/08/BA209430.DTL&o=0

http://www.sfgate.com/cgi-bin/object/article?o=1&f=/c/a/2003/09/08/BA209430.DTL

by サンフランシスコ人 (2008-05-15 05:57) 

菅野

日曜日には現金を扱いたくないということもあるでしょうね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どうでしょうか?それよりも社会のシステムがそうなっていると言ったほうがいいかもしれません。強制的に店などを閉めさせるので行くところとしたら町では文化施設しか無いですね。ヨーロッパは普通はは90%曇っているので外で遊ぶ機会は少ないです。じゃ日曜日は何やるのかというとそんなのしか行くしかないのです。

このシステムは徹底しています。例えばケルンのオペラは10ユーロからチケットがあるのですが、その10ユーロのチケットで周辺のすべての電車・バス・地下鉄に乗れます。それも前売り券だとオペラの往復一回だけですが、ここからケルンに普通に電車で行くと片道70kmで10ユーロかかります。だから往復20ユーロですね。でもオペラのチケット10ユーロ一枚買うとその電車代の20ユーロは浮くわけです。最近はドイツのどの町でもこのシステムになってきました。車掌にはそのオペラのチケットをいつも見せていますが、いつもOKです。オペラの開演前4時間から終演後の「次の日」の午前10時までその交通機関が有効です。こうやっていつもここでは聴衆を獲得しています。
by 菅野 (2008-05-15 06:00) 

サンフランシスコ人

「サンフランシスコ人さん アジア美術館だけですか。」

サンフランシスコのMuseo ItaloAmericanoは常に入場無料です。

http://www.museoitaloamericano.org/
by サンフランシスコ人 (2008-05-15 07:52) 

keyaki

菅野さん
それは、素晴しいですね。オペラチケットと電車一日乗り放題のセット券、ということですね。
これは、やる気になれば、新国でもできますね。新国の営業に頑張ってもらって、地方在住の方のために、オペラチケット&ホテル代&新幹線あるいは飛行機のセット券を格安で発売すれば当たるかもしれません。
私が知らないだけで、ホテルとか旅行会社がすでに企画しているかもしれませんね。

>ヨーロッパは普通はは90%曇っている
ヨーロッパとひとくくりにするより、ドイツは...ということですね。
by keyaki (2008-05-17 14:30) 

菅野

乗り放題ではありません。オペラハウス(方向)の行きと帰りだけ一回だけ有効です。ケルンだったらその町周辺の快速電車が通っている範囲だけです。急行には乗れますが特急には乗れません。バス・地下鉄・チンチン電車も乗れます。ケルンの町周辺半径70km四方ぐらい有効でしょうか?もっと遠い町から来るときはケルンの町外れまでの切符でオペラのチケットとあわせて利用できます。中心部までの切符を買う必要は無いわけです。前売りに限り往復有効ですが、会場で直前に買った場合でも帰りの電車代はそれで有効です。要するに車で町に来るなという意味ですね。乗り放題切符は別にあります。日本と違うのは電車、地下鉄、バス、チンチン電車など何でも有効なところでしょう。観光客にもめんどくさく無いので良く売れますよ。僕はロンドンでよく使いましたね。一回兼4回分で24時間乗れます。

そうですねドイツはでですね。オーストリアやスイスでも80%は曇っているんじゃ?フランスは70%ぐらいかな?イタリアやスペインは日本ぐらいです。ちなみに今日も曇りでした。
by 菅野 (2008-05-18 05:06) 

keyaki

菅野さん
なるほど、途中下車前途無効ってやつですね。

電車で面白いと思ったのは、ミラノ市内の電車だったかな、時間制というんでしょうか。使いはじめて一時間は、行き先、乗り換え自由。ところが、これがまさにイタリア的なんですが、電車の切符が買えるところがなかなかなくて、切符を買わずに乗っちゃったことがあるんです。電車の中で買えると思っていたということもあるんですけど....なんと電車の中では売ってない、どうしよう、検札が来ませんように...とハラハラドキドキで乗っていたんですが、なんと、乗客が、降りる時に、切符をくれたんです。まだ、時間が残っているからって....親切ですよね。
イタリアは、鉄道もそうでしたが、切符を買わないで乗ってもいいんですが、車内で買うと高いんですよ。2割り増しくらいかな。でも、検札に来なければ、ただ乗りできちゃう....
ただし、市電とかバスは、切符無しで乗っていて、検札が来たら、大変、何十倍かとられるそうです。しかも、逃げられないように、前と後ろから係員が乗ってきます。(笑
だから、皆さんちゃんと切符買って乗ってますね。
大昔の話ですから、今は、どうだか知りません。

日本は、雨が多いですね。ドイツは、曇りの日が多くても、多分、降水量は日本より少ないんじゃないかしら。ヨーロッパって、日本より、乾燥してると感じました。じめじめべとべとってのはないですね。
日本の梅雨って大嫌いです。
by keyaki (2008-05-19 17:20) 

kanno

開演4時間前から使えますから早く着いたときには余った時間で買い物ができますね。そうやってまたオペラと反対の方向に歩いていくのです。そしたらまたオペラの方向に向かって電車が使えますね。途中下車は何度でもOKです。時間さえあれば!

イタリアで困ったのはドイツで買った乗車券でも帰りはスタンプしないとも無効なようです。一回ペスカラで怒られたことありますね。外国人なので罰金は無かったですが車掌が次の駅で降りてスタンプ押して返してくれました。いやその2割り増しが「罰金」なのですよ。ドイツでもローカル駅はあります。でも普通の罰金は数千円ぐらいでしょう。どこでも罰金とは言わないで[料金]と親切に言ってくれます(笑)。

降水量は最近はかなり増えました。温暖化かな?日本みたいになってきました。それでも乾いてはいますが。
by kanno (2008-05-20 00:01) 

サンフランシスコ人

メトロポリタン・オペラのシーズンが終了しました。ニューヨークタイムズ紙によると、全219公演の58%(127公演)が売り切れでした。
by サンフランシスコ人 (2008-05-28 03:15) 

keyaki

サンフランシスコ人さん
58%という数字が、過去と比較してどうなのか、見当もつきませんが、席数3800という巨大劇場で、完売の公演が半数以上というのも異常なかんじもします。
メトの来日公演では、席数の多いNHKホール(3600席)を使用しますが、満席にはならないようです。
by keyaki (2008-05-29 02:40) 

サンフランシスコ人

ニューヨークタイムズ紙によると、シーズンの全席数の88%を売ったみたいですよ。
by サンフランシスコ人 (2008-05-29 03:44) 

keyaki

>シーズンの全席数の88%
>全219公演の58%(127公演)が売り切れでした
ということは、かなりガラガラの公演もあるということですね。
by keyaki (2008-05-31 03:07) 

サンフランシスコ人

ガラガラの公演もあります。 ルネ・フレミングやアンナ・ネトレプコが全公演に出演不可能です。
by サンフランシスコ人 (2008-05-31 07:34) 

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