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ファン心理?...No! 出版社に抗議するべきです。 [オペラ関連書籍&雑誌]

『ホフマンはあまりの人気で図に乗ってしまい、城に住んで無茶をした挙げ句、
すぐに声を失い、ワーグナーのオペラから脱落してしまった。』pp.148-149 
そのまま引用。
(えうりでぃちぇさんのブログからの引用です。
http://blog.so-net.ne.jp/euridiceneeds/

私でさえ、ペーター・ホフマンがパーキンソンで、引退したことは知っていますよ。

こんなひどい文章、これこそ誹謗中傷の見本ですね。

音楽之友社の編集者って、オペラのオの字も知らないのかしら。
恥っさらしもいいとこだわ!

世の中、病気になるのも行いが悪いからだ!なんて平気で言うやからもいますが、
活字にするということの重みを自覚してほしい。

実は、この本、私も、ライモンディとクーラはチェックしました。
とりあえず、誹謗中傷はなかったかな....高いので買いませんでしたけど。
ライモディも音楽評論家と称する人々にはいじめられています。
でも、まあ好みの問題程度で、目をつぶっていますが、
ここまでひどいのは、許せません!

しっかし、こういうのって、編集者に抗議するべきなんでしょうね。
(著者の無知蒙昧を非難してもしょうないもんね。 これって、誹謗中傷? そんなこと彼はいえないでしょ!)
チェックもしないで、出版するものなの?
編集者のお仕事ってなんですか???


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euridice

トラックバック、どうもありがとうございます。
活字になると、真実味が増しますよね。おまけに小回りが利かず、
訂正が困難あるいは不可能。これまでに何回か誤植その他について
出版社に読者カードなどで指摘したことがありますが、
反応があったことは一、二度です。大概はナシのつぶて。
by euridice (2004-12-17 14:32) 

ヴァランシエンヌ

こちらでは初めまして!^^;
おうちのほう、時々こっそり覗かせて頂いておりますm(__)m
(イタリアオペラはドイツオペラほど詳しくないので・・;スミマセン><;)

トラックバックさせて頂きました。またウチにも、遊びにきてみて下さいね。
by ヴァランシエンヌ (2004-12-18 06:23) 

keyaki

いらっしゃいませ!
トラックバックとコメントありがとうございます。

私も覗かせて頂いています。話題が豊富で、すてきなHPですね。
私の方は、凝り固まっていますので・・・
リアルタイムで情報が入るのも善し悪しです。
久々の故郷ボーローニャでの公演、プレミエは風邪でキャンセル、金曜日は出演できたんでしょうか、まだ情報入って来ません。

ま、こういう世の中なのに、ペーター・ホフマンが引退したのも知らないというか、知ろうともしない・・・
そういう人が、堂々と新刊本を出してしまう。出版社の姿勢が問われるべきだとおもいます。

トラックバック、なんとなくわかってきたような。
ヴァランシエンヌさんのブログで、全文が読めるんですね。
by keyaki (2004-12-18 12:04) 

ランスへの旅

初めて書き込ませて頂きます!
それにしてもその記事酷い!ですね。日本のクラシックの批評って例えばロックなんかよりずっと「遅れていて、鈍い。程度が低い。」と思います。
by ランスへの旅 (2004-12-18 21:11) 

keyaki

ランスへの旅さん いらっしゃーーいませ。

ほんとすごいでしょ。
誠意のある編集者=出版社であれば、お詫びと訂正の文章を印刷して本屋さんにお願いして、はさんでもらうこともできるわけですよね。

音楽之友社って、メールもないんですよ。これもビックリです。
読者からの手紙も忙しくて読まないそうです。?????
良い本を出版しようという姿勢はまったくないですね。
by keyaki (2004-12-18 22:11) 

edc

ランスへの旅さん
ここでもお会いしてしまいました。こんばんは^^

>日本のクラシックの批評って例えばロックなんかよりずっと「遅れていて、鈍い。程度が低い。」と思います。

ロックの批評は読んだことがないのですが、なるほどそうなんですか。「クラシックの批評」をほんとうの意味の「評論」として書ける筆者はほんとんどいらっしゃらないように思います。正しい専門知識と情報の裏付けのないまま、安易に書き流しているだけならまだしも、ろくな専門知識もなく、断片的な情報から「辛口評論家」気取りで文章をでっちあげているとしか思えないような「音楽雑不文書き」が多いと感じます。

同様にインタビュアーも程度が低く、インタービュー記事も、子どもっぽくてつまらないと思います。
by edc (2004-12-18 22:22) 

edc

訂正ですm(_ _)m
(誤)「音楽雑不文書き」
(正)「音楽雑文書き」

(誤)インタービュー
(正)インタビュー
by edc (2004-12-18 22:26) 

ユルシュール

Keyakiさま、はじめまして。
ヴァランシエンヌさまのBlogから参りました、ユルシュールと申します。よろしくお願いいたします。

ホフマンの大ファンというわけではない私ですが、その私でさえ立ち読みで該当の記述を拝見した時に「それはないんじゃないの!?それとも堀内さん、詳しいことは未だに知らないのか!?」と腹立たしくなったくらいですから、ホフマンファンのえうりでぃちぇさんやヴァランシエンヌさん、それにKeyakiさんのお怒りはいかばかりか……お察しいたします。
プロなのですから、せめて書く時はきちんと下調べしてから、再版の際にはミスの訂正や新しく分かった事実の追加などを行なってから、世に出してほしいものだ、と思います。
それから、好きな演奏家であれ、嫌いな演奏家であれ、最低限の敬意を払って論じてほしいものだと……。しっかりとした知識に裏付けされた、論理的・理性的な、本来の意味での「批判」が少ないように感じられてなりません。評論家の嗜好に合わないというだけで感情的に切り捨てられたり、挙句に人間性云々までしたり顔に語られた日には、げんなりします(そういう評論家に限って、自分の好きな演奏家に関しては、「彼(彼女)の良さが分からないだなんて」系の言い回しをする傾向が強いような気がします)。

初めての書き込みなのにごめんなさい、熱くなってしまいました。
でも、ここ数年、日本のクラシック音楽評論についてふつふつ思っていたことと、あまりに一致していたので、つい……。

Keyakiさんはルッジェーロ・ライモンディとホセ・クーラがお好きなのですね。私は恥ずかしながらクーラをオペラ全曲録音で聴いたことはないのですが、ダイナミックな歌手ですよね。ライモンディは柔らかな美声と、アルマヴィーヴァ伯爵や(途中までしか観ていませんが)映像のスカルピアなどでみせる、力みのない気品が魅力的だと思います。
by ユルシュール (2004-12-18 23:45) 

ユルシュール

十二月十八日付の弊Blog(http://2.suk2.tok2.com/user/victoriadelosangeles/
に、貴Blogをリンクさせていただきました。
トラックバックを試みたのですが、どういうわけかできなくて……。朝になってからやり直してみますね。ごめんなさい。
by ユルシュール (2004-12-19 01:11) 

keyaki

ユルシュールさん、いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。

私のこの件の投稿を完璧無視(今のところ)しているボードがありますので、
私の方がおかしいのかしら?と不安になるなか、同じ気持ちの方がいらっしゃって、ほっとした気持ちです。

ユルシュールさんのHPは、えうりでぃちぇさんのところからお邪魔させていただいています。
とてもおちついた上品なHPで、お人柄がしのばれます。
(私のHPはみなさんびっくりのようです、たしかに強烈かな)

この堀内氏の本は、40人のスターというからには、わがライモンディも入っているか? お年だからはずされているか? という興味だけで、本屋さんでパラパラ・・・・
ついでに、ローエングリンの項目がありましたので、ローエングリンといえば、ペーター・ホフマンでしょ・・・なんて思いながら、読んでいましたら、なんと、れいの一文ですよ。
難病で引退を余儀なくされた歌手に対して、なんといういいぐさ!

ペーター・ホフマンのローエングリンは、そのすばらしさでオペラ界に衝撃を与えた事実を無視した上、あのひどい文章!
だって、1990年音楽の友社発行のオペラ入門書的な本には、「世界的に活躍するヘルデン・テノールの第一人者」と書いてあります。
それが、なぜ堀内氏の手にかかると、"すぐ"に脱落したことになるのでしょうね。

それにしても、出版社が、お客様=読者を無視しているのには、これまたびっくりです。
他の業種では考えられない対応ですね。
by keyaki (2004-12-19 10:55) 

ユルシュール

Keyakiさん、弊ホームページにも足を運ばれているとうかがい、顔が赤くなります。Keyakiさんの素晴らしく充実したホームページ(私も以前、“ニーベルングの指環”をバンド・デシネ化された武神妖虎さまのホームページからリンクをたどりこっそりと拝見しておりました)に比べると、全く貧弱な弊サイトですが、これから少しずつでも中身を増やしたいと思っております。
私自身は上品という言葉からはかけ離れた人間ですが、今後ともどうかよろしくお願いいたします。

堀内さんはホフマンのことがもともとお好きではなかったのでしょうね(って、あの文章を拝読すれば一目瞭然ですが)。でも、それにしてもいくら何でも……という思いはぬぐえません。
コロの素晴らしさを伝えるために書かれた文章ではありましたが、一方を讃えるためにライバルとみなされるもう一方をおとしめるやり方は、そういう仕方で讃えられた側にも失礼にあたるのではないでしょうか。その意味でも、問題のある一文であったと思います。
by ユルシュール (2004-12-21 22:50) 

euridice

>世の中、病気になるのも行いが悪いからだ!なんて平気で言うやからもいます
ホント、いるんですよね〜〜 身内に痴呆症にかかった人がいるんですけど、言われましたよ〜『私は行いがいいから大丈夫だわ〜〜』とか『私の○○は、良い生活(具体的に、いろいろと列挙)をしていたから、ボケもせず、最後までしっかりしてたわ〜〜』とかなんとか。鈍感!!
まあ、『人の不幸は蜜の味』って人類共通の思想でしょう? 自分は違うって思いたいという深層心理かしら・・・
by euridice (2004-12-22 08:01) 

keyaki

れいのボード、なかなかレスがつきませんでしたが、白アスパラガスさんのカキコミをきっかけに、レスがつきました。
わざわざ、読んで、投稿して下さった方もいて、感謝感激です。
http://www3.aaacafe.ne.jp/free/ysano/opera6.bbs

おかしいことはおかしいと言わないと、気がつかない人が多いようですから、おかしいことはおかしいと言いましょうーーーー!
手紙は読まないと言ってますが、手紙しかないですよね。
by keyaki (2004-12-22 16:29) 

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