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メト・ライブビューイング Grigolo & Damrau「ロメオとジュリエット」始まる (2017.2.25〜3.3まで) [オペラの話題]

◎土曜日にご覧になった方の感想がネットにちらほらアップされていますが、好評のようです。
 「ロメオは今シーズン最大のヒットとなっている、17日の公演は、ほぼ満席状態で他のオペラよりも若い観客が多かった.....」とゼネラルマネージャーのピーター・ゲルブが述べています。最近のメトは半分埋まればいい方(劇場が大き過ぎなのも一因)というような状態なので、これは快挙といえるでしょうしかもどちらかというとマイナーな演目なのに。
(2017.2.26)


 今日から1週間各地の映画館で、グノー作曲「ロメオとジュリエット」が上映されます。
MET Live Viewing 2016-17 グノー《ロメオとジュリエット》
上映期間:2017年2月25日(土)~3月3日(金)
指揮:ジャナンドレア・ノセダ 演出:バートレット・シェール
出演:ヴィットーリオ・グリゴーロ、ディアナ・ダムラウ 他
上映時間:3時間15分(休憩1回)(2017.1.21収録)
romeo_met2017.jpg

 グリゴーロとダムラウのトップレベルの歌唱がお楽しみいただけます。演技過剰、動き過ぎと批判されることもある二人がコンビを組むと、生き生きした十代のロメオとジュリエットに......またグリゴーロの運動能力(猫とか猿とか、シルク・ドゥ・ソレイユでも通用するとか)もご覧頂けます。バルコニーシーンで一瞬のうちに登っちゃいますからお見逃しなく。

「ロメオとジュリエット」関連記事:
2)メト「ロメオとジュリエット」(2016.12.31〜2017.1.28)
1)メト「ロメオとジュリエット」(2016.12.31〜2017.1.28) ☆リハーサルはじまる ☆ 舞台写真
グリゴーロの "Roméo et Juliette" 公演記録....スカラ座(2011年6月) LA Opera(2011年11月)Arena di Verona (2014年8〜9月)
グノーの「ロメオとジュリエット」:ロメオのハイC
gri_romeo_damrau.jpg
その他のダムラウとの共演記事:
Damrau, Grigolo & Hampson ガラコンサート(Ingelheim Am Rhein, 2016.8.20)
Vittorio GrigoloとDiana Damrau (Broad Stage 2015.11.29)
ディアナ・ダムラウと「マノン」(2015.3.9〜28) 6公演 ☆ 舞台写真 ☆
スカラ座「ルチア」(2015.5.28〜6.11) 両手に花 ダムラウとモシュク

過去記事から:
◎スカラ座「ルチア」(2015.5.28〜6.11)のトレイラー。エドガルド結婚式乱入の場、ちょこっと見られますが、早送りかと思うくらいエドガルドもルチアも目まぐるしく動いていています。グリゴーロとダムラウってけっこう似た者同士な感じ。


◎ディアナ・ダムラウと「マノン」(2015.3.9〜28) 。この舞台写真、すごくかわいい....43才(ダムラウ)と38才(グリゴーロ)には見えない....
gri_damrau_met2015-1.jpg


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メトの「ウェルテル」:ヴィットリオ・グリゴーロ(2017年)とヨナス・カウフマン(2014年) [オペラの話題]

 3年前にカウフマンが歌った「ウェルテル」、今現在、グリゴーロが歌っています。カウフマンの後任として責任重大なんて書いた記事もありましたが、心配無用、絶賛と言えるレビューが出ています。
 メトのYouTubeのチャンネルにだいたい同じシーンがアップされています。これは比べてみたくなりますね。イタリア声とお団子(クネーデル)声、好きずきですが、私自身は、お団子が喉につまったような声は苦手です。

◎1幕:ウェルテル登場シーン、自然に囲まれた美しさに感激して歌う「おお恵みに満ちた自然よ"Ô nature, pleine de grâce”」、たまたまグリゴーロのビデオクリップが前半、カウフマンのは後半です。





◎3幕:クリスマスイヴの夕方、二度と戻らない….と去って行ったウェルテルが突然現れる。「この家は何も変わっていないでしょう」「本当に何も変わっていない。心だけが変わってしまった。ここで一緒に本を読み、歌ったのに....」ウェルテルはクラヴサンの上にあった原稿、彼がオシアンの詩を翻訳したものを手にする。アリア「春風よ、何故に私を目覚めさせるのか "Pourquoi me réveiller"」
 (これもグリゴーロのビデオクリップが前半、カウフマンのは後半)





 カウフマンの歌唱、これって完璧吠えてますね。

☆グリゴーロの「おお恵みに満ちた自然よ"Ô nature, pleine de grâce”」2017.2.16 ライヴ
iPad/iPhone用MP3


☆グリゴーロの「春風よ、何故に私を目覚めさせるのか "Pourquoi me réveiller"」2017.2.16 ライヴ
iPad/iPhone用MP3

今回の「ウェルテル」のレビューで2014年の「ウェルテル」に言及している記事:
NYTimes:A Stylishly Blood-and-Guts Tenor in the Met Opera’s ‘Werther’ / ZACHARY WOOLFE
When Mr. Eyre’s “Werther” staging had its premiere in 2014, with Jonas Kaufmann and Sophie Koch as the star-crossed couple, it felt mannered and detached. This new revival could not be more different, and if there is very little gentility about it, nor much of the poised stylization of traditional French style, it has a vitality that is utterly arresting. This is a fully Italianate Massenet: A Grigolo has crashed Paris. 
Observer:Death Becomes Him: Tenor Vittorio Grigolo Leaves Blood on... / James Jorden
Even Eyre’s lurid staging of the suicide scene made sense with Grigolo in the show. When Jonas Kaufmann offered his cerebral take on the part here three seasons ago, it looked like a bad slasher movie. But when Grigolo’s gunshot wound first soaked his shirt, then his face and hands, and finally even Charlotte’s dress, the effect was heartbreaking.

参考:団子声、ドイツ語 "Knoedel" (団子)
ドイツでは、喉になにか詰まったような声のことを "geknoedeln"というようです。ヨッヘン・コヴァルスキーが、「私はテノールとしては、文字通り極めて "geknoedeln" です。」と述べています。つまり、コヴァルスキーは、テノールの場合は、お団子声になるが、アルトだと自然な声がだせたので、アルトに転向したそうです。(僕はベルリン出身のコヴァルスキーから)

関連記事:
メト「ウェルテル Werther」(2017.2.16〜3.4)☆ レビュー☆ 舞台写真
ヴィットリオ・グリゴーロとヨナス・カウフマン比較記事
オペラ:Jonas Kaufmann contre Vittorio Grigolo (L'HEBDO 2014.10.31)


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ROH シュレジンジャー演出「ホフマン物語 Les Contes d'Hoffmann 」ドミンゴ、シコフ、クラウス、アルバレス、ビリャソン、グリゴーロ [オペラの話題]

◎全国各地でLive Cinema 上映中です。
☆ROH Live Cinema:ホフマン物語 (1週間)
2017/1/27(金) ~2/2(木)または 2017/1/28(土) ~2/3(金)

(2017.1.29)
=  =  =  =  =  =  =  


◎初日無事終了.....グリゴーロ絶好調という感想も....グリゴーロ自身も満足のいく出来だったようです。舞台写真、レビュー等、第二ブログに追記して行きます。このシュレジンジャーのプロダクションは、今回の公演が最後になるそうです......

☆今回のオランピア、ジュリエッタ、アントニア
Les_Contes_DHoffmann573s.jpgLes_Contes_DHoffmann313s.jpggri_hoffmann2016ROH_2.jpg

☆今回の悪漢4役は、トーマス・ハンプソン
hoffmann2016roh_2.jpggri_hoffmann2016roh_3.jpghoffmann2016roh.jpg
2774ashm_0790_thomas_hampson_as_the_four_villains_miracle_c_roh._photographer_catherine_ashmore.jpg 1.リンドルフ (ロンドンの椿姫さんのブログから拝借)
 2.コッペリウス
 3.ダッペルトゥット
 4.ミラクル
 ハンプソンよく化けてますね.....

(2016.11.8)

*  *  *  *  *  


 2016年11月7日からRoyal Opera House で、ヴィットリオ・グリゴーロ主演の「ホフマン物語」がはじまります。
 映画監督ジョン・シュレシンジャー(1926.2.16〜2003.6.25)の「ホフマン物語」は、1980年(ドミンゴ)が初演で、1982年、1986年(シコフ)、1991年(クラウス)、1992年(ハドリー)、2000年(M.アルバレス)、2004年(ビリャソン)、2008年(ビリャソン)、そして2016年(グリゴーロ)と続きます。
 初演は1980年12月5日、ドミンゴ主演で映像(1981年プレートル指揮)でも残っています。オペラの映像が少なかった頃に発売され、私にとってもはじめての「ホフマン物語」だったと思います。この頃は、悪漢4役(リンドルフ、コッペリウス、ダッペルトゥット、ミラクル)は4人のバリトンとかバスが演じるのが主流だったんでしょうか.....ロンドンでは1986年から一人4役になっています。

☆今回のパフォーマンス:
9) 2016.11.7, 11, 15 (LC), 18, 21, 24, 28 / 12.3
Conductor:Evelino Pidò
Hoffmann:Vittorio Grigolo / Leonardo Capalbo 11/28,12/3
Nicklaus:Kate Lindsey
Olympia:Sofia Fomina
Giulietta:Christine Rice
Antonia :Sonya Yoncheva
Lindorf, Coppélius, Dappertutto, Miracle:Thomas Hampson

☆過去のパフォーマンス:Performance Databaseから
Les Contes d'Hoffmann (1980)
Opera: Production details
Company:The Royal Opera
Production premiere:15 December 1980
Producer:John Schlesinger
Set designer:William Dudley
Costume designer:Maria Bjørnson
Lighting designer:David Hersey
Movement director:Eleanor Fazan

初演:
1) 1980.12.15〜1981.1.9
Conductor: George Prêtre
Hoffmann: Plácido Domingo
Nicklaus: Claire Powell
Olympia: Luciana Serra
Giulietta: Agnes Baltsa
Antonia: Ileana Cotrubas
Lindorf:Robert Tear
Coppélius:Geraint Evans
Dappertutto:Siegmund Nimsgern
Miracle:Nicola Ghiuselev

2) 1982.1.14〜2.2
Conductor:Jacques Delacôte
Hoffmann:William Lewis/Plácido Domingo
Nicklaus:Diana Montague
Olympia: Luciana Serra
Giulietta:Josephine Veasey
Antonia :Leona Mitchell
Lindorf:Stafford Dean
Coppélius:Geraint Evans
Dappertutto:Thomas Allen
Miracle: Nicola Ghiuselev

3) 1986.4.22
Conductor:Charles Dutoit
Hoffmann:Neil Shicoff/Plácido Domingo
Nicklaus:Claire Powel
Olympia:Luciana Serra
Giulietta:Karan Armstrong
Antonia:Leona Mitchell
4 Villains:Samuel Ramey

4)1991.6.15
Conductor: Jeffrey Tate
Hoffmann: Alfredo Kraus
Nicklaus : Jean Rigby
Olympia: Sumi Jo
Giulietta: Anne Howells
Antonia: Leontina Vaduva
4 Villains : James Morris

5) 1992.2.24
Conductor: Jeffrey Tate
Hoffmann:Jerry Hadley
Nicklaus: Jean Rigby
Olympia :Sumi Jo
Giulietta:Anne Howells
Antonia: Leontina Vaduva
4 Villains: Gregory Yurisichs

6) 2000.9.29〜10.19
Conductor:Emmanuel Villaume
Hoffmann:Marcelo Álvarez
Nicklaus :Petia Petrova
Olympia :Desirée Rancatore
GiuliettaIrini :Irini Tsirakidis
Antonia:Angela Gheorghiu / Nuccia Focile
4 Villains: Michele Pertusi

7) 2004.1.22〜2.17
Conductor:Richard Hickox
Hoffmann:Rolando Villazón
Nicklaus:Ruxandra Donose
Olympia :Ekaterina Siurina
Giulietta:Jennifer Larmore
Antonia:Elena Kelessidi
4 Villains:Willard W White

8) 2008.11.25〜 12.13
Conductor:Antonio Pappano
Hoffmann:Rolando Villazón (12/4代役 Zvetan Michailov)
Nicklaus:Kristine Jepson
Olympia:Ekaterina Lekhina / Vassiliki Karayanni
Giulietta:Christine Rice
Antonia :Katie Van Kooten
4 Villains:Gidon Saks





les_contes_d_hoffmann.jpg
Plácido Domingo と Agnes Baltsa












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Marcelo Álvarez と Desirée Rancatore(2000)

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Rolando Villazón(2004, 2008)

Roh_hoffmann_villazon.jpg Rolando Villazón と Ekaterina Siurina(2004)

下記の関連記事にもありますが、マルセロ・アルバレスは2007年にホフマンをレパートリーからはずす....と発表しました....ということは、ヨナス・カウフマンも喉の変調よりもそこらへんに問題があって、ついでに喉の休養....ということにしたとも考えられなくもないと思ったり.....今後ホフマン役を歌えば、これは邪推ということですけどね。

関連記事:
メトHDの「ホフマン物語(2015年)」のインタビュー ☆ 7重唱 "Hélas, mon cœur s'égare encore"
メトの《ホフマン物語》誤算続きのコケまくり... M・アルバレス、ビリャソンに続きパペまでも!
新国再演《ホフマン物語》2005年クラウス・フローリアン・フォークト
映画監督とオペラの演出:一覧表

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パリ国立歌劇場 l’Opéra national de Paris 2017/2018シーズン:オペラ公演ラインアップ (2017.1.25発表) [オペラの話題]

 いろいろリークされていましたが、ONPのサイトでも1月25日に発表されました。
 ジョゼ・ヴァン・ダムとかジークフリート・イェルザレムとか懐かしい名前が........新制作もけっこうありますが、ジョナサン・ミラーの「ボエーム」捨てちゃうんですね。
 ネトレプコとドミンゴの「椿姫」を見たい方(いるのかな?)は、2月21,25,28日で、アルフレードはアルバニア人のRame Lahaj(1983 コソボ)、ドミンゴ主催のオペラリア2016年の優勝者だそうです。
 ヴィットリオ・グリゴーロは、今更どうしてなの.....の役リヌッチョ、こういうのを「役不足」って言うんですよね。それにしてもレパートリーがなかなか増えませんね......

☆l’Opéra national de Paris 2017/2018
1.レハール:メリー・ウィドウ
 2017年9月9, 12, 16, 20, 22, 24, 28, 29 / 10月5, 9, 11, 15, 18, 21 (14公演)

 Jakub Hrusa/Jorge Lavellibr
 José Van Dam, Valentina Nafornita, Thomas Hampson, Véronique Gens, Stephen Costello,
 Alexandre Duhamel, Siegfried Jerusalembrbr

2.モーツアルト:コジ・ファン・トゥッテ
 2017年9月12, 16, 18, 20, 25, 28, 30/10月3, 5, 8, 10, 14, 21 Garnier (13公演)

 Philippe Jordan / Anne Teresa De Keersmaeker
 Jacquelyn Wagner/Ida Falk-Winland, Michèle Losier/Stephanie Lauricella, Cyrille Dubois,
 Philippe Sly/Edwin Crossley-Mercer, Paulo Szot/Simone Del Savio,
 Ginger Costa-Jackson/Maria Celeng

3.ドビッシー・ペレアスとメリサンド  2017年9月19, 23, 27 / 10月1, 6 (5公演)
 Philippe Jordan / Robert Wilson
 Étienne Dupuis, Elena Tsallagova, Luca Pisaroni, Franz-Josef Selig, Thomas Dear,
 Anna Larsson, Jodie Devos

4.ヴェルディ:ドン・カルロス
 2017年10月10, 13, 16, 19, 22, 25, 28, 31 / 11月5, 8, 11 (11公演)新制作

 Philippe Jordan / Krysztof Warlikowski
 Jonas Kaufmann/Pavel Cernoch, Sonya Yoncheva/Hibla Gerzmava, Ludovi Tézier,
 Ildar Abdrazakov, Elina Garanca/Ekaterina Gubanova

5.ヴェルディ:ファルスタッフ  2017年10月26, 29 / 11月1, 4, 7, 10, 16 (7公演)
 Fabio Luisi / Christophe Pitoiset
 Bryn Terfel, Franco Vassallo, Francesco Demuro, Aleksandra Kurzak, Julie Fuchs,
  Varduhi Abrahamyan, Julie Pasturaud, Graham Clark, Rodolphe Briand, Thomas Dear

6.ブスマンス:La ronde  2017年11月2, 4, 6, 8, 10, 11 (6公演)新制作
 Christophe Pitoiset / Christiane Lutz
 Artistes de l’Académie de l’Opéra national de Paris

7.モーツアルト:ティートの慈悲
 2017年11月15, 18, 20, 23, 25, 28, 30 / 12月3, 5, 8, 11, 17, 21, 25 Garnier(14公演)

 Dan Ettinger / Willy Decker
 Ramón Vargas/Michael Spyres, Amanda Majeski/Aleksandra Kurzak,
 Valentina Nafornita/Christina Gansch, Stéphanie d´Oustrac/Marianne Crebassa,
 Antoinette Dennefeld/Angela Brower, Marko Mimica

8.ヤナーチェク:死者の家から  2017年11月18, 21, 24, 26 / 12月2(5公演)新制作
 Esa-Pekka Salonen / Patrice Chéreau
 Willard White, Eric Stoklossa, Stefan Margita, Peter Straka, Vladimir Chmelo,
 Jirl Sulzenko, Heinz Zednik, Ladislav Elgr, Jan Galla, Tomasz Krejcirik,
  Martin Barta, Vadim Artamonov, Olivier Dumait

9.プッチーニ:ボエーム
 2017年12月1, 4, 7, 10, 12, 16, 18, 21, 23, 26, 29, 31(12公演)新制作

 Gustavo Dudamel, Manuel López-Gómez/ Claus Guth
 Sonya Yoncheva/Nicole Car, Atalla Ayan/Benjamin Bernheim, Aida Garifullina,
 Artur Rucinski, Alessio Arduini/Andrei Jilihovschi, Roberto Tagliavini

10.ヘンデル:オラトリオ「イェフタ」
 2018年1月13, 15, 17, 20, 22, 24, 28, 30 Garnier(8公演)新制作

 William Christie / Claus Guth
 Ian Bostridge, Marie-Nicole Lemieux, Katherine Watson, Tim Mead, Philippe Sly,
 Valer Sabadus

11.ヴェルディ:仮面舞踏会  2018年1月16, 19, 22, 25, 28, 31 / 2月3, 6, 10(9公演)
 Bertrand de Billy / Gilbert Deflo
 Marcelo Álvarez/Piero Pretti, Anja Harteros/Sondra Radvanovsky, Simone Piazzola,
 Luciana D´Intino, Nina Minasyan, Mikhail Timoshenko, Marko Mimica,
 Thomas Dear, Vincent Morell

12.サーリアホ:Only the Sound Remains
 2018年1月23, 25, 27 / 2月1, 4, 7Garnier(6公演)新制作

 Ernest Martínez / Peter Sellars
 Philippe Jaroussky, Davone Tines, Nora Kimball-Mentzos, Eija Kankaanranta, Camilla Hoitenga

13.ロッシーニ:セビリアの理髪師  2018年1月24, 27, 30 / 2月1, 4, 7, 9, 13, 16 (9公演)
 Riccardo Frizza / Damiano Michieletto
 René Barbera/Levy Sekgapane, Olga Kulchynska, Massimo Cavalletti/Florian Sempey,
 Nicolas Testé, Pietro Di Bianco, Simone del Savio

14.ヴェルディ:椿姫  2018年2月2, 5, 8, 11, 17, 21, 25, 28 (8公演)
 Benoît Jacquot / Dan Ettinger
 Marina Rebeka/Anna Netrebko, Rame Lahaj/Charles Castronovo,
 Vitaliy Bilyy/Plácido Domingo, Julien Dran, Virginie Verrez, isabelle Druet

15.バルトーク:青ひげ公の城 /プーランク:La Voix Humaine
 2018年3/17, 21, 25, 29 / 4月4, 7, 11 Garnier(7公演)

 Ingo Metzmacher / Krzysztof Warlikowski
 John Relyea, Ekaterina Gubanova, Barbara Hannigan

16.ベルリオーズ:ベンヴェヌート・チェリーニ
 2018年3月20, 23, 26, 29 / 4月1, 4, 7, 11, 14(9公演)新制作

 Philippe Jorda / Terry Gilliam
 John Osborn, Pretty Yende, Michèle Losier, Maurizio Muraro, Audun Iversen,
 Marco Spotti, Vincent Delhourme

17.ワグナー:パルジファル   2018年4月27,30 / 5月5, 10, 13, 16, 20, 23 (8公演)新制作
 Philippe Jorda / Richard Jones
 Andreas Schager, Anja Kampe, Petter Mattei, Günther Groissböck, Evgeny Nikitin

18.ラヴェル:スペインの時 / プッチーニ:ジャンニ・スキッキ
 2018年5月17, 19, 22, 27 / 6月2, 8, 12, 14, 17(9公演

 Maxime Pascal / Laurent Pelly
 Clémentine Margaine/Michèle Losier, Stanislas de Barbeyrac, Philippe Talbot,
 Alessio Arduini/Thomas Dolié, Nicolas Courjal
 Artur Rucinski, Elsa Dresig, Rebecca de Pont Davies, Vittorio Grigolo, Philippe Talbot

19.ムゾルグスキー:ボリス・ゴドノフ
 2018年6月7, 10, 13, 16, 19, 22, 26, 29 / 7月2, 6, 9, 12 (12公演)新制作

 Vladimir Jurowski / Ivo Van Hove
 Ildar Abdrazakov, Evdokia Malevskaya, Ruzan Mantashyan, Ain Anger,
 Evgeny Nikitn, Maxim Paste

20.ドニゼッティ:ドン・パスクアーレ
 2018年6月9, 11, 13, 16, 19, 22, 26, 29 / 7月2, 6, 9, 12 Garnier (12公演)新制作

 Evelino Pidò / Damiano Michieletto
 Michele Pertusi, Lawrence Brownlee, Nadine Sierra, Florian Sempey

21.ヴェルディ:トロヴァトーレ
 2018年6月20, 21, 23, 25, 27, 28, 30 / 7月4, 5, 7, 10, 11, 13, 14(14公演)

 Evelino Pidò / Damiano Michieletto
 Marcelo Álvarez/Roberto Alagna/Yusif Eyvazov, Zeljko Lucic/Gabriele Viviani,
 Sondra Radvanovsky/Elena Stikhina, Anita Rachvelishvili/Ekaterina Semenchuk

リサイタル:Simon Keenlyside(9/17), Sophie Koch(10/15), Matthias Goerne(4/22),
      Angela Gheorghiu (6/8), Piotr Beczala,(7/8)

赤字は、フランス的に注目されている人、参考記事は、Van Hove, Sellars ou Jaroussky, stars de la saison 2017-2018 à l'Opéra de Paris / 25/01/2017 à 15H54
Enfin, dans une même soirée, le jeune et brillant Stanislas de Barbeyrac sera Gonzalve dans "L'heure espagnole" de Ravel et Vittorio Grigolo le Rinuccio du "Gianni Schicchi" de Puccini.

作曲家別:Verdi (5),  Mozart (2), Puccini (2), Rossini, Donizetti, Haendel, Berlioz, Wagner, Ravel, Debussy, Moussorgski, Bartók, Poulenc, Lehár, Janáček, Saariaho, Boesmans


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新国立劇場2017/2018シーズン:オペラ公演ラインアップ (2017.1.12発表) ☆一覧表 [オペラの話題]

 新国立劇場2017/2018シーズンが発表されました。
 「神々の黄昏」「松風」「フィデリオ」が新制作。
 ペトラ・ラングって、フォークトのローエングリンでオルトルート歌ってたからメゾですよね。今回の「神々の黄昏」ではブリュンヒルデ、 ヴァルトラウト・マイヤーが、ヴァルトラウトだって。「椿姫」「愛の妙薬」「トスカ」のカップルは、ヨーロッパでまあまあ活躍中の歌手さんをもってきてますが、「アイーダ」は、どうなんだろう....知名度ゼロでしょ。これなら日本人歌手の方がいいと思いますけど。なんか、新国ってフィデリオ好きみたい、わざわざ新制作にするって。

◎2017/2018シーズン オペラ公演ラインアップ(公演詳細はタイトルをクリック)

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1.神々の黄昏
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2.椿姫
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3.ばらの騎士

1.神々の黄昏(新制作):2017年10月1, 4, 7, 11, 14, 17日 (6公演)
 飯守 泰次郎/ゲッツ・フリードリッヒ/読売日本交響楽団
  ステファン・グールド、ペトラ・ラング、島村武男、アントン・ケレミチェフ、アルベルト・ペーゼンドルファー、安藤赴美子、
  ヴァルトラウト・マイヤー


2.椿姫:2017年11月16, 19, 23, 25, 28日(5公演)
 リッカルド・フリッツァ/ヴァンサン・ブサール/東京フィルハーモニー交響楽団
  イリーナ・ルング、アントニオ・ポーリ、レヴェンテ・モルナー、小林由佳、小原啓楼、須藤慎吾、森山京子


3.ばらの騎士:2016年11月30, 12月3, 6, 9日 (4公演)
 ウルフ・シルマー/ジョナサン・ミラー/東京フィルハーモニー交響楽団
  リカルダ・メルベート、ユルゲン・リン、ダニエラ・シンドラ、クレメンス・ウンターライナー、ゴルダ・シュル、
 増田のり子、内山信吾、加納悦子、水口 聡


o04.jpg
4.こうもり
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5.松風
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6.ホフマン物語


4.こうもり:2018年1月18, 21, 24, 27, 28日 (5公演)
 アルフレート・エシュヴェ/ハインツ・ツェドニク/東京交響楽団
  アドリアン・エレート、エリーザベト・フレヒル、フランク・ブレー、ステファニー・アタナソフ、村上公太、
 クレメンス・ザンダー, ジェニファー・オローリン, 大久保光哉, フランツ・スラーダ, 鵜木絵里


5.松風(日本初演 / 新制作):2018年2月16, 17, 18日 (3公演)
 デヴィッド・ロバート・コールマン/サシャ・ヴァルツ/東京交響楽団
  イルゼ・エーレンス、シャルロッテ・ヘッレカント、ダグラス・ウィリアムズ、萩原 潤、サシャ・ヴァルツ&ゲスツ(ダンス)


6.ホフマン物語:2018年2月28日,3月3, 6 10日 (4公演)
 セバスティアン・ルラン/フィリップ・アルロー/東京フィルハーモニー交響楽団
  ディミトリー・コルチャッ、レナ・ベルキナ、安井陽子、砂川涼、横山恵子、トマス・コニエチュニー、青地英幸、大久保 光哉、
 晴 雅彦、森口賢ニ、谷口睦美


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7.愛の妙薬
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8.アイーダ
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9.フィデリオ


7.愛の妙薬:2018年3月14, 16, 18, 21日 (4公演)
 ギレルモ・ガルシア・カルヴォ/チェーザレ・リエヴィ/東京フィルハーモニー交響楽団
  ルーシー・クロウ、サイミール・ピルグ、大沼徹、レナート・ジローラミ、吉原圭子


8.アイーダ(新国立劇場開場20周年記念特別公演):2018年4月5,8,11,14,17,20,22日 (7公演)
 パオロ・カリニャーニ/フランコ・ゼッフィレッリ/東京フィルハーモニー交響楽団
  イム・セギョン、ナジミディン・マヴリャーノフ、エカテリーナ・セメンチュク、堀内康雄、妻屋秀和、久保田真澄、村上敏明


9.フィデリオ(新制作 / 新国立劇場開場20周年記念特別公演):2018年5月20,24,27,30 / 6月2日 (5公演)
 飯守泰次郎/カタリーナ・ワーグナー/東京交響楽団
  黒田 博、ゲルト・グロホフスキー、ステファン・グールド、リカルダ・メルベート、妻屋秀和、石橋栄、鈴木 准


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10.トスカ


10.トスカ:2018年7月1,4,8,12,15日 (5公演)
 ロレンツォ・ヴィオッティ/アントネッロ・マダウ=ディアツ/東京フィルハーモニー交響楽団
  キャサリン・ネーグルスタッド、ホルヘ・デ・レオン、クラウディオ・スグーラ、久保田真澄、今尾 滋、大塚博章、志村文彦


*同じ演出で見たオペラ
新国《愛の妙薬》2010.4.15
新国《アイーダ》鑑賞:2008.3.26
新国《ばらの騎士》鑑賞:2007.6.15
新国立《こうもり》2006.6.26
新国再演《ホフマン物語》 2003年初演のガランチャが出演したのも見ました
トスカ  (2回くらい見ていますが、ブログを始める前で鑑賞記録は無し)

参考:
2017-18シーズン
ドイツ語(5):神々の黄昏、薔薇の騎士、こうもり、松風、フィデリオ
イタリア語(4):椿姫、愛の妙薬、アイーダ、トスカ
フランス語(1):ホフマン物語

2016-17シーズン
イタリアもの(6):ラ・ボエーム、セビリアの理髪師、蝶々夫人、ルチア、オテロ、フィガロの結婚
ドイツもの(2):ワルキューレ、ジークフリート
フランスもの(1):カルメン

2015-16シーズン
イタリアもの(3):トスカ、ファルスタッフ、アンドレア・シェニエ
ドイツもの(4):ラインの黄金、魔笛、サロメ、ローエングリン
その他(3):ウェルテル、イエヌーファ、夕鶴

関連記事:
新国立劇場2016/2017シーズン発表(2016.1.15) オペラ公演ラインアップ
新国立劇場2015/2016シーズン発表(2015.1.16) オペラ公演ラインアップ
新国立劇場2014/2015シーズン発表:どれに行こうかな..... (2014.1.17) 


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プレミエオペラのEd Rosenさん亡くなる..... [オペラの話題]

 昔からのオペラファンの間では有名なエド・ローゼン(1940.12.15〜2016.12.21)さんが亡くなられたそうです。いつもなら出て来るCDとかDVDが出ないので、どうしたのかな....と思っていました。最近まで、けっこうお世話になっていました。ありがとうございます。ご冥福をお祈りします。

関連記事:
WNO《ルクレツィア・ボルジア》プロローグのストレッタ・フィナーレのMP3 ("premiereopera's Podcast"から)
オペラにはまっている人のためのオペラ私家盤サイトいろいろ
知る人ぞ知る『ハウスofオペラ』顛末記


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プッチーニ賞 Premio Puccini ☆第45回はヴィットリオ・グリゴーロに (2015年はヨナス・カウフマン) [オペラの話題]

第二ブログで、授賞式の様子をご覧頂けます。
(2016.12.1)


 Premio Puccini は、1971年に創設された賞で、プッチーニの曲を世界に広めた功績に対して贈られる賞だそうです。Premio Puccini のサイトで、賞の歴史的背景と1971年以降の受賞者等がご覧いただけます。
 今年2016年の第45回プレミオ・プッチーニはヴィットリオ・グリゴーロに決定と11月28日に発表されました。今、知りましたが、第44回は、テデスコのヨナス・カウフマン、2015年12月18日が授賞式だったようですが、ちゃんと出席したんですね、イタリア好きだもんね。



 プッチーニってほとんどのオペラ歌手が歌っていますし、指揮者だってそうですし、なかなか選ぶのが難しいと思います。最初は女性歌手に贈られていたようです。テノールで授与されているのは、カレーラス、パヴァロッティ、アルミリアート、カウフマン、グリゴーロで5人目ですか.....

☆過去の受賞者(団体)
1971 Rosetta Pampanini
1972 Mafalda Favero
1973 Gilda Dalla Rizza
1974 Antonietta Stella
1975 Renata Tebaldi
1976 Magda Olivero
1977 Maria Callas
(alla memoria) 
1978 Raina Kabaivanska
1979 Mirella Freni
1980 Katia Ricciarelli
1981 Gina Cigna
1982 Margherita Carosio
1983 Licia Albanese
    Cecilia Gasdia
    Alfredo Mandelli
    Fonit-Cetra
1984 Rosanna Carteri
    Mosco Carner
    Rai-Tre
    Ente Arena di Verona
1985 Birgit Nilsson
    Gianandrea Gavazzeni
    Deutsche Grammophon 
1986 Renata Scotto
    Leonardo Pinzauti
1987 Montserrat Caballé
    Bruno Bartoletti
    Casa Ricordi
1988 Iris Adami Corradetti 
    Luigi Comencini
1989 Ghena Dimitrova
    Franco Zeffirelli
1990 Grce Bumbry
1991 Marcella Pobbe
1992 Virginia Zeani
1993 Gigliola Frazzoni
1994 Jeannette Pilou
1995 Lorin Maazel
1996 Città di Torino per
le celebrazioni del 
centenario di “Bohème” 
1997 Maria Chiara
    José Carreras
1998 Adriana Maliponte
    Riccardo Muti
1999 Mietta Sighele
2000 Daniela Dessì
2001 Gabriella Tucci
2002 Galina Višnevskaja
2003 Dame Gwyneth Jones 
2004 Gianna Galli
2005 Norma Fantini
    Bruno Ermolli
2006 Luciano Pavarotti
2007 Riccardo Chailly
2008 Woody Allen
2009 Maria Guleghina
2010 Nicola Luisotti
2011 岡村喬生
    Giovanna Casolla
2013 Amarilli Nizza
    Rolando Panerai
    Valerio Galli
2014 Serena Farnocchia
    Fabio Armiliato
2015 Jonas Kaufmann
2016 Vittorio Grigolo









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News! 再現3作品のDVD発売: Tosca (Roma,1992) La Traviata (Parigi, 2000) Rigoletto (Mantova, 2010) [オペラの話題]

◎本日(11/21)ドイツから届きました。ドイツ・アマゾンから10日に普通便(7€)で発送、早いですね。注文した時は、円高(1€/105円位)だったので8千円代のつもりでしたが、かなり円安(1€/117円位)にふれて、請求金額は、送料込みで9195円。DVD自体は、かなり割引されていて70,58€です。
 ドイツ・アマゾンはブルーレイの方が安いんですが、パソコンでも見たいし、各オペラ、ディスク1枚、ボーナスディスクが1枚におさまっているので普通のDVDにしました。ブルーレイは3枚組なんです。
 ボーナス・ディスクは、トスカ、椿姫がそれぞれ1時間程度、リゴレットは38分のメイキング、まだちゃんと見ていませんが、リゴレットは、ドミンゴがいろいろ紹介しています。素敵なリブレット(イタリア語と英語)も付いています。
 ちなみに日本アマゾンは、なぜかブルーレイが妙に高い....3つのライヴ・フィルム 《トスカ》《椿姫》《リゴレット》[Blu-ray Disc 3枚組]  [DVD 4枚組]、4枚より3枚が高いって、なぜ? 
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(2016.11.21)


◎NAXOSからビデオクリップが出ました。







(2016.10.26)


◎今現在ドイツ・アマゾン(2016.11.11発売)HMV(2016.11.22発売)で予約できます。ブルーレイだと3枚組、普通のDVDだと4枚組、HMVはどちらも同じ価格、条件付き割引価格で¥9,990です。ドイツ・アマゾンは、ブルーレイEUR 77,99(予約割引65,54)、普通のDVDは、EUR 89,78(予約割引75,45)で、日本から注文だと送料(普通便EUR 7,00)がかかります。(為替 €1/約¥105)
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 相変わらず日本語字幕は無し(英、伊、仏、独、西、韓)、ずーっと先に日本語字幕版を発売して高く売ろうという魂胆でしょうね。
(2016.10.26)
*  *  *  *  *

(以下 2016.9.28)
 マントヴァの「リゴレット」、6年目にしてついにDVD発売、こんなに遅くて売れるのかしら。世界中で頻繁にテレビ放送されてますし.....私のようなコレクターしか買わないんじゃないの....そう思ったのか、なんと所謂「その時その場所」再現シリーズ3作品まとめて発売です。
 Naxosから11月11日発売予定で、今のところドイツ・アマゾンに詳細が出ています。いずれ、日本アマゾンでも輸入盤として購入出来ると思います。

 この3作品、私にとっては、なんだかんだあるんですよ。

☆まず、1992年のローマの「トスカ」は、ルッジェーロ・ライモンディがスカルピア、ずーっと後で知ったんですが、羊飼いの少年も声変りしなければ、ヴィットリオ・グリゴーロが歌うはずだったそうです。グリゴーロは、1992年の1月までは、ローマ歌劇場で、パヴァロッティと同じ舞台で羊飼いの少年をやっていますから、選ばれて当然だったわけです。



☆2000年のパリの「椿姫」は、ホセ・クーラのアルフレードとR.ライモンディのパパ・ジェルモン(初役)が話題だったんです。ところが、本当に直前にライモンディが急病(腰を痛めたとか)で、出演できなくなってしまいました。(代役はライモンディの親友で先輩のローランド・パネライ(1924.10.17)、76才だったが、ライモンディのたっての頼みで引き受けたものとおもわれる) ライモンディは、ホセ・クーラのパパにはぴったりですし、初役なので、世界のライモンディファンの皆さん本当に楽しみにしていたのに....残念でした。



☆2010年のマントヴァの「リゴレット」は、ローマの「トスカ」に出演したドミンゴとライモンディ、それにグリゴーロの公爵という、私にとっては、最高に嬉しい配役でした。Corriere della Sera(18 agosto 2010)の記事(ヴィットリオ・グリゴーロのインタビュー)で、「1992年のローマでの《再現トスカ》では、羊飼いの役でドミンゴとライモンディと一緒に出ることになっていたのに直前に声変わりでだめになった.....でも、このマントヴァのリゴレットでは、ライモンディも一緒なんだ.....」と言っています。







関連記事:
その時,その場所、再現《トスカ》DVD発売!マルフィターノ、ドミンゴ、R.ライモンディ
朗報! ローマのその時、その場所、再現《トスカ》ついにBS2で放送

ヴェルディ《椿姫》=エディット・ピアフ=シェーファー パリの「椿姫」をちょっと紹介

ライモンディ特別出演の『リゴレット・イン・マントヴァ』 NHKオンデマンドで22日まで視聴可!
マントヴァのリゴレット(Domingo)☆公爵はGrigolo ☆スパラフチレはR. Raimondi
[リゴレットa Mantova]

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事件! メトのオーケストラピットに散灰 (2016.10.29) 「ウィリアム・テル」と「アルジェのイタリア女」に影響 [オペラの話題]

 10月29日のお昼の公演「ウィリアム・テル」の3幕の前の2回目の休憩(40分)中に、一人の観客が、粉のようなものを撒いたため、その後の演奏が中止になりました。現場検証の結果、粉のようなものは、遺灰であることが分かりましたが、夜の公演の「アルジェのイタリア女」も中止になりました。

 というような「メトのオケピに散灰事件」の概要ですが、メトが大好きだった方の遺灰なんでしょうか.....遺言があったとか......それにしても迷惑な......夜の公演までキャンセルになったのは、休憩中って、楽器がだいたい置きっぱなしなので、なにか影響があったんでしょうね......
 今、検索したら、事件の詳細が掲載されていました......
オペラの会場で遺灰散布か、公演中止し避難 NY

参考:メトのfacebook

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ROH 2012「リゴレット」クラシカ・ジャパン(2016.9.13, 16, 17. 19) [オペラの話題]

 すでに昨年の10月に初回放送され、その後何度かリピート放送されていますが、私はクラシカジャパンで見るのははじめてです。(最近契約したので)

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 さて、さて、あの1幕の乱痴気騒ぎの中でこれみよがしに見せちゃう場面もあります。映画館上映の際は、始まる前に "This production of RIGORETTO contains some nudity and scenes of a sexual nature. " と予告されるわけですが、お茶の間のテレビではどうするか......かつてNHKは苦肉の策で、実にうまく場面を差し替えました。クラシカジャパンは.......あらまぁ.....まん丸のぼかし.....いかにもって感じでよくないですねぇ。

 クラシカ・ジャパンを契約して、オペラの録画がたまっているので、今年のザルツブルグの「ファウスト」でも見ようかな....と見始めました.....ファウストのベチャワは年取って禿げているというよりは、スキンヘッドのお兄さん風、アブドラザコフのメフィストは、丸刈り頭、二人でなんかふざけあっているけど、はっきりいって、面白くない......マルゲリータが出てくる前に「リゴレット」に変えました。ちょっと見るつもりが、全部見てしまった.....この「リゴレット」、リゴレットがイマイチなので、「リゴレット」というよりは、「マントヴァ公爵」ですね。テレビでも、Live cinema上映の際に最初と幕間に流したビデオも放送して欲しいです。

☆始まる前:パッパーノが「リゴレット」の見所を解説、1幕の公爵登場場面、モンテローネの呪いの場面、公爵とジルダが会う場面がちょっと見られます。



☆幕間:グリゴーロのマントヴァ公爵、ROHの過去の公演、ファウストの映像もちょっと....それからイ ンタビューと「リゴレット」のリハーサル風景、いつもの子供時代の写真と話し、ROHにバイクで出勤の様子....楽屋で公爵に変身....いざ舞台へ。



関連記事:
[リゴレット/ROH/2012]

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ロイヤル・オペラ2014『愛の妙薬』:クラシカ・ジャパン初回放送 2016年7月30日(土) [オペラの話題]

◎放送は、本編だけで、Live Cinemaのインタビューとかリハーサル映像がカットされていました。リハーサル映像はROHのyoutubeのチャンネルにアップされていますが、インタビューはないので、まとめた動画を作りました。下の画像をクリックするとビデオにリンクしています。Live Cinemaの宣伝はカットしました。それから、カーテンコールでは、当日グリゴーロは謎のシャツを着て現れましたが、他の日のと差し替えられています。


歩いているように見えますが、実際には目にも留まらぬ早さで舞台を駆け抜けるジャック・ラッセルのアルフィー君
 ターフェルがインタビューで話しているアムステルダムのプレスリー・ドゥルカマラは過去記事にあります。 (愛の妙薬(1)プレスリー・ドゥルカマーラとネモリーノは誰?)
alfie-and-tom-1.jpgalfie-opera-best.jpgAlfie-stage-1.jpg
アルフィー君は、2012年の公演から出演しているそうです。(Animal Ambassadors)
(2016.8.1)
*  *  *  *  *  

◎クラシカジャパン、契約しました。あの変なアンテナは絶対にいやっだったのですが、ひかりテレビで視聴できるということなので、ネットでクリックしちゃいました。本日11時55分にチューナーが届きました。パパッと接続、今晩9時からのグリゴーロの「愛の妙薬」も録画予約しました。
 今まで放送したものもオンデマンドで配信されているんですね。知りませんでした.....クラシカオンデマンドと言ってビデオ配信なので、いつでも見られる.... 佐渡裕の「レッドリボン・コンサート」2015 とか2014年パリ・オペラ座の「セビリアの理髪師」とかちらっと見てみました.....こんなサービスがあるとは知りませんでした。全部がビデオ配信されるのか一部なのか.....どういう基準でビデオ配信するんでしょうか。
・最新のテレビオンデマンド > クラシカ オンデマンドのビデオ作品一覧
(2016.7.30)
*  *  *  *  *  *  

 CLASSICA JAPANでグリゴーロ主演の『愛の妙薬』が放送されます。2016年7月30日(土) 21:00 〜 クラシカ・ジャパン初回放送、日本初です。



 ロイヤル・オペラのLive cinemaの放送で、グリゴーロ主演のオペラは、2012「リゴレット」(2015.10.10初回放送)に続き2本目、2011年の「ファウスト」もぜひとも放送して欲しいものです。





関連記事:
ROH「愛の妙薬」(2014.11.18〜12.13) ☆ 日本でも一日遅れのLive Cinema(11月27日) ☆ インタビュー☆ 舞台写真 カーテンコールの動画 ☆ レビュー

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メトHDの「ホフマン物語(2015年)」のインタビュー ☆ 7重唱 "Hélas, mon cœur s'égare encore" いろいろ [オペラの話題]

 8月27日(土)にメトHDの「ホフマン物語 "Les contes d'Hoffmann"」がWOWOWで放送されます。メトでの収録2015年1月31日です。グリゴーロ主演のものは「ボエーム」に続いて2作目。
 「ホフマン物語」の前に上映された「メリー・ウィドウ」の幕間に宣伝のためグリゴーロが駆けつけてお喋りしています。司会はジョイス・ディドナート、この時にはすでにROHでの「ウェルテル」での共演が決まっていたんですね。「イタリアンモード ON」なんて面白い話をしています。「メリー・ウィドウ」といえば、グリゴーロのカミーユ・ド・ロションは当たり役だったんですよ。



 11月7日からROHでの「ホフマン物語」出演も決まっています。日程は、11月7, 11, 15 (LiveCinema), 18, 21, 24日、嬉しいことにLiveCinemaあって、1980年シュレジンジャー監督の演出で。初演はドミンゴでした。
 私の好きな娼婦ジュリエッタの場面の七重唱 「ああ、僕は心を失って "Hélas, mon cœur s'égare encore"」、今まで六重唱かと思っていましたが合唱もいれて七重唱 (Hoffmann, Dapertutto, Giulietta, Nicklausse, Schlemil, Pittichinaccio, Chœur)なんだそうですが、youtubeからいろいろ拾ってみました。ドミンゴのもあります。アグネス・バルツァが素敵です。




1980年のプロダクション、シュレジンジャー監督の非常に評判のいい演出で、ドミンゴ、シコフ(1986)、クラウス(1991)、マルセロ・アルバレス(2000)、ビラソン(2004, 2008)と続き8年ぶり2016年11月にグリゴーロがやります。


オランジュ音楽祭2000年:
Haddock, Van Dam, Kirchschlager, Vaduza, Dessay, Uria-Manzon, under Plasson.



ザルツブルグ音楽祭2003年:ケント・ナガノ指揮、マクヴィカー演出
 ニール・シコフ、アンゲリカ・キルヒシュラガー、ルッジェロ・ライモンディ、ワルトラウテ・マイヤー、マリアナ・リポヴシェク、ルビツァ・ヴァルギツォヴァなどスターが勢揃い。



マチェラータ音楽祭2004年:Chaslin指揮 Pizzi演出
 La Scola, Raimondi, Rancatore, Allegretta, Maurus, Morris, Casalin, Rivencq, Muzzi, Carraro, Zingariello, Palloni


関連記事:
メトの《ホフマン物語》誤算続きのコケまくり... M・アルバレス、ビリャソンに続きパペまでも! 前回のカレヤ主演の「ホフマン物語」のこと
グリゴーロの [Les contes d'Hoffmann]

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ヤニック・ネゼ=セガン(Yannick Nézet-Séguin 1975.3.6 - モントリオール)メトの次期音楽監督に(2016.6.3) [オペラの話題]

 ジェームズ・レヴァイン(James Levine, 1943.6.23 - )引退決定を受けて、メトの次期音楽監督が決まりました。ヤニック・ネゼ=セガン、41才、カナダのモントリオール出身の指揮者です。
 次期といっても実際に就任するのは2020年からだそうです。だったらもうちょっと先にもっと早く就任できる指揮者にすればいいのに....と思いますが、指揮者の皆さんかなり先まで契約があるし、すぐに就任できる指揮者はいないってことなんでしょう。ちなみにヤニック・ネゼ=セガンは現在フィラデルフィア管(2026年まで)とモントリオール・メトロポリタン・オーケストラの監督を務めているそうです。
 メトのyutubeのチャンネルに"Yannick Nézet-Séguin Named New Music Director"というタイトルのビデオがアップされました。

  

 ヤニック・ネゼ=セガンはフィラデルフィア管の来日公演(5/31〜6/5)に同行していて、日本から抱負を述べています。

 指揮者にはうとい私ですが、彼は、グリゴーロと共演したことがあるので、名前と顔は知っています。2011年にスカラ座で「ロメオとジュリエット」を振っていて、スカラ座デビューでした。スカラ座では77年ぶりの上演で、 Machaidze、Grigolo、Nezet-Sequinの若者トリオとして話題になりました。



関連記事:
スカラ座で77年ぶりにグノーの「ロメオとジュリエット」2011.6.6〜23 ☆リハーサルVideoClip
若者トリオ Machaidze e Grigolo,Nezet-Sequinの"Romeo et Juliette"はじまる☆レビュー☆舞台写真


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ミラノ・スカラ座 2016-2017シーズン発表(2016.5.18) [オペラの話題]

 いろいろ注目すべき点はあるのかもしれませんが、普通のオペラファンにとっては、なんか魅力に欠けるシーズン.....トップクラスの歌手と言えば、ネトレプコとハンプソン、これが、なんと「椿姫」と「ドン・ジョヴァンニ」、あとはヌッチ(ナブッコとパパ・ジェルモン)とドミンゴ(Tamerlano テノール)ですけど何と言っても74才と75才.......またまたゼッフィレッリの「ボエーム」が再演されますが、ミミは今注目されているヨンチェヴァですけど、ロドルフォがねぇ、ロドルフォって柄じゃないし、まだピンカートンとかドン・カルロの方がいいんじゃないのかな。
 ネトレプコの「椿姫」は、ダムラウが2013年の開幕公演で歌った演出ではなく、その前のリリアナ・カヴァーニの演出なんですが、ネトレプコがあの演出なら歌っていいわよ....とか行ったのかしら? ドタキャンされたりしないのかしら。

 イタリアのオペラフォーラムでも、「がっかり.....ミランと同じ....」なんて言われています。詳細は、こちらでどうぞ。http://www.teatroallascala.org/it/stagione/2016-2017/opera/index.html

◎日程、キャスト等まとめたものが掲載されました。

La Scala Opera Season 2016-2017 – full dates and casts 18 May 2016 By gramilano

関連記事:
スカラ座 2015/16シーズン発表(2015.5.27)


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スカラ座マルペンサ空港の「愛の妙薬」NHK-BSプレミアムシアターで放送!4月10日深夜(4月11日未明)0時〜 ☆☆ 変更:5月16日(月)深夜0時~ ※15日(日)深夜 [オペラの話題]

◎4月10日が延期になりましたが、やっと本日のNHKプレミアムシアターで放送されます。字幕付きでテレビの大画面で見られるのは嬉しいです。



 プレミアムシアターは、5月16日(月)【5月15日(日)深夜】午前0時~4時ですが、「スカラ座 イン マルペンサ空港」は、午前1:06:30~です。
(2016.5.16追記)


◎下記の日程で放送予定だそうです。
◆5月16日(月)深夜0時~ ※15日(日)深夜
 BSプレミアム「プレミアムシアター ~マルペンサ空港 歌劇「愛の妙薬」~」
(2016.3.28)

◎あらららら、3月5日に亡くなったアーノン・クールの追悼番組に差し替えられています。(2016.3.27)

◎詳細は第二ブログ

◎昨年の記事:L'Elisir d'amore a Malpensa ミラノ・マルペンサ国際空港「愛の妙薬」2015年9月17日 ☆ オンデマンドで視聴可(2016/3/17まで)


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オペラワンダーランド (ぴあムック) 声も見た目も佇まいも美しいオペラ界の至宝たち(2016.3.30 発売) [オペラの話題]

 音楽関係の本とか雑誌を買わなくなって幾久しいのですが、グリゴーロも載っているというので、買ってみました。このシリーズのオペラ版は2003年に出版された、「ぴあオペラワンダーランド―めくるめく愛とドラマの世界へようこそ」 以来ですから13年ぶり、この手の雑誌とか本が年に数回は出版されていた時期もあるんですが、やっぱりオペラ人口は減っているってことなんでしょうか。
 私が見たかったのは、「声も見た目も佇まいも美しいオペラ界の至宝たち」としてとりあげられている男性歌手、女性歌手、指揮者のページ。

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オペラワンダーランド (ぴあムック) ムック – 2016/3/30
商品説明:『ぴあ』が再現芸術を中心に、ジャンルごとに初級者~中級者に向けて編集したガイド本“ワンダーランド"シリーズのオペラ版。オペラ初心者に向けた楽しみ方の指南、オペラ基礎知識、オペラの歴史、演目セレクト、会場ガイド、海外オペラハウスの紹介他、オペラの魅力を様々な角度から紹介。(amazon)

◎とろけるような美声で魅了! (11人) 
甘い歌声とルックスで、世界中のオペラファンを魅了する男性歌手をラインナップ。

テノール:
Jonas Kaufmann ヨナス・カウフマン 1969年7月10日 - ドイツ ミュンヘン
Klaus Florian Vogt クラウス・フロリアン・フォークト 1970年4月12日 ドイツ ハイデ
Juan Diego Flórez ファン・ディエゴ・フローレス 1973年1月13日 - ペルー リマ
Yonghoon Lee ヨンフン・リー 1973年 - 韓国
Vittorio Grigolo ヴィットリオ・グリゴーロ 1977年2月19日 - イタリア アレッツォ
Philippe Jaroussky フィリップ・ジャルスキー 1978年2月13日 - フランス メゾン=ラフィット
バリトン、バス:
Placido Domingo プラシド・ドミンゴ 1941年1月21日 - スペイン マドリード
Simon Keenlyside サイモン・キーンリーサイド 1959年8月3日 - イギリス ロンドン
Bryn Terfel ブリン・ターフェル 1965年9月9日 - イギリス ウェールズ
Ildebrando D'Arcangelo イルデブランド・ダルカンジェロ 1969年12月14日 - イタリア ペスカーラ
Ildar Abdrazakov イルダール・アブドラザコフ 1976年9月26日 - ロシア ウファ

◎美声と美貌を併せ持つ!女性歌手(11人)
ソプラノ:
Barbara Frittoli バルバラ フリットリ 1967年4月19日 - イタリア ミラノ
Anna Netrebko アンナ・ネトレプコ 1971年9月18日 - ロシア クラスノダール
Diana Damr ディアナ・ダムラウ 1971年5月31日 - ドイツ ギュンツブルク
Annette Dasch アネッテ・ダッシュ 1976年3月24日 - ドイツ ベルリン
Danielle de Niese ダニエル・ドゥ・ニース 1979年4月11日 - オーストラリア メルボルン
Kristine Opolais クリスティーヌ・オポライス 1979年11月12日 - ラトビア レーゼクネ
Olga Peretyatko オルガ・ペレチャッコ 1980年5月21日 - ロシア サンクトペテルブルク
Julia Lezhneva ユリア・レージネヴァ 1989年12月5日 - ロシア ユジノサハリンスク
メゾ:
Cecilia Bartoli チェチリア・バルトリ 1966年6月4日 - イタリア ローマ
Joyce DiDonato ジョイス・ディドナート 1969年2月13日 - アメリカ カンサス
Elina Garanca エリーナ・ガランチャ 1976年9月16日 - ラトビア リガ

◎いい男が勢揃い!指揮者(10人)
 若手からベテランまで、国内外にその名を轟かす注目の巨匠たち

Taijiro Iimori 飯守 泰次郎 1940年9月30日 - 旧満州・新京(現中国・長春)
Riccardo Muti リッカルド・ムーティ 1941年7月28日 - イタリア ナポリ
Riccardo Chailly リッカルド・シャイー 1953年2月20日 - イタリア ミラノ
Antonio Pappano アントニオ・パッパーノ 1959年12月30日 - イギリス エッピング
Kazushi Oono 大野 和士 1960年3月4日 - 東京都
Gianandrea Noseda ジャナンドレア・ノセダ 1964年4月23日 - イタリア ミラノ
Dan Ettinger ダン・エッティンガー 1971年6月10日 - イスラエル
Yannick Nézet-Ségui ヤニック・ネゼ=セガン 1975年3月6日 - カナダ モントリオール
Daniele Rustioni ダニエレ・ルスティオーニ 1983年 - イタリア ミラノ
Andrea Battistoni アンドレア・バッティストーニ 1987年 - イタリア ヴェローナ

 なるほどね.....選ぶの難しかったでしょうね。いくつかの条件で選んでいるんだと思いますが、「来日」も含まれているのかなぁ。一部を除いては年齢も。男性歌手でターフェルが入っているのはターフェルも吃驚なんじゃないの。ルックスというならホロストフスキー(1962.10.16 - )でしょ。両人とも来日してるし、活躍、実力互角だし、で顔がいいのは明らかにホロストフスキーなのに.....ね。
 簡単にまとめてあって、面白かったです。

*本の写真の右上のバラは、ジュピレ デュ プリンス ドゥ モナコ Jubile du Prince de Monaco、今満開です。

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アンナ・ネトレプコ=ノルマ降板 (ROH 2016.4.26発表)☆ ノルマはソニア・ヨンチェヴァに決定(2016.5.3発表) [オペラの話題]

◎早く決まりましたね。メトとROHの話し合いで、まるく収まったようです。ネトレプコより若くて見た目も勝ってるんじゃないのかな。ノルマ(9/12〜10/8)、続いてグリゴーロと共演の「ホフマン物語」のアントニア(11/7〜12/3)、ロンドンはヨンチェヴァ祭りですね。
Cast confirmation: Sonya Yoncheva to sing in Norma
Bulgarian soprano Sonya Yoncheva is to replace Anna Netrebko in Bellini's masterpiece.

 劇場同士でどう折り合いをつけたか......ヨンチェヴァは9月10月はメトの「ボエーム」に出演予定でしたが、アイリーン・ペレス Ailyn Pérezが歌うことになりました。シーズン発表では「ボエーム」のミミは下記のようにキャスティングされていました。3人のミミが2人になりました。

Sonya Yoncheva:9/28〜10/14 → Ailyn Pérez に
Kristīne Opolais :11/16〜12/8
Ailyn Pérez:2017.1/6〜14

 アイリーン・ペレスはこの時期ダラス・オペラの開幕公演「エウゲニ・オネーギン」のタチアナ(ロール・デビュー)を歌う予定でしたが、表向きは、タチアナは時期尚早ということで降板したそうです。でもこれは4月29日に発表されていますから、メトから言われたんでしょうね。Cast Change for Eugene Onegin / SOPRANO AILYN PÉREZ WITHDRAWS FROM ROLE DEBUT

 それで、2017-2018シーズンのメトの「ノルマ」はどうなるか....ということですが、ニューヨーク・タイムズに予想記事が出ています。
 「ノルマ」はラドヴァノフスキー Sondra Radvanovsky、そして彼女は2017年にウィーンで「トロヴァトーレ」のレオノーラを歌う予定だったそうですが、これをネトレプコが歌うそうです。ネトレプコはメトでは「ノルマ」の代わりに新演出の「トスカ」に出演、オポライスとシェアするとか。
Opera’s Game of Musical Chairs Brings a Netrebko Reprise / MICHAEL COOPERMAY 3, 2016

 ドイツの記事では、ネトレプコのノルマ降板でどの劇場が一番得をするか.....なんてことも書かれていて、冗談でしょ!もあります。
 メトは2017-18シーズン、「トスカ」と「トロヴァトーレ」でネトレプコを獲得したし、ウィーンは「トロヴァトーレ」でネトレプコを獲得したことは良い取引でしょう。ROHは何も得しないようにみえるが、実はネトレプコはジークリンデを歌うことになっている( (2020?, und Domingo singt Hunding??)。
 ちょっと、ちょっと、ドミンゴがフンディングって、ヴォータンの間違いでしょ。2020年ってドミンゴいくつ?79才.....
 それにしても、ネトレプコ人気ってそんなに凄いのかなぁ......ROHはヨンチェヴァに決まって良かったと思いますよ。
Anna Netrebko Tosca – ein Vissi d’arte für die Met
(2016.5.4)

*  *  *  *  *  *  


 ああ、そうですか....という感じですが、ROHは、来シーズンの目玉が一個なくなってしまって、がっかり、代役さがしに奔走中ってところでしょうか。ROHにとっては、同じような理由でのネトレプコの降板は、「ファウスト」のマルゲリータに続いて2回目です。ネトレプコの降板理由が100%それだけであればメトの来々シーズン2017年の開幕公演はネトレプコの「ノルマ」を予定していたようですが、それも無しになるってことでしょうか。今後噂されているネトレプコの新しい役はトスカ、アイーダ、アドリアーナあたりらしいです。

 ノルマは数年前からネトレプコ自身が歌うと公言していたもので、今更「私の声がノルマじゃない違った方に行っちゃったみたい」とか言われても、よくわかりません。ノルマを歌うつもりだった声を保つことはできなかったのかしら。マクベスとかトロヴァトーレを歌ったせいではないの? 今、レパートリーにしているのは「マクベス」のマクベス夫人とか「トロヴァトーレ」のレオノーラ、「マノンレスコー」のマノン、「オネーギン」のタチアナ、5月には「ローエングリン」のエルザを歌うことになっています。

 声だけの問題なのかなぁ.....最近は、新しい夫の売り込みにも熱心なようですし、夫婦とも仕事の無い期間がなかなか無いようですけど、「ノルマ」をキャンセルすれば、2ヶ月家族でのんびり過ごせるし、「ノルマ」の勉強をしていて、改めて難しい役と気づいたか、ノルマに共感できないとかもあるのかも知れませんけど。

☆Anna Netrebko と★Yusif Eyvazovのスケジュール(2016.4.28現在)
☆ 2016年5月19, 22, 25, 29日 /ドレスデン:エルザ
☆ 2016年6月20, 23, 27, 30日 /ウィーン:マノン・レスコー
★ 2016年6月25, 30日 /ヴェローナ:アイーダ Yusif Eyvazov
☆★2016年7月8, 11, 14日 /リンデン:トロヴァトーレ 
☆★2016年8月1, 4, 7日 /ザルツブルグ:マノン・レスコー 
☆ 2016年9月12〜10月8日 /ロンドン:ノルマ (2016.4.26キャンセル発表)
☆ 2016年11月14, 18, 21, 25, 30, 12月3, 7, 10日 /メト:マノン・レスコー
☆★2016年12月18, 21, 27日 /ミュンヘン:マクベス
☆ 2017年2月5, 9, 12, 15, 18日 /ウィーン:トロヴァトーレ
☆ 2017年3月30, 4月3, 7, 12, 15, 18, 22日 /メト:エウゲニ・オネーギン
☆ 2017年5月7日 /メト:50th Anniversary Gala
☆ 2017年5月16, 19, 22, 25, 28, 31, 6月3, 6, 11, 14日 /パリ:エウゲニ・オネーギン

 ネトレプコのニュース、世界を駆け巡っていますが、ドイツでは昔のキャンセルのことがちょっこっと書かれていますよ。2012年のベルリン国立歌劇場「ドン・ジョバンニ」のドンナ・アンナ公演全部キャンセルした時のこと....この時の理由は「子供の為に時間が欲しい」。スケジュールを組む時点で考慮すべきことで、自分でめいっぱいスケジュールを組んでおきながら、なんなんだ...と思った記憶がよみがえってきました。一時期キャンセルの常習者でしたからね。性格は直らないですね。

Cast change: Anna Netrebko to withdraw from Norma /Netrebko's replacement to be announced soon.
As I have begun to prepare the role, I have come to the unfortunate conclusion my voice has evolved in a different direction. This is something I could not have anticipated when Maestro Pappano and I planned this project four years ago, as we singers have to make decisions about roles and projects several years in advance. It pains me greatly to disappoint him, the Royal Opera House, and audiences in the UK. Knowing that tickets will soon go on sale and not wanting to mislead anyone, I feel I must now be honest with myself as an artist and make this very difficult decision.'

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ウィーン(2016.4.16):Tosca (=ゲオルギュー)non arriva e Cavaradossi(=カウフマン) intona: "Non abbiamo il soprano" [オペラの話題]

◎ことの真相が分かりました。裏方さんが楽屋にゲオルギューを呼びに行くのが遅れただけだったそうです。なあんだ....ですよね。ゲオルギューってやっぱりいろいろ言われちゃうんですね。まあ、スターは皆そうですけど。でなぜ呼びに行くのが遅れたかは、前の公演(4月9日)では、アンコール"bis"があり、その後も数分の拍手があったそうです。16日も同じだと思って、楽屋で待機していたんだそうです。ところが16日の指揮者は、アンコールの後拍手の隙を与えないで、そのまま音楽を続行したということです。9日の指揮者はMikko Franck、16日は代役のJesús López Cobos でした。指揮者が代わったのもトラブルの原因だったってことですね。記事はこちら"Angela Gheorghiu’s late show: the simple truth"
*  *  *  *  *  *  

 4月16日にウィーン国立歌劇場でゲオルギュー、カウフマン、ターフェルの「トスカ」が上演され、ライブストリーミングでも世界に配信されました。生舞台なのでたまにはそういうこともあるのではないかと思いますが、ゲオルギュー絡みだったせいか、前代未聞とかニュースになっちゃったようです。
 カウフマンの歌う “E lucevan le stelle 星は光りぬ” に5分又は7分間の拍手喝采がありbis!2回目の大サービス。この後、トスカがスカルピアからせしめた通行証を持って現れるのですが、なかなか来ない......音楽は進んでいく.....という状況で、カウフマンが "Non abbiamo il soprano" と歌い、観客を笑わせました.....その後ゲオルギューのトスカが走って登場、音楽はその場面からもう一度やり直して、「助かったわよ!通行証を手に入れたわ」と何事も無かったように舞台は進行した.....ということです。ゲオルギューが登場するまでに10分〜15分だったそうです。
 "Rai News 24" でその時の映像の一部がご覧頂けます。観客も楽しんでいる感じで、ゲオルギュー叩きしなくてもいいと思いますが。下の画像をクリックすると"Rai News 24" にリンクしています。


 イタリアのオペラフォーラムでも話題になっていて、「カウフマンが便座に座ってる感じ」なんてコメントもありましたが、確かにリラックスしてそんな感じですね。「アンジェラ、どうしちゃったの、早く出て来てよ」って顔してます。
 なかなか出てこなかったのは、カウフマンに熱狂している観客が冷静になってからおもむろに登場して、プリマドンナである自分に注目させるための一種のトリックだとか.....へぇ...そうなんだ....いろんな見方があるようです。

 la Stampa に詳しい記事があります。A Vienna “Tosca” inizia senza Tosca. Risate, commenti e imbarazzo in sala

◎"bis"について:
"bis"ってテノールのアリアとか、バリトンとか、バリトンとバスの二重唱とかナブッコの合唱とか定番というかお約束になっているものもありますが、ソプラノはやらないですよね。どうなんだろう.....プリマドンナは軽々しく2回歌ったりしませんことよ....なのかなぁ。リゴレットではカーテンコールでバリトンとソプラノがやったりしますけど、あれはヌッチだけかなぁ。このブログでもちょっと記事にしていますが、ゲオルギューは、2007年のローマでの「椿姫」でレナート・ブルゾンが第2幕の「プロヴァンスの海と陸」を2回歌ったら、その時は最後まで歌いましたが、次の公演では1幕で降板しちゃった事件があります。もちろん表向きは体調不良ということでしたが、陰では、これは初日に「プロヴァンスの海と陸」に観客から" bis!"がかかり、ブルゾンに人気が集中したからだ....なんて言われました。ゲオルギューってとてもナイーヴで、いつもと違うことをされるとパニックになるのかもしれませんよね。

関連記事:
ゲオルギューとグリゴーロ★☆Rai3のラジオ番組"La Barcaccia"
2007年ローマ、ゼッフィレッリ《椿姫》のドタバタ舞台裏:ゲオルギューの相手役は...
Bi〜s!Bi〜s!熱狂の渦 2回歌っちゃいま〜す(清教徒:ラッパを鳴らせ) その他"bis" についていろいろ


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フェニーチェの戦略 (The New York Times 2016.3.30) "Middle-of-the-Road Strategy Pays Off for La Fenice" [オペラの話題]

"Middle-of-the-Road Strategy Pays Off for La Fenice"
  GEORGE LOOMIS / MARCH 30, 2016 / The New York Times

 昨今どこのオペラ劇場も経営的に厳しい状況にありますが、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場(Teatro La Fenice)の総裁クリスチャーノ・キアロット氏がその世界的観光地ならではの戦略を語っています。なかなか興味深い内容ですので、ご紹介します。
 フェニーチェでは「椿姫」は全公演数の25%を占めるドル箱的存在のようですが、2009年の「椿姫」は、ヴィットリオ・グリゴーロのキャリアに役立った....と言っています。

関連記事:[La traviata フェニーチェ2009]

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メト2016−2017シーズン発表 (2016.2.17) [オペラの話題]

 メトの2016−2017発表がありました。26演目(新演出6、再演20)、そのうち10公演がHD上映されます。WOWOWが契約を打ち切ったりしなければ、BSでも1〜2年後くらいには見られるはずです。また2017年5月7日にはリンカーンセンター50周年ガラコンサートも行われます。

 グリゴーロは、「ロメオとジュリエット」と「ウェルテル」に出演します。

◎メト2016−2017シーズン予定:
1.Tristan und Isolde (Sep 26 - Oct 27) New! HD (October 8)
 Sep 26,30/Oct 3,8,13,17,24,27
 Simon Rattle/Asher Fisch(10/7), Mariusz Trelinski
 Nina Stemm, Ekaterina Gubanova, Stuart Skelton, Evgeny Nikitin, René Pape

2.Don Giovanni (Sep 27 - Nov 10) HD (October 22)
 Sep 27/ Oct 1,5,8,11,15,19,22
 Fabio Luisi, Michael Grandage
 Simon Keenlyside, Adam Plachetka, Hibla Gerzmava, Malin Byström, Serena Malfi,
 Rolando Villazón/Paul Appleby(10/15), Matthew Rose, Kwangchul Youn

3.La Bohème (Sep 28 - Oct 14)
 Sep 28/ Oct 1,6,10,14
 Carlo Rizzi, Franco Zeffirelli
 Sonya Yoncheva, Dmytro Popov, David Bizic, Susanna Phillips, Rodion Pogossov,
 Ryan Speedo Green, John Del Carlo

4.L’Italiana in Algeri (Oct 4 - Oct 29)
 Oct 4,7,12,15,20,22,26,29
 James Levine, Jean-Pierre Ponnelle
 Elizabeth DeShong, René Barbera, Nicola Alaimo, Ildar Abdrazakov

5.Guillaume Tell (Oct 18 - Nov 12) New!
 Oct 18,21,25,29/ Nov 2,5,9,12
 Fabio Luisi, Pierre Audi
 Gerald Finley, Marina Rebeka, Janai Brugger, Marianna Pizzolato,
 Bryan Hymel/John Osborn(Nov 2),Marco Spotti, Kwangchul Youn, John Relyea

6.Jenufa (Oct 28 - Nov 17)
 Oct 28,31,/ Nov 3,7,12,17
 David Robertson, Olivier Tambosi
 Oksana Dyk, Karita Mattila, Hanna Schwarz, Daniel Brenna, Joseph Kaiser

7.Aida (Nov 5 - Dec 2)
 Nov 5,11,15,19,22,26 / Dec 2
 Marco Armiliato, Sonja Frisell
 Liudmyla Monastyrska / Latonia Moore( Nov 22,26 / Dec 2), Ekaterina Gubanova,
 Marco Berti, Mark Delavan, Dimitry Belosselski, Soloman Howard

8.Manon Lescaut (Nov 14 - Dec 10)
 Nov 14,18,21,25,30 / Dec 3,7,10
 Marco Armiliato, Richard Eyre
 Anna Netrebko, Marcelo Álvarez, Christopher Maltman, Brindley Sherratt

(3)La Bohème (Nov 16 - Dec 8)
 Nov 16,19,23,26,29 / Dec 3,8
 Marco Armiliato, Franco Zeffirelli
 Kristine Opolais,Piotr Beczala,Massimo Cavalletti,Brigitta Kele, Patrick Carfizzi,
 Ryan Speedo Green/TBA(Dec 3,8),John Del Carlo

9.L’Amour de Loin (Dec 1 - Dec 29) New! HD (December 10)
 Dec 1,6,10,14,17,21,24,29
 Susanna Mälkki, Robert Lepage
 Susanna Phillips, Tamara Mumford, Eric Owens

10.Salome (Dec 5 - Dec 28)
 Dec 5,9,13,17,24,28
 Johannes Debus,Jürgen Flimm
 Catherine Naglestad, Nancy Fabiola Herrera, Gerhard Siegel, Kang Wang,
 Željko Lučić/ Greer Grimsley(Dec 28)

11.Nabucco (Dec 12 - Jan 7) HD (January 7)
 Dec 12,16,19,22,27,30 / Jan 3, 7
 James Levine, Elijah Moshinsky
 Plácido Domingo / Željko Lučić(Dec 27,30), Liudmyla Monastyrska /
 Tatiana Melnychenko(Dec 27), Jamie Barton / Nancy Fabiola Herrera (Dec 27),
 Russell Thomas / Adam Diegel(Dec 27),Dimitry Belosselskiy

12.The Magic Flute (Dec 20 - Jan 5) 英語版

13.Roméo et Juliette (Dec 31 - Jan 28) New! HD (January 21)
 Dec 31/Jan 4,7,10,14,17,21,25,28
 Gianandrea Noseda, Bartlett Sher
 Diana Damrau, Vittorio Grigolo, Virginie Verrez, Elliot Madore, Mikhail Petrenko

(3)La Bohème (Jan 6 - 14)
 Jan 6,11,14
 Carlo Rizzi, Franco Zeffirelli
 Ailyn Pérez, Michael Fabiano,Alessio Arduini, Susanna Phillips, Alexey Lavrov,
 Christian Van Horn, John Del Carlo

14.Il Barbiere di Siviglia (Jan 9 - Feb 11)
 Jan 9,13,18,21,24,28 / Feb 1,4,8,11
 Maurizio Benini, Bartlett Sher
 Pretty Yende, Javier Camarena(Jan 9,13,18)/ Dmitry Korchak, Peter Mattei,
 Maurizio Muraro, Valeriano Lanchas, Mikhail Petrenko / Oren Gradus(Jan 21)

15.Rigoletto (Jan 20 - Feb 4)
 Jan 20,26,30/ Feb 4
 Pier Giorgio Morandi, Michael Mayer
 Željko Lučić, Olga Peretyatko, Stephen Costello, Oksana Volkova, Andrea Mastroni

16.Carmen (Jan 19 - Feb 18)
 Jan 19,23,27,31/Feb 3,7,11,15,18
 Dan Ettinge/Louis Langrée(Feb 15,18), Richard Eyre
 Sophie Koch(Jan 19,23,27,31)/Clémentine Margaine(Feb 3,7,11,15,18), Marcelo Álvarez,
 Maria Agresta/Janai Brugger(Feb 3), Kyle Ketelsen/Michael Todd (Feb 15)Simpson

17.Rusalka (Feb 2 - Mar 2) New! HD (February 25)
 Feb 2,6,9,13,17,21,25 / Mar 2
 Mark Elder, Mary Zimmerman
 Kristine Opolais, Katarina Dalayman, Jamie Barton, Brandon Jovanovich, Eric Owens

18.I Puritani (Feb 10 - Feb 28)
 Feb 10,14,18,22,25,28
 Maurizio Benini, Sandro Sequi
 Diana Damrau, Javier Camarena, Alexey Markov, Luca Pisaroni

19.Werther (Feb 16 - Mar 9)
 Feb 16,20,23,27/ Mar 4,9
 Edward Gardner, Richard Eyr
 Vittorio Grigolo/ Jean-François Borras(Mar 9),Isabel Leonard/Veronica Simeoni(Feb 23),
 Anna Christy,David Bizic/David Pershall(Mar 9), Maurizio Muraro

20.La Traviata (Feb 24 - Apr 14)  HD (March 11)
 Feb 24/Mar 1,4,7,11,14,18,22,25,29/Apr 1,4,8,11,14
 Nicola Luisotti, Willy Decker
 Sonya Yoncheva (Feb 24/Mar 1,4,7,11,14,189 /Carmen Giannattasio,
 Michael Fabiano/Atalla Ayan(Mar 29/Apr 1,4,8,11,1),
 Thomas Hampson/George Petean( Mar 29/Apr 1,4), Plácido Domingo(Apr 8,11,14)

(13)Roméo et Juliette (Mar 3 - 18) New!
 Mar 3,8,11,15,18
 Emmanuel Villaume, Bartlett Sher
 Pretty Yende, Paula Murrihy, Stephen Costello, Yunpeng Wang, Matthew Rose

21.Idomeneo (Mar 6 - Mar 25)  HD (March 25)
 Mar 6,10,13,17,21,25
 James Levine, Jean-Pierre Ponnelle
 Matthew Polenzani, Nadine Sierra/Ying Fang(Mar 17), Elza van den Heever,
 Alice Coote, Alan Opie

22.Fidelio (Mar 16 - Apr 8)
 Mar 16,20,24,28/Apr 1,5,8
 Sebastian Weigle, Jürgen Flimm
 Klaus Florian Vogt/TBA(Apr 8), Adrianne Pieczonka, Hanna-Elisabeth Müller, David Portillo,
 Greer Grimsley, Falk Struckmann, Günther Groissböck

(7)Aida (Mar 23 - Apr 20)
 Mar 23,27,31 / Apr 6,10,15
 Daniele Rustioni, Pierre Audi
 Krassimira Stoyanova / Latonia Moore(Apr 20), Violeta Urmana,
 Jorge de León / Riccardo Massi(Apr 10,15,20), George Gagnidze, James Morris,
  Soloman Howard

23.Eugene Onegin (Mar 30 - Apr 22) HD (April 22)
 Mar 30/Apr 3,7,12,15,18,22
 Robin Ticciati, Deborah Warner
 Dmitri Hvorostovsky, Anna Netrebko, Alexey Dolgov,Elena Maximova/TBA(Apr 15),
 Štefan Kocán

24.Der Rosenkavalier (Apr 13 - May 13)  New! HD (May 13)
 Apr 13,17,21,24,28/May 1,5,9,13
 James Levine, Robert Carsen
 Renée Fleming, Elīna Garanča, Erin Morley, Matthew Polenzani, Marcus Brück,
 Günther Groissböck

(15)Rigoletto (Apr 19 - 27)
 Apr 19,22,27
 Pier Giorgio Morandi, Michael Mayer
 Željko Lučić, Olga Peretyatko, Joseph Calleja, Nancy Fabiola Herrera,Štefan Kocán

25.Der Fliegende Holländer (Apr 25 - May 12)
 Apr 25,29/ May 4,8,12
 Yannick Nézet-Séguin, August Everding
 Michael Volle, Franz-Josef Selig, Amber Wagner, Dolora Zajick, Jay Hunter Morris, Ben Bliss

(2)Don Giovanni (Apr 26 - May 11)
 Apr 26,29/ May 3,6,11
 Plácido Domingo, Michael Grandage
 Mariusz Kwiecien, Erwin Schrott, Angela Meade, Marina Rebeka, Isabel Leonard,
 Matthew Polenzani, Jeongcheol Cha, Štefan Kocán

26.Cyrano de Bergerac (May 2 - May 13)
 May 2,6,10,13
 Marco Armiliato, Francesca Zambello
 Roberto Alagna, Patricia Racette, Atalla Ayan, Roberto Frontali

☆2017年5月7日 50th Anniversary Gala

タイトルをクリックするとキャスト、日程等詳細ページにリンクしています。ボエームは9月、11月、1月と3回に分けて、アイーダは11月と3月、リゴレットは1月と4月、ドン・ジョヴァンニは9月と4月、ロメオとジュリエットは12月からのと3月とそれぞれ2回に分けて上演されます。椿姫は2月から4月にかけて15公演もあります。


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