YouTubeの広告料に詐欺・たかりまがいの著作権ビジネス横行か? (2012.4.15までの結果)UMPG Publishingの実態は? [パソコン/ネット/YouTube/mp3,mov]
YouTubeのないネットなんて.....本当に楽しくない...ですよね。私も日々楽しませてもらっていますが、2009年8月頃からYouTubeがはじめた著作権対策......つまり、クラシック音楽に関して言えば「自分に著作権がないのは確かだけど、誰に有るかもよくわからんし、同好の人たちと楽しむだけで、これでお金を儲けようなんてつもりは全然ないから、大目にみてね....」というような動画に対して、著作権があると主張する組織、団体に対してなにがしかのお金を配分するシステムを作ったわけです。
YouTubeに動画をアップされたことがある方は、お分かりかと思いますが、動画をアップすると「第三者のコンテンツと一致しました」という文言が表示され、動画に広告が表示されるようになることがあります。「YouTubeさんの日本語はよくわかりません.....サードパーティのコンテンツの一致」と言う記事に詳しく書いてあります。
まあ、こちらとしては、目障りな広告を入れられても、削除されるよりはいいし....とこのシステムを歓迎していたのですが、最近、あんた本当に権利者?....というような団体がよってたかって権利を主張するようになってきて、こっちも違法っぽいし大きなことが言える義理でも無いし仕方がないかな...という許容の範囲を超えてきました......そこで、こちらで納得できないものには、「異議申し立て」をしてみました。私の動画に著作権を申し立てている正当な権利者は、SME、UMG、TF1(フランスのテレビ)、La7(イタリアのテレビ)だけだと判断して、それ以外には全部「異議申し立て」をしました。
その結果、約50件の動画についていたのが、かなり減りました。しかし、UMPG Publishingと The Orchard Musicは、「異議申し立て」に対して「異議申し立てを拒否し、再度申し立てを行いました。 」という結果です。
問題なのは、最初の「異議申し立て」は簡単にできますが、「異議申し立てを拒否し、再度申し立てを行いました。 」という結果になると、もうこちらは何も打つ手がなく、著作権のない奴らに不当に儲けさせたくない場合は、自分で動画を削除するしかないということです。
私が、「異議申し立て」をした組織だか団体は以下の通りです。
UMPG Publishing
「異議申し立て」をしても調査もせずに再度著作権を主張、しかもいつどこで誰が演奏した楽曲についてなのかも明記しない。打つ手無しの悪質な団体としか思えない。(参考画像4件)
The Orchard Music
「異議申し立て」をすると「いつどこで誰が演奏したのかを明記するが、それが全くの勘違いあるいは虚偽.....どういうつもりなんだろう。たとえば、チョーフィとグリゴーロの「椿姫」のライヴの音源を「マリア・カラスのCD」だと主張したり、Royal Opera House管弦楽団の演奏をThe Royal Vals Orchestraだって...なにそれです。(参考画像2件)
GoDegital MG
「異議申し立て」をすると再調査して、どの音源と勘違いしたのかも明記する。
Sony ATV Publishing
SMEと関係あるのかどうか不明だが、「異議申し立て」をすれば再調査して、適切な対応をする。
EMI Music Publishing
もしかしたら本当のEMIかもしれない....「異議申し立て」をすれば再調査して、適切な対応をする。
Music Publishing Rights Collecting Society
ほとんどのものに権利を主張してくるが、「異議申し立て」をすると即ひっこめる。
参考までにどういう状態なのか画像をアップします。クリックすると拡大します。
The Orchard Music (2件)
どこがマリア・カラスなの!
The Royal Vals Orchestraってなんだ!
以下全部 UMPG Publishing (4件)
著作権があると言いながら、どこのどの部分、いつ誰の演奏かを明記しない....
関連記事:
YouTubeさんの日本語はよくわかりません.....サードパーティのコンテンツの一致
YouTubeの著作権情報 & グリゴーロのニューアルバム"Arrivederci"のプロモーションビデオ
YouTubeに動画をアップされたことがある方は、お分かりかと思いますが、動画をアップすると「第三者のコンテンツと一致しました」という文言が表示され、動画に広告が表示されるようになることがあります。「YouTubeさんの日本語はよくわかりません.....サードパーティのコンテンツの一致」と言う記事に詳しく書いてあります。
まあ、こちらとしては、目障りな広告を入れられても、削除されるよりはいいし....とこのシステムを歓迎していたのですが、最近、あんた本当に権利者?....というような団体がよってたかって権利を主張するようになってきて、こっちも違法っぽいし大きなことが言える義理でも無いし仕方がないかな...という許容の範囲を超えてきました......そこで、こちらで納得できないものには、「異議申し立て」をしてみました。私の動画に著作権を申し立てている正当な権利者は、SME、UMG、TF1(フランスのテレビ)、La7(イタリアのテレビ)だけだと判断して、それ以外には全部「異議申し立て」をしました。
その結果、約50件の動画についていたのが、かなり減りました。しかし、UMPG Publishingと The Orchard Musicは、「異議申し立て」に対して「異議申し立てを拒否し、再度申し立てを行いました。 」という結果です。
問題なのは、最初の「異議申し立て」は簡単にできますが、「異議申し立てを拒否し、再度申し立てを行いました。 」という結果になると、もうこちらは何も打つ手がなく、著作権のない奴らに不当に儲けさせたくない場合は、自分で動画を削除するしかないということです。
私が、「異議申し立て」をした組織だか団体は以下の通りです。
UMPG Publishing
「異議申し立て」をしても調査もせずに再度著作権を主張、しかもいつどこで誰が演奏した楽曲についてなのかも明記しない。打つ手無しの悪質な団体としか思えない。(参考画像4件)
The Orchard Music
「異議申し立て」をすると「いつどこで誰が演奏したのかを明記するが、それが全くの勘違いあるいは虚偽.....どういうつもりなんだろう。たとえば、チョーフィとグリゴーロの「椿姫」のライヴの音源を「マリア・カラスのCD」だと主張したり、Royal Opera House管弦楽団の演奏をThe Royal Vals Orchestraだって...なにそれです。(参考画像2件)
GoDegital MG
「異議申し立て」をすると再調査して、どの音源と勘違いしたのかも明記する。
Sony ATV Publishing
SMEと関係あるのかどうか不明だが、「異議申し立て」をすれば再調査して、適切な対応をする。
EMI Music Publishing
もしかしたら本当のEMIかもしれない....「異議申し立て」をすれば再調査して、適切な対応をする。
Music Publishing Rights Collecting Society
ほとんどのものに権利を主張してくるが、「異議申し立て」をすると即ひっこめる。
参考までにどういう状態なのか画像をアップします。クリックすると拡大します。
The Orchard Music (2件)
どこがマリア・カラスなの!
The Royal Vals Orchestraってなんだ!
以下全部 UMPG Publishing (4件)
著作権があると言いながら、どこのどの部分、いつ誰の演奏かを明記しない....
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