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歌手の歯列矯正:ヨナス・カウフマンの歯にブラケットが...... [オペラ歌手]

◎メトのワルキューレの尋常ではないジークムント=カウフマンのよだれは、どうでもいいことですが、もしかしたらこの透明矯正ワイヤーをつけたままだったせいなのでは....と上の歯がアップになるところを注目して見てみましたが、やっぱりワイヤーつけたままみたいです。録画した方、「ヴェルゼ〜」のところを見てみてください。(2012.1.22)

 ネットを徘徊していて、オペラファンの間では有名な"Intermezzo"さんのブログで、吃驚写真を発見。日本でもなにかと話題のヨナス・カウフマンの写真(10月24日ロンドンのコンサート)がいっぱい........なんですが.....なんと歯に矯正ブラケットというかワイヤーが......えぇーーーいつのまにか歯の矯正をしてるではないですか......もしかして、これが(も)ボローニャとバイエルンの来日中止の原因だったのかも......いつ頃から矯正をはじめたのか分かりませんが、11月末のメトの「ファウスト」までにはきれいな歯になる予定なんでしょうね。そういえば、8月のネトレプコ&シュロット夫妻とのコンサートで、ネトレプコがカウフマンにキスしたら血が出た....ということがあったんですが、これって歯に金具を装着してたからだったのかも......
 しかし、カウフマンは、ピカピカのきれいな歯という印象はまったくないですけど、歯並びは悪くなかったですよ......ね.....それを今更矯正って......でも、この写真はあきらかに「すきっ歯」...ということはすきっ歯の矯正ってことでしょうか。もしかしたら、映画にでも出る予定があるのかも.......しかし、歌いにくいということはないんでしょうか。コンサートは素晴らしいできだったようです。
参考:2009年ベルリンの「トスカ」の時の写真

 私が、写真とか映像をじっくり観察しているのは、ルッジェーロ・ライモンディとヴィットリオ・グリゴーロなんですけど、二人ともきれいな歯をしています。でもライモンディは、30才くらいまでは、普通にしているぶんには全然分かりませんが、笑うと右の八重歯がちょっと目立っていましたが、いつのまにかそれがきれいになってます。多分、映画に出るために矯正したのではないかと思います。

 グリゴーロは、映画監督も「矯正して下さい」とは言わないくらいのピッカピッカのきれいな歯をしていますが、今まで歯医者さんに行ったことがないそうです。うらやましい! インタビューで次のように話しています。

「......最大のチャレンジはカメラに適応することでした。オペラ歌手であることは、30メートル先まで観客がいるということです。ですから、劇場では、 目も口も大きく開けて、事柄を激しく誇張する感じですが、カメラの前ではそれではうまく行きません。やり過ぎです。いつも心臓が激しく鼓動しているようで はだめなのです。カメラはすべてを映してしまいますから。今日ではHDで、口の中の昨日の歯の治療の跡さえ見えてしまいますから。だから、注意しなければ なりません。でも、僕は今まで歯医者にかかったことはありませんから(笑)
(MZ: ラッキーですね。)
そうですね、ええ。それでも、この仕事をやったことは評価されると思います。マントヴァでは、カメラの前で映画レベルでもっとリアルに、もっと信ずるに足るようにするために、大げさな身振りをしないのは、劇場で用いている過度なことすべてに頼らないようにするのは、とても難しかったですね。だから他の人たち、プラシドやライモンディをじっくり観察しました、彼らがどうやっているか、どう演じているかを。」
インタビュー全文はこちら....Vittorio Grigolo パリで仏語インタビュー(Marc Zisman 2010.9.21)

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