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ルッジェーロ・ライモンディのスカルピア★☆トスカってなんスカ!? [トスカ]

 ルッジェーロ・ライモンディは、5月9日から24日までウィーン、ベルリンと《トスカ》に出演、カヴァラドッシは両方ともヨナス・カウフマン、トスカはウィーンはキャサリン・ネイグルスタッドCatherine Naglestad、ベルリンはナディア・ミカエル Nadja Michaelという配役で、オペラではめずらしく、見た目よし!の《トスカ》です。
 ルッジェーロ・ライモンディがスカルピアをレパートリーにしたのは1992年です。これは、世界107カ国衛星同時中継ライヴ放送されました。その時のリハーサルと本番の映像で約10分のダイジェスト版を作ってみました。

写真をクリックするとビデオクリップにリンクしています

 バスのライモンディが、一般的にはバリトンの役と言われているスカルピアを歌ったのは、カラヤン(1908.04.05-1989.07.16)がライモンディに歌わせたかったからなんですが、1979年には録音、1982年にはザルツブルグ音楽祭で演奏会形式ですが、録音と同じキャスト、リッチャッレッリ、カレーラスと歌いました。カラヤンとしては、当然舞台でもライモンディのスカルピアを望んでいたんでしょうが、結局ライモンディは歌いませんでした。
 そして10年後、カラヤンが亡くなって3年後の1992年に《再現トスカ》と言われる画期的な企画ではじめてスカルピアを演じました。これは、舞台で歌うより更に難しいチャレンジでした。その後は、ライモンディの主要レパートリーとして、あちらこちらで演じ、2001年には映画にも出演、今日に至っています。日本でも2002年6月のボローニャ歌劇場引越し公演で歌いました。

写真をクリックするとビデオクリップにリンクしています
 
 上の写真をクリックすると1999年ボローニャでの《トスカ》のリハーサルと2002年来日時の宣伝と舞台中継のダイジェスト版のビデオクリップにリンクしています。
 折しもサッカーのワールドカップが日本で開催されていて、「サッカーもいいけどオペラもね....お見逃しなく」とハンサムなカヴァラドッシ君が宣伝しています。「トスカって何スカ?」とか「スカパーでトスカ、どースカ」というダジャレも懐かしいです......

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