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《ドン・カルロ》5幕版の1幕について:ジョルジュ・プレートル指揮 [ドン・カルロ]

 アバド指揮のスカラ座創立200年記念《ドン・カルロ》イタリア語5幕特別版の1幕について、前の記事で紹介しましたが、これと同様の形態、つまりヴェルディが初演前に削除した冒頭部分を復活させた演奏が、すでに1975年ミュンヘンで上演されていました。プレートル指揮、シェンク演出の《ドン・カルロ》です。
 イタリア語5幕版といっても、1886年版またはモデナ版を基にしてはいますが、いろいろあるようですし、ミラノ版または4幕版といわれるものもロマンツァの二節目がカットされたり、ロドリーゴが死んだ後、カルロとフィリッポの二重唱が復活されたり......とにかく見てみなきゃ、聞いてみなきゃわからん....ということのようです。

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