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新国「ウェルテル」(2016.4.13) ☆ 今後のウェルテル [オペラ生舞台鑑賞記録]

 新制作「ウェルテル」鑑賞。指揮者のミシェル・プラッソンが息子のエマニュエル・プラッソンに代わったり、タイトルロールがマイケル・ファビアーノ(今、パリ・オペラ座のリゴレットでご活躍中)→ マルチェッロ・ジョルダーニ (1963.1.25) 交通事故で怪我 → ディミトリー・コルチャック(Dmitry KORCHAK 1979 - )と代わりましたが、これは結果的によかったですね。コルチャックは見た目も若い頃のアラーニャのようでしたし。



 新国では14年ぶりの「ウェルテル」でしたが、前回は2002年に、ジュゼッペ・サッバティーニ、アンナ・カテリーナ・アントナッチ、ナターレ・デ・カロリスというキャストで上演されました。詳細はこちら 大法官 は同じ久保田真澄さんですね。
*  *  *  *  *  *  

 マイナーな作品ですが、人気のあるテノールがレパートリーにすると、上演される機会が増えるようです。たとえば、アラーニャとかM.アルバレス、その後はビリャソンとかカウフマン、そして彼らに続く新しいウェルテル、フローレスとグリゴーロ登場で、今後あちこちで上演予定があるようです。

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 2016年4月9日にはシャンゼリゼ劇場でフローレスとディドナートの「ウェルテル」、両者ともロールデビューでした(写真左)。グリゴーロは2014年にDOBでロールデビューしています(写真右)。

ROH_Werther2016.jpg

 そして6月19日からロイヤル・オペラハウスでグリゴーロとディドナートの「ウェルテル」が上演されます。二人とも舞台で演じるのは初めてです。フローレスも今後舞台の予定があるようです。

関連記事:
「ウェルテル」ロールデビュー(DOBコンサート形式 2014.6.17,19)

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コメント 2

サンフランシスコ人

「人気のあるテノールがレパートリーにすると、上演される機会が増える...」

サンフランシスコ・オペラの「ウェルテル」 (1978)

http://archive.sfopera.com/reports/rptOpera-id699.pdf

Jose Carreras (Werther)
Kathleen Battle (Sophie)
Maria Ewing (Charlotte)
by サンフランシスコ人 (2016-04-15 02:07) 

keyaki

サンフランシスコ人さん

カレーラスもドミンゴも当然うたっていますよね。でもパヴァロッティはフランス語を覚えるのがいやでフランスもの歌ってないんですよね。
by keyaki (2016-04-15 10:57) 

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