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ルーチョ・ダッラ Lucio Dalla (1943.3.4〜2012.3.1) 急死 ☆ 1月30日ガラコンでライモンディと(写真) [訃報]

 3月1日、イタリアのシンガーソングライターcantautore ルーチョ・ダッラがコンサートツァーのために訪れていたスイスで客死しました。心臓発作だったそうです。モントレーのホテルで朝食後、突然の出来事でした。享年68才、ご冥福をお祈りします。
 彼の最後の演奏は、サンレモ音楽祭の "Nanì"でした。この時の映像と、彼の50年以上に渡る芸術活動の概略は、こちら"E' morto Lucio Dalla, stroncato da un infarto"、また、ジョルジョ・ナポリターノ大統領も哀悼の意を表しています。"Lucio Dalla "autore e voce forte e originale"

 ルーチョ・ダッラは、パヴァロッティが彼の作詞作曲した「カルーソ」を歌ったことで、オペラ愛好家の間でもよく知られています。グリゴーロの最新アルバム"Arrivederci"には、オペラのアリアと長く歌い継がれてきた伝統的なカンツォーネ、そしてアルバム最後の曲は、1986年ルーチョ・ダッラ作詞作曲の「カルーソ」が選ばれています。
 昨年のベルリンでの ECHO Klassik 授賞式とローマでのクリスマスコンサートでも「カルーソ」を歌っています。 ECHO Klassik 授賞式では、突然事故で亡くなったリチートラに賞を捧げたい...と申し出ています。

 ダッラは、ボローニャ出身ということもあって、ルッジェーロ・ライモンディとも親交があり、ライモンディの長男の写真家ラファエロとも一緒に仕事をしています。1月30日には、ボローニャ歌劇場で"Hospice Seràgnoli"の10周年記念コンサートが行われ、ルーチョ・ダッラの司会でルッジェーロ・ライモンディとアンナ・カテリーナ・アントナッチ(3人ともボローニャ出身)が、レオーネ・マジエラのピアノ伴奏で歌いました。記事はこちらGalà per i dieci anni dell’Hospice Seràgnoli/Al Comunale con Dalla le voci di Ruggero Raimondi e Anna Caterina Antonacci.....

 また、ヴィットリオ・グリゴーロとは、2003年に、ロッシーニの"Petite Messe Solennelle"を一緒に歌っているようですし、プッチーニの「トスカ」にインスピレーションを得て作曲された"Tosca Amore Disperato"は、グリゴーロとの共同制作らしいし(歌手としても出演することになっていたがグリゴーロの都合で実現しなかったのは事実).....とにかく親交が深かったのは間違いないようです。Ciao Lucio! ではじまる詩的なグリゴーロの追悼文が、彼のホームページに掲載されています。さきほど、グリゴーロのfacebookを覗いたら、グリゴーロが13才で「トスカ」に出演してパヴァロッティと共演した時にルーチョ・ダッラと一緒に撮った写真がアップされていました。

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コメント 2

TARO

ルーチョ・ダッラが亡くなったんですか・・・
彼も、もう68歳になってたんですね。もはや若くしてとは言えないけれど、残念です。

グリゴーロの「カルーソ」もいいですね。
完全にオペラティックなパヴァロッティより、少しダッラよりの解釈という感じでしょうか。
by TARO (2012-03-08 00:18) 

keyaki

TAROさん
女性(女声)歌手にしか興味がないTAROさんでもご存知でしたか。
ライモンディともグリゴーロとも一緒に仕事をしていたとは....です。
ルーチョ・ダッラもオペラ歌手に憧れていたのかも知れません....カルーソという曲を書いたり、ダッラ版「トスカ」を作曲したりしてますから。
by keyaki (2012-03-08 09:47) 

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