ライモンディ特別出演の『リゴレット・イン・マントヴァ』 NHKオンデマンドで22日まで視聴可！

★新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
　第二ブログにかまけていますが、今年は、来日公演もありますし、2月23日には、ライモンディ恒例の「Prodis(ダウン症基金）のチャリティーコンサート」ではヴィットリオ・グリゴーロが参加してくれるようですし、リエージュのファルスタッフのDVDも発売されますし、まだまだニュースにはことかかないようです。

　さて本題ですが、2010年9月にマントヴァから世界に同時中継された「その時、その場所、再現リゴレット」が8日にBShiで放送されました。見逃した方は、22日までオンデマンドでご覧いただけます。詳細は第二ブログで。


　NHKの配役では、なぜかルッジェーロ・ライモンディが「特別出演」になっています。どうやら有名な俳優が端役で出演の場合は、「特別出演」と表示する習慣があるようです。確かに、ライモンディは、年をとっても「小さい役」に格落ちすることなく主役をはっている世界的オペラ歌手ですから、今回のスパラフチレはやっぱり「特別」ということでしょう。

　ヴィットリオ・グリゴーロは、ドミンゴ、ライモンディとの共演は、非常に勉強になった....こういう企画は、今後のオペラのためにも意義のあることだし、とてもいい経験になった....と2010年9月21日のパリでのインタビューで語っています。

関連記事：
マントヴァのリゴレット（Pracido Domingo）☆公爵はVittorio Grigolo ☆スパラフチレはRuggero Raimondi
[リゴレット]
Vittorio Grigolo パリで仏語インタビュー（Marc Zisman 2010.9.21)

コメント 4

＞特別出演
私も気づきました。
当然と言えば当然ですが、ちゃんとオペラを知っている人が編集しているということですね。
見応え聴き応えがあったのは無論ですが、今回もライモンディの声が実際に劇場で聴いた印象と違いました。
劇場の音響もあるかもしれませんが、録音より深く響いていたように思うのです。

＞　ヴィットリオ・グリゴーロは、ドミンゴ、ライモンディとの共演は、非常に勉強になった....
気負いのようなものが取れて、より自然になったような気がするのですが・・・情熱はそのままにクールさが加わってとても魅力的ですね。
by kametaro07 (2011-01-14 15:21) 

kametaro07さん
テレビご覧になったんですね。確か以前はテレビなかったのでは？

大画面でみるとまた違った発見がありますしね。それにしてもグリゴーロの汗、あれはやっぱり熱があったんでしょうね。

テルアヴィヴで歌った時のレビューで、若いグリゴーロは、フレッシュでスイートでラヴリーで、公爵のキャラクターとはほど遠い....とか書いていましたが、マントヴァ公爵って、純情可憐なジルダも男を手玉にとるようなマッダレーナも夢中にさせてしまうわけですし、「学生」と言っても通用するわけですからグリゴーロにはピッタリだと思いますけどね。
ジルダが宮廷に連れて来られていると知った時の、グリゴーロ＝公爵の表情なんかけっこうクールでよかったですよね。
by keyaki (2011-01-14 21:59) 

>確か以前はテレビなかったのでは？
いくらなんでもテレビはありましたが＾＾；
地デジ対応ではなく、ＢＳも見れない状態というありえない状態だったのですが、さすがに買い替えました。
録画もしたので、また見直そうと思ってます。

＞あれはやっぱり熱があったんでしょうね
そうでした、具合悪かったのでしたね。
それでも緊張感を保ってしっかり歌ってたいしたものです。
仰るようにグリゴーロにマントヴァはピッタリだと思います。
年齢を重ねるとますます良いでしょうね。
by kametaro07 (2011-01-16 00:22) 

kametaroさん
おっと失礼....しかし、最近の若い人たち、パソコンは必需品ですけど、テレビはなくても平気みたいです。うちの娘もテレビは買わない...誰かがくれればもらってもいい...ということのようです。

>録画もした
kametaroさんの方が進んでますね。うちは、テレビはデジタル対応ですが、DVDレコーダーが古いので、いつからか録画できなくなりました。ブルーレイがいいそうですから、どうしようかと考え中です。録画してもパソコンで再生できないのも嬉しくないですし。なので、NHKのオンデマンドはいいですね。
by keyaki (2011-01-16 12:45)