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ルッジェーロ・ライモンディ特別番組ビデオクリップ [RR関連]

26日にFrance3で放送されたルッジェーロ・ライモンディのテレビ番組のほんの一部がYouTubeにアップされました。

↑写真をクリックすると、以下の3種類の映像にリンクしています。

82年モーリス・ベジャールとの共同制作の娯楽番組『ある歌手の内面を探る六つのアリア』の一部と2006年フィレンツェ5月音楽祭の《ファルスタッフ》
オートバイに乗ったドン・ジョヴァンニがシャンパンの歌を歌う。
アリーチェはバルバラ・フリットリ

80年ガルニエのJ・ロージー演出《ボリス》の映像と、同じくガルのコメント
Raytcheff指揮 / J. Losey ; V. Cortez, W. Ochman, K. Riegel, R. Soyer
*ライモンディのボリス・ハイライト版は、再生リスト"Musorgsky:BORIS GODOUNOV-1980-Opéra de Paris"でご覧いただけます。

80年ジュネーヴのモーリス・ベジャール演出《ドン・ジョヴァンニ》の映像とユーグ・ガルのコメント
 シャンパンの歌。リンゴをくるくるってむいている写真を見たことがありますが、このリンゴを放り投げて、シャンパンの歌を歌うんですね。この録音は持っていますが、映像もみたいものです。

ユーグ・ガル(Hugues R Gall)は、パリ・オペラ座の黄金時代を築いたロルフ・リーバーマンの右腕として知られた人物で、彼が1980年にパリ・オペラ座のインテンダントを退任するのと同時期に、ジュネーブ大劇場のインテンダントに就任。彼は、1980年9月、自分の任期のはじめにあたって、モーリス・ベジャールとライモンディを「ドン・ジョヴァンニ」の新プロダクションに招くという、どうころんでも成功間違いなしの実験的企画の公演でシーズンを開幕した。

◎ホルスト・シュタイン指揮、ジャニーヌ・レイス(チェンバロ)、スイス・ロマンド管弦楽団、ジュネーヴ大歌劇場合唱団
出演者:ルッジェーロ・ライモンディ(ドン・ジョヴァンニ),スタッフォード・ディーン(レポレッロ),カーティア・リッチャレッリ(ドンナ・アンナ),エウジェニア・モルドヴェアヌー(エルヴィーラ),マリア・ユーイング(ツェルリーナ),ジョン・トムリンソン(マゼット), ペーター・メーヴェン(騎士長),エリック・タピー(ドン・オッターヴィオ)
*1980年9月11日ジュネーヴ大歌劇場で収録した放送が日本でもFMで放送され、その録音を同好の方にもらいました。

*《ある歌手の内面を探る六つの歌"Six personnages en quête de chanteur"》:ピランデッロの「作者を探す六人の登場人物」より
ライモンディは、彼が今までに関わった最も面白い企画として、振り付け師のモーリス・ベジャールとともに作成した『ある歌手の内面を探る六つのアリア』というテレビの娯楽番組をあげた。ライモンディが演じた、このシュールでしかも皮肉な番組の主役は、自分探しをしているひとりの歌手で、仮想の女性に恋をし、結局、彼女によって死においやられる。その途上、彼はボリス・ゴドノフの死、エスカミーリョの闘牛士の歌、ドン・キホーテの死、メフイストフェレスのセレナーデ、クレド(イヤーゴの独白)、ドン・ジョヴァンニの墓所の場から「シャンパンの歌」を歌う。.......... ヘレナ・マテオプーロス著 岡田好恵訳<ブラヴォー、ディーヴァ オペラ歌手20人が語るその芸術と人生>より
1980年9月にモーリス・ベジャールの演出で「ドン・ジョヴァンニ」(ジュネーブ大劇場)を演じている。そこで、ベジャールと意気投合して、このテレビ映画を制作するにいたった。
《カルメン》 闘牛士の歌、《ファウストの刧罰》メフィストフェレスのセレナーデ、《ボリス・ゴドノフ》ボリスの死、《ドン・ジョヴァンニ》 シャンパンの歌、《オテロ》クレド(ヤーゴの独白)、《ドン・キショット》 ドン・キショットの死





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