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ビルバオのアリアーガ劇場でコンサート(2009.5.29) [コンサート]

★レビュー:Ruggero Raimondi (Bilbao). Genio y figura(2009.6.4追記)

5月29日に、ビルバオのアリアーガ劇場 Teatro Arriaga でルッジェーロ・ライモンディのコンサートが開催されました。
 レビュー”Ruggero Raimondi y Patricia Barton, en el Arriaga"が見つかりました。
『金曜日の夜、ルッジェーロ・ライモンディのコンサートがアリアーガ劇場で、開催された。ピアノ伴奏は、アメリカのピアニスト、パトリシア・バートン。非常に興味深い内容のプログラムで、同様に演奏も非常に魅力的であった.....』
あとは、それぞれの曲の感想が書かれています。このレビューの筆者は、ベルリオーズの《ファウストのごう罰》の「蚤の歌」と書いていますが、聞きに行ったライモンディのファンによるとムゾルグスキーの「蚤の歌」だったそうです。
★プログラム
第一部:
デュパルク Henri Duparc: Extase, L'Invitation au Voyage , Le Manoir de Rosamond
フォーレ Gabriel Fauré: Apres un Reve, Tristesse and Toujours
ヴァイル Kurt Weil: Je ne t'aime pas, Le grand Lustucru; Youkali , Le Train du Cie

第二部:
Modest Moussorgski ムゾルグスキー :《死の歌と踊り》4曲 、蚤の歌
アンコール:
《セビリアの理髪師》から" 陰口はそよ風のように..."


 ビルバオといえば、ライモンディが若い頃、1966年〜1969年ということは、24才から26才まで毎年9月のフェスティバルに出演していました。このフェスティバルはフェニーチェ座と関係があったようで、若手イタリア人歌手総出演です。ライモンディの他、ミレッラ・フレーニ、パヴァロッティ、カップチッリも出演しています。この時のことを当時のミレッラ・フレーニの夫だったレオーネ・マジエラ氏が著書に書いています。

ビルバオ(1)マジエラ氏、モデナから車でビルバオへ
ビルバオ(2)カップチッリとライモンディ

ルッジェーロ・ライモンディのビルバオ公演記録
1966年9月:《運命の力》グァルディアーノ神父、《フィガロの結婚》フィガロ
1968年9月:《エルナーニ》シルヴァ、《シモン・ボッカネグラ》フィエスコ
1969年9月:《ナブッコ》ザッカリア、《ファウスト》メフィスト
1977年9月:《ドン・カルロ》フィリッポII世、《アッティラ》
共演者;
エンツォ・ダーラ、レナート・カペッキ、ジャンフランコ・チェッケレ、ジュセッペ・タッデイ、レイラ・ジェンチェル、ピエロ・カップッチッリ、アルフレード・クラウス、ホセ・カレーラス、カーティア・リッチャレッリ、フィオレンツァ・コッソット

アリアーガ劇場について:
アリーガの交響曲
スペイン北部の都市、ビルバオ。1806年この街に一人の天才作曲家が誕生する。14歳でオペラを発表しスペインのモーツァルトの異名を持つアリアーガである。その後パリに留学し作曲を学んだが、わずか19歳で世を去った。ビルバオの中心街にある歌劇場は、夭逝の作曲家に敬意を表しアリアーガ劇場と名付けられている。


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