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Google ブック検索:イタリア国内オペラ年鑑(Annuario dell'opera lirica in Italia) [オペラ関連書籍&雑誌]

★こんなニュースが....『日本の作家びっくり!申請なければ全文が米グーグルDBに』
著作権絡みの問題は、いつもなんか釈然としないものを感じますが、「アメリカで流通していない日本の新刊書がネット上で見られる恐れがある」と危機感を募らせる....って、「恐れ」とか「危機感」とか、皆に読んで欲しくないのかな....文化人、芸術家っぽくないものいいだな、なんて思います。まあ、いまや芸術もビジネスってことでしょうけど。(2009.2.25)

※以下2009.1.12の記事
 Google ブック検索サイト、「これって使えるじゃないの!」と思ったのが最近なんですが、このサービスは2005年11月17日からはじまっているようです。しかし、ネットサーフィンでこの検索サイトがヒットするようになったのは、ここ数ヶ月のことなんですが....つまり、「Google ブック検索サイト」に行って、書籍検索をしたのではなくて、裏から入り込んだので、最初は、これが「Google ブック検索」だと全く認識していませんでした。
 最近のスキャナーはコピー並に早いですから、私も本とか雑誌など資料としてとっておきたいものをスキャンしてPDFファイルで保存しています。それを世界規模で実行しているのですから、閲覧に制限があるものもありますが、とにかく素晴らしく便利なものです。
 イタリアでは、イタリア国内のオペラ劇場での公演の日程,キャスト、最近のものは、入場者数と売り上げが掲載された年鑑が出版されていて、今まで分らなかった公演のキャスト等を把握することができました。

 たとえば、ルッジェーロ・ライモンディが1992年にミラノ・スカラ座小澤指揮で《ファウストの刧罰》に出演していたという情報は本当に正しいかという疑問が解決しました。検索結果はこの通り(右上の写真をクリック)。ちゃんと検索項目が黄色で表示されます。

 もう一つ例に挙げると、ヴィットリオ・グリゴーロはバチカンのシスティナ礼拝堂の少年聖歌隊で勉強していた時にローマ歌劇場の《トスカ》のPastorelloの役で出演、その歌声は、パヴァロッティを感動させたという話があるのですが、これも1991年のオペラ年鑑"Opera '91. Annuario dell'opera lirica in Italia"で、完全なスケジュールとキャストがわかります。12月13日〜1月19日全13公演、グリゴーロ少年は皆勤賞、冬休み返上で出演したんですね。
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