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ドイツ映画 アーキン監督《ソリーノ Solino》のサントラ★パソコンで聞けないCD! [ヴィットリオ・グリゴーロ]

Solino
 ドイツ映画といっても、両親と息子二人というイタリア人一家が故郷の南イタリアの小さな町ソリーノから、1964年にドイツのデュイスブルクへ移住するところからこの映画は始まります。とても興味をひかれる映画ですが、残念なことに、字幕無しでイタリア人もドイツ語を喋ってます。ファティー・アーキン監督がトルコ系ドイツ移民だそうですが、あらすじを読むとなんか自伝的要素もあるようです。ニューシネマパラダイスのような雰囲気のある場面もあったり.....

 日本では公開されていないそうですが、ドイツ映画好きの方々は皆さんいい映画だとおっしゃってます。ちょっと検索すると、あらすじ、感想等ヒットしますが、こちらをリンクさせていただきます。 → Solino (『ソリーノ』) ★Solino(2002)

 このサントラを買った理由は、ヴィットリオ・グリゴーロが"Living Solino"といういかにも哀愁に満ちた南イタリアっぽい歌を歌っているからなんです。DVDとセットで買うと安かったので、ドイツ・アマゾンに注文していたものが昨日届きました。グリゴーロ・コレクションに加えるために iTunesに取り込もうとしましたが、鳴らない....相性が悪いのかと、外付けのプレーヤーでも試してみましたがだめ! どこにもそういうことは書いてないようですが、どうやらコピーガードがかかっているようです。レーベルは、" Hansa"となっていますが、BMG(Berlin Musik GmbH)というマークもあります。
 仕方がないので、DVDレコーダーで録画して、なんとかiTunesに取り込みました。こういうCDに当たったのははじめてなんですが、こういうのが多くなっているんでしょうか。とても不便です。これでは、iPodにも取り込めないわけですから、かえって売れなくなると思いますけど。ドイツ仕様のCDは全部こうなのかしら......
♪音声ファイルは、ヴィットリオ・グリゴーロが歌っている"Living Solino"、もちろんイタリア語です。苦労してパソコンに取り込んだので、皆さんに披露します。

ヴィットリオ・グリゴーロのブログで実際に映画で使われている部分のクリップをアップしました。この歌の前半部分だけ使われています。
ドイツ映画《Solino》:Leaving Solino(歌:ヴィットリオ・グリゴーロ)


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コメント 6

euridice

>パソコンで聞けないCD
そういえば、私も経験有りです。やはりドイツのもので、よ〜〜く見ると、コピーガードがかかっているので、CDプレーヤーでしか再生しません。コンピューターでは再生しません。ご質問はこちらへ・・みたいなことがすっごく見えにくい小さな字で書いてあります。でも、販売サイトには書いてないみたい。

>いかにも哀愁に満ちた南イタリアっぽい歌
いい声ですねぇ・・ 聴かせます・・です!
日本風に言えば、ど演歌(いい意味です、念のため)という感じで胸に迫ります。
by euridice (2008-07-27 22:24) 

keyaki

euridiceさん、海賊盤を警戒してのコピーガードなんでしょうけど、パソコンでCDを聞く人も増えているのに、困りますよね。

この一家、移住先で、お父さんが炭坑で働くのを嫌って、レストランをはじめて、成功するんですが、お父さんの浮気がバレて、お母さんが下の子を連れてイタリアに帰っちゃうんですよ。こういうイタリアからの移住とか出稼ぎ労働者が多かったんですよね。この当時は、ドイツとかスイスのレストランとかホテルではイタリア語が通じるなんて言われてましたもの。
グリゴーロ君、いろいろ活動範囲が広いですね。
by keyaki (2008-07-28 08:13) 

takuya

リンクありがとうございます。

> 残念なことに、字幕無しでイタリア人もドイツ語を喋ってます。

について、ドイツでの劇場公開時にどうであったかは確認していませんが、DVD ではイタリア語であるべき部分はイタリア語(+ドイツ語字幕)も選択できます。もちろんイタリア語のほうがいいですね。
by takuya (2008-08-06 19:58) 

keyaki

takuyaさん
>リンクありがとうございます。
こちらこそ、お断りのコメントをしようかな...と悩んだのですが、3年も前の記事だし....ま、いいか...なんて...恐縮です。

>DVD ではイタリア語であるべき部分はイタリア語(+ドイツ語字幕)も選択できます
そうなんですか。全然気づきませんでした。イタリア語もほとんど忘れていますが、さっそく試してみます。ありがとうございます。
二カ国語以上が入り交じる映画って、なんかややこしいですね。
by keyaki (2008-08-06 21:12) 

takuya

最近も、ドイツ語映画の字幕翻訳の第一人者でいらっしゃる「ありちゅん」さんのところで、この映画のことが話題になっていたんです。
http://deutschali.exblog.jp/8235743/
チャンスがあったらぜひ Solino の日本語字幕版を出してください、と焚きつけてあるのですが、なかなか難しいようです…。



by takuya (2008-08-07 23:21) 

keyaki

takuyaさん、なかなかハリウッド以外のものは上映されませんし、日本仕様のDVDも出ませんね。

リンク先の記事、読ませていただきました。ご紹介ありがとうございます。
この映画は、イタリア映画好きにもドイツ映画好きにも受けると思います。本当に、CSとかBSで放送してもらうか、日本語字幕版DVDをお願いしたいです。

by keyaki (2008-08-08 14:11) 

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