1988年ウィーン《ランスへの旅》舞台裏 [ランスへの旅]
ただただ、カメラが舞台裏をウロウロ回って撮影しているだけなんですが、歌手さんの楽屋の様子とかもちょっとあります。
嬉しいことにほとんどR.ライモンディなんですけど、楽屋でうがいをしたり(写真右→)、休憩時間に歌のおさらいとか......関心のある方は、右上の写真をクリックするとビデオクリップが見られます。それにしても、ライモンディって、楽しそうにしているので、カメラも向けやすいんでしょうね。
◎舞台裏からの"Il Viaggio a Reims "
♪クリップ1:
・コリンナのガスディアは、舞台の後のせりの台の上で寝転がったりゴロゴロして待機
・舞台上では、♪六重唱(カバリエ、テッラーニ、クーベッリ、ダーラ、メリット、RR)
・大喝采、ガスディアは台の上で、飛び跳ねてウォーミングアップ
・R.ライモンディは楽屋に戻り、次の登場に備えて上着を着て、通りすがりの人と雑談、チューインガムをさがす
・舞台では、コリンナ(ガスディア)が、舞台上にせりあがり、ポーズをとる、シドニー卿(フルラネット)登場
♪クリップ2:
・舞台では、シドニー卿(フルラネット)のアリアの真っ最中
・R.ライモンディは、楽屋から、舞台袖に向かい待機
♪クリップ3:
・ライモンディ客席の扉から登場、観客びっくり
・ドン・プロフォンドで使われる木箱に入る仮面をつけたエキストラたち
・舞台では、騎士ベルフィオーレ(ロパード)とコリンナ(ガスディア)
・廊下で、メイク係りさんと談笑するレラ・クーベッリ
・ライモンディ楽屋へ、途中フルラネットの楽屋にお邪魔、自分の楽屋に戻り、うがいをして、再び舞台袖へ
♪クリップ4:
・廊下のピアノで発声練習に余念のないメリット
・固い表情のクリス・メリット(リーベンスコフの伯爵)、楽屋で、吸入器で喉を整える
・ドン・プロフォンドのアリアの間、箱に隠れていなければならないので、早めに舞台袖へ
♪クリップ5:舞台では、ドン・プロフォンド(RR)のアリア
・後の箱には、クリス・メリットとレラ・クーベッリが隠れている
♪クリップ6:ドン・プロフォンド(RR)のアリアに大喝采
♪クリップ7:14声の大コンチェルタートで前半終了
・拍手に応え、ぞろぞろカーテンコール、もういいです、休憩です、と言われ、歌手たちは解散
・ライモンディは廊下で、なにやら男性と肩を組んでお話(呼んでくれる? いいよ....じゃあ...)
♪クリップ8:7分の休憩(たった7分?)
・ライモンディは、歌のおさらい(さっきの話しは、このことだったのね、このピアノを弾いている人は、コペレティトゥアさんじゃなくて、舞台で チェンバロを弾いている人みたい)
・カバリエとスリアンは掛け合いの打ち合わせ
・歌手たちは舞台袖にスタンバイ、アバド登場(われんばかりの拍手)
♪出演者:
Gasdia,Valentini Terrani, Cuberli, Caballè , Lopardo, Merritt,Furlanetto, Raimondi, Dara,Chausson
詳細はIl Viaggio a Reims公演記録1984ー2005
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・《ランスへの旅》14声によるコンチェルタートいろいろ(2)とおまけ
タグ:ビデオクリップ
サービス精神旺盛な方なんですね。やっぱり裏をみるのは楽しい。。。
by gon (2008-04-02 23:28)
見せていただきました。おもしろかったです。
>やっぱり裏をみるのは楽しい。。。
ですね^^+
>固い表情のクリス・メリット(リーベンスコフの伯爵)、楽屋で、吸入器で喉を整える
のどを気にするテノール、切実そうですねぇ・・
>ガスディア...飛び跳ねてウォーミングアップ
可愛いです!
by euridice (2008-04-02 23:52)
gonさん、そう、そう、サービス精神旺盛ですね。
しかし、休憩が7分というのって、日本では考えられませんね。
なにか意味があるのかしら?
どんなご馳走も7分あれば食べられる....とはいいますけど...(笑
by keyaki (2008-04-03 21:02)
euridice さん
こういう番組が放送されるんですね。3時間ですよ。NHKなんか、全曲放送さえなかなかしないのに.....
ガスディア、可愛いですよね。この前は、寝て待ってるんですよ。スポーツ選手みたいですね。一旦舞台に出たらゴソゴソできませんものね。
by keyaki (2008-04-03 21:08)