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ドン・バジリオ その1:バーヨとライモンディが語る★☆マドリード公演VideoClip [セビリアの理髪師]


↑バーヨとライモンディが語るドン・バジリオの人物像と、ドン・バジリオの見どころ聞きどこVideoClip

 R.ライモンディは、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で《セビリアの理髪師》に出演中、ガランチャのロジーナが話題の公演です。この寒い時期、ニューヨークくんだりまで、ドン・バジリオを歌いに行くのか、半信半疑でしたが、ちゃんと出演してます。1989年以来、19年ぶりのニューヨークです。ドン・バジリオは、好きな役なんでしょうか。自分で演出をしたこともありますし。

♪《セビリアの理髪師》ドン・バジリオ公演記録♪1966〜2008(24〜63歳)
1966年12月〜 1967年1月 パルマ
1967年9月 スポレート:ヌッチのオペラデビュー
1973年5月〜 6月 NYメトツアー:レヴァイン指揮 ★メトデータベース
1975年ロンドンで録音:レヴァイン指揮 CD
1976年12月 ミラノ・スカラ座:シッパース指揮、ポネル演出 キャスト詳細 ライブCD
1982年11月〜12月 NYメト:チャカロフ指揮 ★メトデータベース
1983年6月 ジュネーヴ:サンティ指揮,ヌッチ、バキエ
1984年12月〜85年1月 ミラノ・スカラ座:アバド指揮、ポネル演出 ★キャスト詳細
1989年2月〜12月 NYメト:ワイケルト指揮 ★メトデータベース
1992年2月フェラーラで録音:アバド指揮、ドミンゴのフィガロだよ〜 CD
1992年 マドリード:キリコ、セッラ、マッテウッツィ
1992年7月 ローマ(カラカッラ):ヌッチ、ガスディア,ブレイク
1992年12月 ナンシー:カレッラ指揮、RR演出 TV放送
1993年3月 ロンドン:ピド指揮、ハンプソン、フォード、バキエ
1994年12月 グラーツ
1995年1月 フェラーラ:アバド指揮、ガナッシ、フロンターリ、ダーラ、トロスト
1995年7月 マチェラータ
1995年9月 チューリヒ
1996年7月 ヴェローナ:シモーネ指揮、ヌッチ、ガスディア、ダーラ,ヴァルガス TV
2005年1月 マドリード:ジェルメッティ指揮 TV、DVD
2008年2月 NYメト:シャスラン指揮 ★メトデータベース
参考:《セビリアの理髪師》のCD一覧
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コメント 5

euridice

クリップ、おもしろかったです^^!
全部見たくなります〜〜〜
by euridice (2008-02-22 09:55) 

keyaki

バーヨの喋り方を見ていると、ミミを歌っている時も彼女にとっては、普通のボディランゲージなんだなぁ...とおもいました。
興味深かったのは、出演者の言葉ですけど、ライモンディとフローレスと演出家は英語、ジェルメッティとスパニョーリとプラティコはイタリア語、バーヨはスペイン語でしたが、イタリア語のオペラなんですから、ライモンディとフローレスと演出家もイタリア語でいいと思うんですけど、どういう事情だったんでしょうね。
ちなみに、この公演のテレビ中継は、フランスの放送局だったんですが、そのとき楽屋でインタビューをしてますが、ライモンディだけで、フランス語のインタビューでした。他の歌手は、フランス語はイヤって断ったのかもしれませんね。
by keyaki (2008-02-23 11:34) 

keyaki

今、思いつきましたが、これってDECCAなんでイギリスですよね。日本版は、いずれにしても全部字幕を付けなければなりませんが、英語で喋ってもらえば、字幕をつける必要がないということですね。
ですから、絶対に英語ではインタビューを受けないと言った出演者だけは、仕方なく、母国語でやらせたということですね。
by keyaki (2008-02-23 11:39) 

euridice

インタビューの言語は興味深いです。「英語は国際語」ということに何の疑問も不満もない人たちも少なくないというより、これが大勢かも・・ですから、こういう人たちや英語母国語人にとっていつでもどこでも英語は自然で好ましいことなのだと思います。

オペラ自体は原語主義が広まってますが、「英語は国際語」意識の優勢と拡大で、コミュニケーションは、相手が英語人なら英語で、が普通になってきているのでしょう。メトの映画館での世界配信公演では、歌手へのインタビューもありますが、これはもう相手の母国語もオペラの言語も知らないよ〜〜とばかり、当然という感じで通訳なしの英語ですね。

1980年代のはじめに作られたバイロイトのニーベルングの指環のメイキング映像(外国版LD視聴)もインタビュー言語がちらっと気になりました。イギリス人が制作したもので、映像内で語らせているのは、まずは、映像監督のブライアン・ラージ、ヴォータン役のドナルド・マッキンタイヤー、ブリュンヒルデのギネス・ジョーンズ、ジークリンデのジャニーヌ・アルトマイヤー、練習指揮者のジェフリー・テイト、イギリス人のジャーナリスト。以上全員英語を母国語とする人。指揮のピエール・ブーレーズ、演出のパトリス・シェローはフランス人ですが、ちょっと無理して・・という感じの英語で話しています。案内役のフリーデリンデ・ワーグナーは母国語並みの英語。母親が英国人ですから自然なことなのでしょう。そして彼女の兄弟であるヴォルフガング・ワーグナー一人がドイツ語で、英語字幕付き。『この人だけドイツ語で喋っているのがよくわからない。(他の人はどこの国の人でも英語なのに)』という感想をどこかで見かけて、複雑な心境になったことあり・・です。
それはともかく、こうなったいきさつとか心理など、本当のところはわかりませんが、いろいろ推察するのもおもしろいんじゃないでしょうか。
by euridice (2008-02-24 12:58) 

keyaki

上のコメントで、フランスの放送局云々のところは、つまり、ライモンディのインタビューしかなかったということなんです。他の歌手には、フランス語ではできないと断られたんだと思います。

生中継ではよくあることですが、イタリアの劇場ですと、イタリア語で受け答えのできる歌手にインタビューしてますので、メトも、同じということでしょうね。まあ、休憩時間の突撃インタビューですから、通訳を介してまではやらない、ということでしょう。
でも、DVDの付録でつける場合は、そうもいかないので、各人各様ということなんでしょうね。
同じマドリードでも《トスカ》のDVDは、この《セビリアの理髪師》と同じOpusArteの制作で、OpusArteもイギリスの会社ですが、英語はゼロ。インタビューは、イタリア語が堪能なスペイン人の音楽ジャーナリストとおぼしき人で、ライモンディ、デッシー、アルミリアート、指揮者のベニーニ全員にイタリア語でインタビューして、英語の字幕をつけています。まあ、その時々のいろんな事情なんでしょうね。
DVDを買う楽しみは、おまけの付録かもしれませんね。最近はTVで放送する場合が多いですから。
by keyaki (2008-02-24 13:52) 

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