ガブリエル・バキエの本《Gabriel Bacqier en quelques notes...》 [オペラ関連書籍&雑誌]
フランスのバリトン、ガブリエル・バキエ(1924.05.17- )の本《Gabriel Bacqier en quelques notes...》が出版されています。バキエは、83才、一昨年のライモンディとの対談でも、まあ、よく喋ってとてもお元気でしたが、もちろんオペラ歌手は引退しています。
R.ライモンディは若い頃は、パリでも人気の歌手でしたから、バキエとは共演もしていますし、親しい間柄なんですが、この本を知ったのは、フランスアマゾンで検索に引っかかったからなんです。なんで引っかかったかというとライモンディが序文を書いていて、ご覧のように表紙にも"Préface de Ruggero Raimondi"とあるからなんです。ライモンディコレクターとしては、フランス語が分からなくても買うしかないってことですね。アマゾンでは売り切れで買えなくて、他の書店で買いました。もちろんネットですよ。
大きな字で、フランス語をちょっと勉強した方なら、簡単に読めそうですし、写真も掲載されていて、私もお顔を知っている往年の名歌手や指揮者たちとの写真等、読めなくても楽しめました。公演記録がもっと詳細ならいいんですけど、ロールデビューと劇場デビューの年表だけなのは残念です。しかし、この装丁の本で27.50€って高いですよね。ユーロ強すぎ、現在レート160円以上ですからね。送料含めて6000円以上でした。
ライモンディが書いた序文と、本文中のライモンディの項をスキャンしてアップします。
★Préface de Ruggero Raimondiの頁
★本文中のライモンディについての頁
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ライモンディとバキエの公開インタビュー(音声ファイル仏語)
ライモンディとバキエの一般公開インタビュー
>バキエ
なんともいえない味のある方ですよね・・
いくつか関連記事があるので、TBします。
by euridice (2008-01-20 14:03)
euridiceさん、往年の名歌手って、日本でいえば歌舞伎役者っぽいですね。映画にもちょいちょい出てるんですよね。
TBありがとうございます。
by keyaki (2008-01-21 19:16)