アバド指揮《ランスへの旅》またまた面白ビデオクリップ [ランスへの旅]
アバド指揮《ランスへの旅》の愉快な映像がYoutubeにアップされています(右の写真からリンク)。
1992年ペザロの公演のアンコールの部分で『14声のコンチェルタート』手紙の場面です。前にもベルリンとかウィーンの映像を紹介しましたが、これも歌手の皆さん、かなりリラックスして楽しんでいます。スチューダーのメイクが漫画みたいですし、低音3人組、レイミー,ガッロ、ライモンディが、狭い所に登って歌っているのも可笑しい! フリットリもチョイ役で出ているんですよ。鮮明な映像ではありませんが分かりますよね。
アバドは、シドニー卿とドン・プロフォンドに、レイミーとライモンディという当時のバス歌手の双璧をもってきたわけですが、アバドだからこういうことが可能だったんでしょうね。いつもの生真面目なレイミーとは別人のようですね。《ランスへの旅》は、アバドとの初共演だったんですが、とても楽しいものだった、とレイミー自身も語っています。
★Gasdia,Cuberli,Valentini Terrani,Studer,Lopardo,Merritt,Ramey,RR,Dara,
Gallo,Frittoli
アバド指揮の《ランスへの旅》公演記録
1984年8月 ペザロ TV放送 CD
1985年9月 ミラノ・スカラ座 ライブ録音 一部ビデオクリップ
1988年1月〜2月 ウィーン国立歌劇場 TV放送 ライブ録音
1989年5月 ウィーン国立歌劇場
1989年10月 東京文化会館(ウィーン国立歌劇場来日公演)
1992年2月 フェッラーラ
1992年8月 ペザロ ライブ放送
1992年10月 ベルリン BS放送 CD
参考:Il Viaggio a Reims 1984ー2005 キャスト詳細
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3種類の14声のコンチェルタート♪ペーザロ、ウィーン、ベルリンVideoClip
《ランスへの旅》14声によるコンチェルタートいろいろ(2)とおまけ♪1985年9月ミラノ・スカラ座VideoClip
オーケストラまでピョコンと跳ねちゃって楽しいですね!
by (2007-12-02 23:06)
りょーさん、気づきましたか!観察力がするどい!
左端の方にフリットリがいますが、彼女も楽しそうに跳ねてますね。25歳くらいかな。
ベルリンでの公演は、BSでも放送されたんですけど、イギリス国歌とかドイツ国家が歌われる場面では、その国のオケ団員が起立して演奏したりして、和気あいあいの楽しいものでした。
by keyaki (2007-12-03 09:50)