ペーター・マーク指揮 1818年版《Mosè in Egitto》Rai3で明朝放送

★メモ：この放送の解説者(Lorenzo Chiera)は、キャストを最初と3幕の前と最後に合計3回読み上げましたが、全部モゼを忘れて？ファラオーネから紹介していました。某オペラのサイトで、モゼは誰が歌ったんでしょうか？　という質問がありましたが、私はモゼ＝ルッジェーロ・ライモンディに決まっているから、省略したんだろうなんて思いました。というのは半分冗談ですけど.....2幕と3幕の間では、各歌手の短い紹介をしていましたが、そこでは、一番にライモンディのことを紹介していましたけど....(2007.7.17追記）

　イタリアの放送局Rai3で、本日15日深夜24時から、ロッシーニの《Mosè in Egitto》が放送されます。日本時間では、16日月曜日の朝７時から...ですよね（夏時間だから）。いつも自信がもてませんが...

★Rai3 《Mosè in Egitto》
↑このページの一番下のチカチカしているバーの下の『Ascolta Radio3』をクリックすると聴くことができます。
　ロッシーニのMosè....は、名前もバージョンもいろいろあって複雑で考えるのも面倒になりますが、このペーター・マーク指揮の《Mosè in Egitto》については、過去に取り上げて記事にしています。ところがですね、今回のキャストを見ますと、ファラオーネがクルト・リドルではなくて、シルヴァーノ・カローリですし、アメノフィも違ってますよ。でも、同じ時の録音なので、再度、ファラオーネを注意して聴いてみたところですね、これはシルヴァーノ・カローリですわ。私には、カローリは、声のバカでかいおっさんのイメージなんですが、ロッシーニなんで、それほど声を張り上げてません。ということで、こちらのキャストが正しいと思います。
　最近、Rai3では、オペラの中継だけでなく、過去の録音をお蔵から出して来て、放送してくれています。ありがたいことです。時々チェックすると掘り出し物が出てくる可能性があります。
☆参考：《Mosè in Egitto》の解説とリブレット

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