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トリノ歌劇場のノセダ新音楽監督2007/08プログラム発表 [RRと指揮者]

※↓写真をクリックするとネット中継のほんの一部が見られます。
 7日のイタリア時間の午前11:30分、テアトロ・レッジョの2007/2008シーズンのプログラムが発表されました。どこかの決算発表のようにネットで中継されましたので、ちょっと見ましたが音楽監督に就任する指揮者のノセダ氏がいろいろ説明していました。
 2007/2008シーズンは、10月7日ライモンディ主演の《ファルスタッフ》で開幕。ピッツィ演出のボローニャ歌劇場との共同制作です。ボローニャでは、同じくライモンディ主演で来月6月に上演されます。トリノでは、アリーチェとフォード氏が、フリットリとナターレ・デ・カロリスという実際の夫婦という組み合わせです。指揮は、テアトロ・レッジョ・トリノの音楽監督に就任するジャナンドレア・ノセダ Gianandrea Noseda 。左の写真がノセダ氏ですが、ちょっと頭は薄くなってますが、なかなか端正な顔立ちです。1964年、ミラノ生まれ、ということは、40そこそこの若い音楽監督ですね。
 オペラは、新演出が《ファルスタッフ》《サロメ》《皇帝ティートの慈悲》《ルクレツィア・ボルジア》《エドガール》、再演が《アリアーヌと青ひげ》《リゴレット》、バレーが《LE CORSAIRE 海賊》《Spartacus スパルタクス》《Giselle ジゼル 》となっています。
 《エドガール》は、プッチーニの2作目のオペラだそうですが、主演はホセ・クーラ、やっぱりというかんじですね。なにがって、マイナーなオペラじゃないですか.......
 《サロメ》は、アニヤ・カンペ主演、新国の《オランダ人》のエルザで評判だったソプラノです。その他詳細は、テアトロ・レッジョ・トリノのサイトでご覧下さい。
メモ:Sovrintedente:Walter Vergnano/芸術監督:Marco Tutino(2002〜)


■新音楽監督の指揮者ジャナンドレア・ノセダの略歴:
 1964年、ミラノで生まれる。同地でピアノ、作曲、指揮法を学び、1994年に指揮者としてデビュー。ゲルギエフの信頼厚く、1997年マリンスキー歌劇場客演首席に抜擢される。1998年、スペインのカダケス管の首席指揮者、1999〜2003年ロッテルダム・フィルの首席客演指揮者を務め、2002年9月には、マンチェスターを本拠とするBCCフィルハーモニック管弦楽団の首席指揮者に、2003〜2006年RAIの首席客演指揮者、2007年9月トリノ歌劇場首席指揮者に就任する。日本でも、定期的に東京交響楽団、NHK交響楽団を指揮しており、度々来日している。
RRのメトロポリタン歌劇場出演について:
余談ですが、2008年、メトで《セビリアの理髪師》のドン・バジリオを歌うと公式に発表されていますが、非常に疑わしいそうです。チューリッヒ歌劇場出演中のライモンディに確認したところ、出演するともしないとも、お茶を濁したようななんとも要領を得ない返事だったそうです。楽しみにしているアメリカのファンを不安にさせたくはないが、本人はあまり乗り気ではない感じだったそうです。どうなるんでしょう。
また、M.アルバレスも《ホフマン物語》に出演すると発表されていますが、これも歌わないのではないかという噂があるそうです。
The Met Opera's 2007-08 Seasonニュース


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コメント 5

そういえばネトレプコのDGのデビューアルバムは、ノセダが指揮でしたねえ。
by (2007-05-08 22:55) 

keyaki

gonさん、デビューアルバムがノセダで、次がアバドでしたか。
ゲルギエフつながりかもしれませんね。
by keyaki (2007-05-09 00:38) 

tsukune☆彡

3枚目がゲルギエフなので、これで三部作?が完結ってことですね。(*^_^*)
by tsukune☆彡 (2007-05-10 03:49) 

keyaki

tsukune☆彡さん、さすがに詳しいですね。
>これで三部作?が完結ってことですね。(*^_^*)
「若くてかわいい」「ゴージャス」「おちついた女」ってとこでしょうか。

3枚目のジャケット見てきました。ロシアン・アルバムというやつですね。お風呂上がりのバスローブかと思いましたが、拡大してみたら毛皮のようですね。1枚目か2枚目は、「エスカーダ」のお洋服ということでしたが、これもですか?
最近の大手レーベルは、オペラ全曲は、いい歌手が揃えられないせいか、こういうので、必死に売り出しているというかんじですね。
by keyaki (2007-05-10 09:49) 

tsukune☆彡

確か、エスカーダだったと思います。
それだけじゃなくて、最近リリースされたヴィラゾンとの二重唱集もエスカーダのはずです。
DVDとセットになったデラックス版の輸入版は、ちょっとしたフォト・アルバムみたいな作りになっていて、ゲオルギュー&アラーニャ路線で売り出そうっていう魂胆がもの凄いんです。
もう仕事でもプライベートでもアツアツの熱愛中!みたいな写真満載で...
by tsukune☆彡 (2007-05-10 13:22) 

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