パリ・ガルニエの《Così fan tutte》全公演終了 [コジ・ファン・トゥッテ]
10月23日から11月8日までの公演は、無事終了しました。昨年に引き続きガルニエでは2回目ですが、ドラベッラ役で人気のガランチャが個人的理由で降板して、ハンナ・エステル・ミヌティッロ Hannah Esther Minutillo に代わりました。 ライモンディは、10日にチューリッヒで《ドン・パスクアーレ》に出演して、21日から30日まで、アンデアウィーン劇場でハーディング指揮で、また《コジ・ファン・トゥッテ》です。 ガルニエでの公演を何度か観ている人の簡単なレポートがありますので、まとめておきます。 |
▼10月23日(月) 昨年の舞台とは変更されていたところがあった。たとえば、最初のルッジェーロの登場が、前より遅かったので、彼はなにをしているんだろう、来ないのかしら??と思った。 音楽的には、悪くはなかった(かなりよかった)。RRは、好調だった。マクローリンは、ボニーよりよかった。しかし、新しいドラベッラは..... ▼10月27日(金) 今晩のパフォーマンスは、歌手たちが、音楽の前に歌うほどスロ〜〜〜なマエストロ(クーン)のせいで、よくなかった。 ▼10月30日(月) 今晩のパフォーマンスはとても良かった。ルッジェーロは盛大な拍手を受けていた。 ▼11月3日(金) 今日のパフォーマンスは、今までで一番、良くなかった。残念ながら、全員皆、疲れているように見えた。 ☆dognorahさんがブログにこの日のレポートを掲載されています。カーテンコールの写真もあります。こちらからどうぞ! ▼11月6日(月) 今晩のパフォーマンスは、3日よりは、ちょっとばかりよかった。 しかし....クーンは、すご〜〜〜〜〜〜〜くゆっくり指揮したので、常に歌手と"ずれ"ていた(歌手たちはオーケストラに合わさない)。そして、フィナーレの"V'ingannai, ma fu l'inganno" のところで、大きくずれた。ルッジェーロは、狼狽した。 ※以上フランスのオペラのサイトを運営している学生さんのレポートです。 |
keyakiさん、こんにちは。
クーンて、何歳かと思って調べたら、もう60歳越えているんですね。それじゃあ、この演出が生きてこないと思うけどなあ・・・。
TBさせていただきました。
by Orfeo (2006-11-11 12:02)
Orfeoさん、TBありがとうございます。
リンクさせて頂こうかな...と思っていたんですよ。
指揮者の60歳は、まだ若いんでしょうけどね。
いろいろな指揮者で歌うのがオペラ歌手で、それに合わせなければならないんでしょうけど、生舞台だと、けっこう指揮と噛み合ってない公演に遭遇することがありますね。
by keyaki (2006-11-11 21:01)
クーン、9月のガルニエでの「ティート」も、いけてませんでした。テンポが気持ちよくないのですよね…。
by (2006-11-15 23:48)
gonさん、モーツァルトはけっこう歌手が歌いにくいとかって指揮者とトラブルになることがあるようですね。
by keyaki (2006-11-16 15:27)