SSブログ

オペラ界のトゥーランドット姫 [トゥーランドット]

氷上のトゥーランドット姫は誰が見ても美しかったですね。
オペラファンの間では、《トゥーランドット》の曲が使われたことで、なんとなく自慢だったりもするようですが、でもでもオペラ界の、、、あ〜ぁぁぁぁぁ、
この写真は、フィレンツェで1月に上演されたチャン・イーモウ監督演出の《トゥーランドット》の姫です。今年の9月に来日するフィレンツェ5月音楽祭の公演(1997年の再演)と同じアレッサンドラ・マークという歌手です。
これだけ巨大だと、さすがにオペラ出演のオファーは少ないようですが、なぜかトゥーランドット姫だけはオファーがくるようです。困ったもんですわ。ソプラノドラマティコは人材不足のようです、リューを歌うソプラノはやまほどいますけど、だからといって、、、
こういう歌手については、声が良けりゃいいだろ!という方におまかせしますが、本当に声がいいのかしら?見た目にだまされてませんかぁ、、、、と言いたい。
興味のある方はこちらもどうぞ!
パヴァロッティがちいさくみえます
ちょっとちょっと、なんですかこのツーショットは!(オペラ界の三人○○娘の一人だったはずのボイトは脱落したのかしら)
フィーダーのアイドル ※フィーダーとは、どんどん喰わせて太らせることに快感を感じる変態男のこと、アメリカにはこの手の男がいるそうです
このように公式のHPにいっぱい写真がありますから、関心のある方ご自分で捜して行って見て下さい。ホワイトハウスにも招待されたんだからね!と自慢の写真もあります。太り過ぎという自覚はないようです。

◇もうひとつ、肥満姫の写真をどうぞ!


これはedcさんがコメントで紹介して下さった歌手シャロン・スイートです。DVDでもリリースされているチャン・イーモウ監督演出の北京の紫禁城での公演です。シャロン・ストーンじゃないですよ!
ところで、このスイートもマークもイーグレンもNYメトでゼッフィレッリの《トゥーランドット》に出演しているんですよ。
これは、エヴァ・マルトン&ドミンゴの映像がお馴染みで、エヴァ・マルトンが「氷の姫君」にふさわしくツンとおすましで素敵です。edcさんがTBして下さいましたので、詳しくはそちらでどうぞ!


nice!(1)  コメント(15)  トラックバック(4) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 15

TARO

>With Jane Eaglen

凄いですねえ・・・。強力です。
デボラ・ヴォイトは脱落しました。
いまやマルシャリンなんか演じる人ですから!
by TARO (2006-03-01 15:28) 

みど

あははははっは。。。
みどの以前についていた先生もおおきい方だったのでなんだか懐かしくなりました。
それにしてもほんとにパヴァちゃんが小さく見えますね。。。
by みど (2006-03-01 16:39) 

euridice

北京公演、DVDになっているのは、カゾッラで、普通体型ですが、トリプルキャストだかの他のソプラノは二人とも凄い巨体。パンダが立ち上がったみたいな......

楽屋で、髪飾りだかなんだか、衣装の一部が気に入らないと文句をつけてるんですけど、あんなのはみっともない(ugly)から身につけたくないわ、もっとエレガントなのにしてほしいとかなんとか・・・ もうちょっとエレガントな体格になったらって....^^;
by euridice (2006-03-01 18:53) 

euridice

私が見た中で、いちばんそれらしく違和感なくお芝居と音楽を楽しめる映像は、メトロポリタン歌劇場のだと思います。TBします。
by euridice (2006-03-01 21:03) 

なつ

…私、フィレンツェ『トゥーランドット』チケット買ったのですが、カラフのキャスト選びの方を気にしていて、氷の姫君の方はあまり考慮していませんでした。「もしかして…?」と思っていましたが、やはりそうでしたか…。
どうしてもドラマティック・ソプラノというと、こういう体形の方が多くなってしまうのでしょうか?
声帯は筋肉だから、脂肪と直接関係ないような気が、素人にはするんですが。

マリア・グレギーナは、トゥーランドットを一度受けると、そればかり歌うことになってしまうからと、オファーを断っているらしいですね。
by なつ (2006-03-01 22:25) 

keyaki

>TAROさん、
ヴォイトは、ちょっとタイプが違いますね。
若い時は、スラリと美人だったし、トゥーランドットもレパートリーではないですものね。
イーグレンもマークも一般体型の時はなかったようですし、ダイエットするつもりもないようですね。

>みどさん、nice! ありがとうございます。
あははははっは。。。でしょ。
ここまでくると普通の肥満ではないですよね。

>euridiceさん
のコメントにある紫禁城の肥満姫様のお写真アップしました。
確かにパンダ並、4頭身体型で木目込み人形のお雛様のようでマンガチックですね。
TBありがとうございます。私もこのトゥーランドットが好きです。

>なつさん、
フィレンツェの来日はカラフがトリプルキャストで、姫様は、マークだけ。なんか変ですよね。

なるほど、そうなんですか。
グレギーナが断っているということから考えると、マークは、トゥーランドットしかオファーが来ないということですね。
by keyaki (2006-03-01 23:19) 

TARO

シャロン・スウィートはあまりといえば、あまりにも声が美しいので、仮に体型がイーグレンとマークを足した位だったとしても(2で割らない)許せます。
最近名前聞かないけど、どうしちゃったんでしょう。天使のような透明純粋な美声と、超ドラマティックな声という、普通なら両立しない特徴を兼ね備えてたんですが。

>カラフがトリプルキャストで、姫様は、マークだけ。

ん???3人のカラフの体重をあわせて、ちょうどとか・・・
by TARO (2006-03-02 00:49) 

ヴァラリン

イー●●ンとのツーショットは厳しいですねぇ…( ̄∇ ̄;)

マーク姫はアメリカンですか?アメリカでは普通に見られる体型なので、痩せよう!という気にもならないのかもしれませんね(^^;
ヴォイトはその点、エライじゃないですかぁ。

>木目込み人形のお雛様
今年も飾ってますので、よかったら見比べてみて下さい(なんちゃって^^;)

紫禁城のライブ映像は割と好きなんですけど、楽屋でのお話には気がつきませんでした(^^;ちゃんと観てみます…
by ヴァラリン (2006-03-02 06:16) 

euridice

>シャロン・スウィート
間違っていたらごめんなさい。以前どこかの掲示板で見ましたが、
立つこともできなくなって引退状態らしい...... 脚の手術をしたけどうまくいかなかったとか..... ????
by euridice (2006-03-02 07:38) 

keyaki

マーク姫はアメリカンのようですよ。
しかし、アメリカ的肥満は社会問題ですよね。

>木目込み人形のお雛様
1番左の写真は本当にお雛様みたいで、手つきも可愛い!
ヴァラリンさんのブログで、3月3日を思い出しました。
我が家のお雛様も木目込みなんですよ。昨年もお話ししましたけど。猫ちゃんがいるのでずーっと出してませんね。

>シャロン・スウィート
そうなんですか。そんなに美しい声なんですか。
2001年頃までは、マークとのダブルキャストでワシントンオペラで名前が確認できますが、どうやら、教える方に専念しているのではないかと思います。
by keyaki (2006-03-02 10:06) 

TARO

>立つこともできなくなって引退状態らしい......

呆然・・・確かにデズデモーナとか歌うと、後ろにオテロとイヤーゴがすっぽり隠れちゃうんですけども。
数年前のパリでのノルマを聞きたかったんですが、かなわなくって残念。もっともベルカント向きの人かどうかは疑問ですが(ベルカント・レパートリーは、聞いたことないので分かりませんが)。
by TARO (2006-03-02 23:45) 

助六

いやー迫力。フェ(ッ)リーニ世界が実在するという感じ。
考えてみたら3大OO姫+1+a、皆舞台で観てることに気がつきました。

但しマークは95年にヴァーグナーのオケ伴リサイタル1回のみ。

スウィートは97年9月のパリのザンベロ演出トゥーランドット1回だけ。この「トゥーランドット」、後半の配役はマーク、99年9月の再演時はイーグレンでした。マーク、イーグレンではさすがに遠慮して観ませんでしたが。仏批評のイーグレン評は「本当に圧倒的なのは体格のみ」なんて書いてましたねぇ。

イーグレンは98年4月にパリでノルマ、同年12月にミラノでブリュンヒルデと重量モノ立て続け。正直言って何歌っても体型も(もちろん!)歌も同じ感じ。強いて言えばヴァーグナーのほうがまだましか。おまけに両公演とも偶々ココス演出(演出と言うか舞台美術家だけど)、ノルマの生贄とブリュンヒルデの自己犠牲のシーンは動きも舞台装置も事実上同じ始末でココスの鉄面皮ぶりには脱帽。3重に金太郎飴と言いますか。

ヴォイトはパリで00年ゼンタ、02年にマクベス夫人を観ました。イーグレンと似たようなもので、強いて言えばヴァーグナーの方がマシかも。

正直なところスウィート、イーグレン、ヴォイトは、小生、体型も顔も声も記憶の中で区別つきません。「声塊、O塊」で一緒くたになっちゃってます。マークだけは暗くこもりがちの声色がちょっと違うという感じで記憶の中では分離してますけど。
こう見ると、重たい役は「様式」なんぞお構いなしで「塊系」がのべつ担当している形ですね。彼女たちの奮闘でこの辺のレパートリーの上演が一応可能になってるとも言えるかも。

+aはフランスのフランソワーズ・ポレ。この頃フランスでも聴かなくなっちゃいましたが。声は上4人よりリリックでヴィブラートの幅が広くはっきり違うタイプだけど、シルエットは重なりますねぇ。シュニッツラー原作のブースマンスの現代オペラ「円舞」でベッド・シーンがあるんだが、寝返りまでドサリと打つサーヴィス振りでパリ(シャトレ)の客は遠慮なくゲラゲラ笑うありさまでしたよ。

カバリエも80年代始めまでトゥーランドット歌ってるそうだから、体型的にも迫力だったかも知れませんね。
by 助六 (2006-03-03 09:23) 

Orfeo

keyakiさん、こんにちは。TBありがとうございます。

なんか、物凄い世界ですよね!荒川選手のおかげで『トゥーランドット』とオペラに興味を持って、なにも知らずにフィレンツェの来日公演を見に行ったりすると、絶対ぶったまげますわね(爆)。荒川選手じゃなくて、ミ○ティのほうだったら納得するだろうけど・・・。

TB返しさせていただきました。
by Orfeo (2006-03-03 12:16) 

keyaki

助六さん、フェリーニの映画には必ず出て来ますね。
「アマルコルド」で、少年が、ものすごい肥満体の女の胸に顔を押し付けられて、窒息しそうになりますが、あの少年は、フェリーニですよね。
少年の頃から、異常に豊かな肉体?に異常な興味があったということですね。

>+aはフランスのフランソワーズ・ポレ
フランス人歌手には肥満体がいないなぁ、、と思っていましたが、いるにはいるんですね。でも、アメリカほど受け入れられないのかしら?

>カバリエ
彼女は、不思議なことに太っても顔があまり変わらないですね。
by keyaki (2006-03-04 04:09) 

TARO

>フェ(ッ)リーニ世界

良かった、フェルリーニじゃなくて・・・
ポレさんってそんな肥満体でしたっけ。以前にN響定期で演奏会形式のジークリンデを聞きましたが、さすがに三大○○の迫力にまでは及んでいないですよね。
by TARO (2006-03-04 12:09) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 4

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。