最新の「ロンバルディ」と余談 [ロンバルディ/ジェルザレム]
2005年9月にフィレンツェ歌劇場で、「ロンバルディ」が上演されました。 ネットで放送されましたので、一部ご紹介します。 ドン・ジョヴァンニで活躍中の若手歌手、E・シュロットはじめてのヴェルディのようです。 時代を置き換えているようですが、レビューがありますので、こちらでどうぞ。(私は写真を見ただけ) こんな複雑奇妙奇天烈な内容のオペラの置き換えは、ますます訳が分からなくなるような気がしますけどどうなんでしょうね。憎悪は時代を超えたものですが、父親殺しで、所払いは現代では通用しないですし... |
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kyakiさん、TBさせて頂きました。
「ロンバルディ」の放送聴き逃したのは残念でしたが、おかげさまでシュロット@初ヴェルディを聴かせて頂けました。
この演出、ひょっとしてイラク戦争を舞台に設定したのでしょうか?
アレーナの方のハプニングはあらかじめ記事で読んでいても、ほんとうにバタッだったので、やっぱり驚きました。
ハプニングといえば、サントリー・ホール・オペラの「ドン・カルロ」で、レナート・ブルゾンの声が出なくなり途中降板した時のことが思い出されます。
急遽、日本人の若手バリトンが代役に立ったのですが、彼がアリアを歌い終えた後、ニール・シコフがドン・カルロではなく、素の顔で微笑みながら、何か声を掛けていたのが、印象的でした。
by なつ (2005-11-03 23:46)
これ、シュロット君だったんですね、ムーティかと思いました(笑)ネクタイのせいかな・・・
ロンバルディア人は(イエルサレムとこのオペラはどういう関係なんでしたっけ?)前のログで仰ってたコロンバーラのを見たことがあるだけですが、確かにコロンバーラはいつでも小ぎれいなコロンバーラのままでしたね(笑)隠者に見えません^^;
ハプニングも見せていただいちゃいました。おーだいじょうぶかー?!と何人かがわらわら集まるところがいいですねぇ、おおらかで。
画面で見逃していたといえば、あのトリノのオテロ、最後の場面でライモンディ・ヤーゴが階段の途中でばったりとうつ伏せに果てているのを発見して驚きました。
by (2005-11-04 00:12)
なつさん、TBありがとうございます。
>イラク戦争を舞台に設定
読んでないのですが、はっきりそうは書いてないような・・・
あのあたりの紛争は、キリスト教というよりは、ユダヤですものね。
生の舞台はいろいろありますね。 カーテンコールでも、そういう"素の顔"でねぎらっていることがありますけど、素敵ですよね。
by keyaki (2005-11-04 16:14)
りょー さん、ちょっと怖いムーティかも (笑)
>イエルサレム
ロンバルディがあんまりな話しなので、人物設定も変えてわかりやすくしたようですけど、どうなんでしょう。それからパリ・オペラ座のための改訂版なんでフランス語ですね。
ライモンディは、両方やっていて、テレビで粗筋を説明してますが、変な話しです・・と苦笑しながらしゃべってます。パガーノではなくて名前もフランスたどロジェ、イタリアだとルッジェーロなんだそうです。(パパチェーザレが言ってましたね)
全曲は聴いたことがないです。
同じ女性を兄弟で争って、兄を殺そうとして、彼女の父の伯爵を間違って殺しますが、殺したと思ったら生きてたんですけど、まあ、その時は死んだと思って、兄に罪をなすりつけちゃうのね。で兄も逃げて、弟も逃げてパレスチナで罪に苦しみながら隠者になっていて、伯爵が十字軍を率いてこの地に来て、全員集合しちゃうわけです。最後に死ぬのはロジェだけです。
かえって分かりにくくなってるかもですね。
>最後の場面でライモンディ・ヤーゴが階段の途中でばったりとうつ伏せに
ええーー、逃げ切れなかったの!
知らなかった、確認してみます。
by keyaki (2005-11-04 16:36)