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RRのエピソード:声楽授業(11)レオーネ・マジエラ [ L.Magiera著:RR]

RRのエピソードとして、ぼつぼつご紹介している「Ruggero Raimondi」の著者レオーネ・マジエラについて調べてみました。
まず、マジエラ氏とは、何者かですが、一番最近では、「パヴァロッティのさよなら公演」で、彼を支えていた、指揮者でピアニストです。
オペラ歌手に詳しい方には周知の事実ですが、フレーニ、パヴァロッティ、マジエラは、モデナ出身でとても親しい間柄です。
フレーニは、1955年20才で、故郷のモデナでカルメンのミカエラ役で、オペラ歌手としてデビューします。1年後、レオーネ・マジエラと結婚、長女誕生、オペラ初役のミカエラと名付けます。1958年にオペラの舞台に復帰、夫の適切なアドヴァイスに支えられ、世界の歌劇場で歌うようになります。
(後年、マジエラ氏とフレーニの結婚は破綻しますが、フレーニは、娘が成人するのを待って離婚、1978年バス歌手のニコライ・ギャウロフと結婚します)

レオーネ・マジエラの簡単な経歴:
1935年モデナに生まれる。15才で優秀な成績でピアノのディプロマを取得し、劇場で働き始め、同年に最初のコンサートを行った。所謂、神童ピアニストとしてキャリアを始めた。
声楽教育、作曲、合唱の指導、ピアニスト、オーケストラの指揮者として活動。今世紀の偉大な歌手と共演、スコット、バレンティーニ・テッラーニ、フレーニ、パヴァロッティ、ライモンディ等の伴奏を引き受け、そして、オペラの解釈のエキスパートとして、国際的レベルで活躍する。 ザルツブルグ音楽祭では、カラヤンのために、主な歌手の準備の監督コーチを引き受けた。
著書「Luciano Pavarotti」「Mirella Freni 」「Ruggero Raimondi」

◇ミレッラ・フレーニ:MirellaFreni 1935.02.27- [イタリア]
◇ルチアーノ・パヴァロッティ:Luciano Pavarotti 1935.10.12- [イタリア]


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コメント 2

euridice

>中学の同級生
こういうの珍しいんでしょうけど、世界は狭い?!
by euridice (2005-08-22 17:50) 

keyaki

なんか、楽しそうでいいですよね。さすがイタリアですよね。
エミリア・ロマーニャ、モデナとかボローニャあたりは歌手を多く輩出する土地柄のようですね。そんなことをライモンディが喋ってましたね。
by keyaki (2005-08-24 03:08) 

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