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新国《蝶々夫人》鑑賞記録(2005.7.6) [オペラ生舞台鑑賞記録]

 「蝶々夫人」感動しました。 はじめての生舞台の「蝶々夫人」で、こんなにすばらしい舞台に出会えて運がよかった! ボエームでも椿姫でも、涙が出たことがない冷血漢の私ですが、泣けました。子供があどけなくて、とてもかわいくて涙を誘いました。
 蝶々さんの大村博美さん、歌も演技も素晴しく、やっぱり日本人が演じるといいなぁと思わせてくれました。シャープレスのオテッリもよかった。他のキャストもズレがなくよかったです。
 蝶々さんの立ち居振る舞いがとても美しく感心しました。合唱団や、日本人役の歌手さん達も違和感がなく、着物が地味におさえてあったのも簡素な舞台にマッチしてました。


HPの日記を転載、コメントも転載します(2007.4.3)
コメント:
■同感です。私も感動した舞台はありますけど、実際にこれほど涙があふれてしまったのは、はじめてでした。
作成者 edc : 2005年7月7日(木) 09:29
■日本人の蝶々さんなら誰でもというわけではないですね。鬼瓦のような歌手さんでは、感情移入無理ですものね。その点、大村博美さんは、清潔な美しさがあってよかったですね。舞台に近い席でしたので、歌手さんの表情もよく見えてすばらしかった。また、あの子役がすばらしかった!
作成者 keyaki : 2005年7月7日(木) 10:46


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コメント 21

サンフランシスコ人

大村博美は、アメリカの歌劇場に出演した事があるのでしょうか?
by サンフランシスコ人 (2008-03-27 02:18) 

keyaki

サンフランシスコ人さん
大村博美は、フランス在住で、ヨーロッパを中心に活躍されているようです。
アメリカではありませんが、カナダのモントリオールオペラ で、5月末から「蝶々夫人」に出演するようです。
大村さんのホームページがありました。↓
http://www.geocities.jp/hiromi_omura/
by keyaki (2008-03-27 02:38) 

サンフランシスコ人

The Jerusalem Post (イスラエルの有力紙)英語版
2008年 4月 3日

http://www.jpost.com/servlet/Satellite?cid=1207209965630&pagename=JPost%2FJPArticle%2FShowFull

"This production features Japanese soprano Hiromi Omura making her local debut as Cio Cio San"
by サンフランシスコ人 (2008-04-06 05:54) 

keyaki

サンフランシスコ人さん、お知らせありがとうございます。
この予定は、彼女のホームページにも載っていましたが、イスラエルはオペラも盛んなんでしょうね。ドミンゴが、売れない時代に、テルアヴィヴで修行したのは有名な話しですし。
私の世代ですと、テルアヴィヴというとあのいやな事件のことしか思い出しませんし、しかも今でもその当時と変わらない情勢なので、行ってほしくない地域です。
by keyaki (2008-04-06 09:51) 

サンフランシスコ人

イスラエル・オペラのホームページ

http://www.israel-opera.co.il/Eng/?CategoryID=194&ArticleID=82

http://www.israel-opera.co.il/Eng/?CategoryID=263&ArticleID=410

by サンフランシスコ人 (2008-04-06 12:02) 

keyaki

リンク先見ました。
大村さんの写真もなかなか素敵ですが、蝶々さんというよりは、トゥーランドットみたいだわ。いつまでたっても日本と中国の区別がつかないんですね。
あら、ピンカートンが、トドロヴィッチじゃないですか。

by keyaki (2008-04-06 17:58) 

サンフランシスコ人

昨日、 The Jerusalem Postのホームページに英語の批評が出ました!

http://www.jpost.com/servlet/Satellite?cid=1208246573121&pagename=JPost%2FJPArticle%2FShowFull
by サンフランシスコ人 (2008-04-17 04:08) 

keyaki

サンフランシスコ人さん
リンクありがとうございます。ざっとでも訳していただけるとなおありがたいのですが。
大村博美さんの蝶々さんは、どうやら、好評だったようですね。
演出については、私の貧弱な英語読解力では、誤読の可能性もありますが、舞台の後ろのスクリーンに「死」という漢字を写したということですか?
by keyaki (2008-04-17 14:26) 

サンフランシスコ人

In the title role, Hiromi Omura perfectly captured Cio-Cio-San's fragile, delicate character.

「タイトル・ロールの大村博美は、弱々しく、か細い蝶々夫人の人柄を完壁 に実演した。」


by サンフランシスコ人 (2008-04-28 07:30) 

keyaki

サンフランシスコ人さん
私が、お尋ねしたのは、
>舞台の後ろのスクリーンに「死」という漢字を写したということですか?
なんですけど。
by keyaki (2008-04-28 17:26) 

euridice

サンフランシスコ人さん、keyakiさん
横から失礼します。
>>舞台の後ろのスクリーンに「死」という漢字を写したということですか?
なんですけど。
斜め読みしたところでは、その通りだと思います。

蝶々さんが自殺する場面に先立って
「英語のdeathという意味の日本語の文字が映写されたが、
おそらくその文字を知らないと思われる観客には無意味だったに違いない」と書いてありますから、多分『死』という漢字が映されていたのでしょう。仮名ってことはないでしょうね。
この演出は、時も場所も特定しない斬新なもので、いわゆる異国情緒を醸すことも避け、保守的な写実主義でも教養をひけらかす現代主義でもなく、メロドラマ的感傷主義に陥ることを避けたものだったそうですけど、舞台写真を見る限りでは、清朝中国と平安貴族ともうちょっと前かなぁ・・の奴婢の風俗をデフォルメして混ぜこぜにしたみたいな感じですね。
by euridice (2008-04-30 14:05) 

keyaki

euridiceさん、ありがとうございます。
>時も場所も特定しない斬新なもの
だと、こうなるの....ユダヤ人的には
いっそのこと、虫の蝶々さんのほうがいいかも。あれは愉快でしたね。
漢字で「幼虫」とか書いてあって....
by keyaki (2008-04-30 15:17) 

サンフランシスコ人

The Baltimore Sunのホームページに英語の批評が出ました!

http://weblogs.baltimoresun.com/entertainment/critics/blog/2008/05/more_thoughts_on_baltimore_ope.html
by サンフランシスコ人 (2008-05-22 04:56) 

サンフランシスコ人

今世紀では、日本人蝶々さんの(アメリカの歌劇場)初出演でしょう。
by サンフランシスコ人 (2008-05-22 05:14) 

keyaki

お知らせ頂きましてありがとうございます。要約して頂くと、更にありがたいです。
今世紀は、まだ8年しかたっていませんものね。
by keyaki (2008-05-22 10:26) 

サンフランシスコ人

「アメリカではありませんが、カナダのモントリオールオペラ で、5月末から」



http://www.timesargus.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20080526/FEATURES14/805260361/1011/FEATURES02

Omura, in her Montreal debut, certainly delivered the drama of Butterfly's life. This character creates a casting dilemma in that the girl is only 15, suggesting a light and clear voice, yet the depth of emotion and Puccini's dense score demand real vocal power. Omura is a dramatic soprano, yet with a crystalline high range. Although there is no attempt in opera to make Butterfly look and sing like a 15-year-old, Omura was convincing, with a broad palette to illustrate the girl's ever-changing emotions. On top of that, Omura's acting was convincing and her sound brilliant and beautiful.


by サンフランシスコ人 (2008-05-27 04:14) 

サンフランシスコ人

市バスの車体の外側に、サンフランシスコ・オペラの『蝶々夫人』の異常に大きい広告が貼り付いているのを見つけました...
by サンフランシスコ人 (2016-11-02 07:04) 

サンフランシスコ人

11/20 金融街の地下鉄の駅に、サンフランシスコ・オペラの『蝶々夫人』の広告がありました...
by サンフランシスコ人 (2016-11-22 08:35) 

サンフランシスコ人

サンフランシスコ人も大仰天..

http://operawire.com/pacific-opera-project-to-present-madama-butterfly-in-japanese-english/

来月、ロサンゼルスで、日本語と英語の「蝶々夫人」.....


by サンフランシスコ人 (2019-03-14 02:40) 

サンフランシスコ人

4/9 写真付き記事があります...

http://www.sfcv.org/reviews/pacific-opera-project/its-one-fine-day-for-pacific-opera-projects-madama-butterfly

It’s “One fine day” for Pacific Opera Project’s Madama Butterfly
By Jim Farber ,
April 9, 2019
Pacific Opera Project

by サンフランシスコ人 (2019-04-10 03:41) 

サンフランシスコ人

大村博美は...

http://operawire.com/david-butt-philip-hiromi-omura-jessica-pratt-lead-opera-australias-melbourne-2020-season/

Graeme Murphy will direct an “innovative and visually stunning” new production of Puccini’s “Madama Butterfly.” It will showcase how “the digital screens can be used to enhance the storytelling and opera experience,” says Artistic Director Lyndon Terracini in the press release. Japanese soprano Hiromi Omura will star as Cio-Cio-San, alongside Sian Sharp as Suzuki and Andeka Gorrotxategi as Pinkerton. Pier Giorgio Morandi will conduct. Performances will be held at Arts Centre Melbourne.
by サンフランシスコ人 (2019-08-23 06:32) 

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